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ビタミンC の定量(リンゴ・レモン の果汁)

(1)100mlメスフラスコに試料をホールピペットで各10mlと取り入れる。
(2) (1)に蒸留水を標線まで加える。
(3)試験管に(1)の溶液を各々ホールピペットで正確に2.0ml測り、6%リン酸二ナトリウム溶液をホールピペットで正確に3.0ml加え混合する。
(4)0.3%DTT溶液えおマイクロピペットで正確に0.5ml加え、室温で10分放置する。
(5)放置後、1%NEM溶液をマイクロピペットで正確に0.5ml加え1分放置する。
(6)放置後、発色試薬をマイクロピペットで正確に2.5ml加えよく混合し、37℃の恒温水槽に入れ、正確に40分間放置する。
(7)恒温水槽から試験管を取り出し、溶液を比色管に適当量移し525nmにおける吸光度を測定する。
(8)検量線からビタミンC濃度(mg/ml)を求める。



(1)この実験方法でビタミンC の定量をしたところ、リンゴにはビタミンC が1ml中に0.14mg。
レモンには1ml中に0.73mg。
とでました。
(2)これを食品成分表と比較すると、食品成分表ではリンゴは(100mg中)4mg、レモンは(100mg中)50mgでした。
(3) (1)を100mg中に直すとリンゴは14mg、レモンは73mgです。
(4)リンゴはビタミンC 含有量が少ないと聞きますが、平均の割合が出してある成分表よりビタミンC が多いのは、なにか理由があるのでしょうか?

A 回答 (1件)

勘違いでしたらすみません(汗)


食品成分表のビタミンC量というのは、「還元型」(アスコルビン酸)としての含有量では
なかったでしょうか。
だとすると、酸化型(デヒドロアスコルビン酸)のものをDTTで還元型にして測定した結果と
比べると、測定結果の方が高くなるのも妥当だと思います。
(レモンでも同様の結果になっている点も、そのことを示唆しているように思えます)


また、下記URLに以下のような記述がありました:
http://www.med.hirosaki-u.ac.jp/~sasakin/nao-h/a …

> りんごのCは比較的少ないが4.7-2.8mg%で、初夏に市場にでたりんごでは
> 13.2mg%を測定、冬のりんごは夏と比較して20%減少した
(Ctrl+Fキーで、「初夏」で検索すると該当箇所が見つかります)

> りんごのアスコルビン酸の含量は一般に少ないといわれるが、品種によっては
> 約40mgという高いものもあり、その他は10mg程度を上下していたという
(同様に「品種」で検索すると該当箇所が見つかります:2箇所該当するので注意)


つまり、今回測定したものが、りんごとしては比較的アスコルビン酸の含有量の
多い品種であった(そして新鮮でもあった)、という可能性も考えられます。
(食品成分表に対する私の認識が誤りだった場合は、こちらで確定)


*実験ミスの可能性(検量線が全体的に高濃度に出る形になってしまっている等)は、考察から除外*
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この回答へのお礼

そうです!!
還元型として定量しました。書き込み不足ですみません。

季節・品種などでもビタミンCの含有量が違うんですね。
とても参考になりました。
ありがとうございます!!

お礼日時:2007/12/07 17:44

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