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NTT東西は営業窓口の廃止を進めています(いた?)が、
それにより不便だと言う声もあります。
しかし、元々KDDIや日本テレコムなどは営業窓口はそうないでしょうし、
TEL等で手続きが出来るので不便と言い切れないと思いますが
どう感じられますか?

A 回答 (4件)

 


営業窓口の廃止が不便というより、それに匹敵するサービス機関なり、サービスのインフラを構築しないで、人件費の削減か費用削減か何か分かりませんが、一方的に営業窓口業務を停止してしまうというのは、非常に問題があります。

KDDIやテレコムの場合、例えば、料金未払いで使用停止になったとしても、KDDIは国際電話がメインですから、よほど国際電話が必須な客でなければ、困ることはなかったのです。また記憶の限り、KDDIは料金滞納で、使用停止というのはなかったように思います。

それに対しNTTは回線を持っている、本来公営機関=公社であったのであり、その回線インフラは、元々国民のものだったのです。NTTの回線使用が、たとえば使用停止になると、NTT回線を使っているその他のサービスもすべて使用停止になります。

また、NTTの利用者数は、日本全国で膨大な数に上るのであり、NTTではない電話会社を使っているという人でも、実はNTTの回線ネットを利用しているのです。NTTは、情報の基幹サービスであり、営業窓口を廃止するのは、相応の理由があれば、それもよいですが、代替のサービスを十分に準備しないで廃止するというのは、国民のものである回線を私物化して国民に不便をさせていることに他ないのです。

例えば、電話代の請求はNTTが多分もっとも厳しく、簡単に回線使用停止にします。従来は、営業窓口に行けば、電話料金を支払えば、すぐに回線は回復しましたが、現在は、NTTが発行した支払い書で払うことでしか、回線の回復はすぐには成立しません。

支払い書を見失った場合、たいへん不便なのです。NTTは、公衆電話等で、支払い書がないと伝えると、郵便を通じて、新しい支払い書を送って来ますが、それには二日前後かかります。しかし、NTTの使用停止というのは、大きな影響を日常活動において引き起こします。

一般に、支払い期日までに支払っていれば、そういうことは起こらないという考えの人がいるかも知れませんが、支払いの考え方は様様で、別にお金がない訳ではないが、支払いは、回線が止まる直前までは支払わないという人や、うっかり忘れていたという人も非常に多いのです。

これは、ある大都市領域で、支払い窓口をNTTが減らして行き、最後に残った支払い窓口では、多数の人が、(コンビニに行けば支払えるのを、支払い書がないので)料金支払いに訪れていたという事実からも、実際に、そういう必要性があるのが分かるのです。

NTTは利用者母数が極端に多いのであり、うっかり支払いを忘れて、電話が止まり、支払い書は見つからないという人も、非常に多数ありえるのです。そんな人は、千人に一人ぐらいだろうと言っても、NTT利用者・契約者数は、1千万人ではないはずで、何千万か分かりませんが、千人に一人でも、全国では、数万人いることになります。

仮に一万人に一人だとしても、全国で数千人いることになり、人口の多く、特に、電話を日常的に使用する人は大都市に多いことを考えれば、1万人に一人でも、東京で千人、大阪で千人などという数になります。

銀行などでは、支店を置くだけの場所が取れないが、サービス上重要な場所には、ATMだけでも置いている例が多数あります。NTTも、上の支払い書の問題なら、何故、支払い書の再発行を自動的に行う機械を置いた場所を確保しておかないのか、という疑問が起こるのです。

以前、営業所があった時には、自動的に電話番号を入力すると、未納分の支払い書を再発行する機械を置いていましたから、この機械を設置しないというのは、サービス意識の低さを証明しているものだと思えます。大都市に一台づつでも、このような自動支払い書再発行機械を置けば、何千人とかの人の不便は防げるはずなのです。

郵便では送るが、再発行機械は設置しないというNTTの方針は、郵便局でもATMを、局が閉まっているときにも稼動させているという状況と比べて、あまりにもユーザー無視であり、もともとその回線財産は、国民のものだったということを忘却した企業エゴに他ならないと思えます。

これは具体例を挙げたのですが、NTTは、不合理なサービスや勝手なサービスが非常に多く、ユーザーを完全に舐めているとしか思えない部分があるのです。

もう一度言うと、KDDIやテレコム,その他の情報企業も、回線という点では、全国的サービスをしようとすれば、NTTの回線に依存せざるを得ない現実があるのです。NTTと同等の全国的回線ネットを持つ企業が出現すれば、NTTは競争せざるを得なくなり、もっとユーザー重視、サービス重視になるでしょうが、回線独占状態では、どうにもならないのです。

かつて、郵便の小包などは、無茶苦茶な扱いを郵政事業者つまり郵便局は行っていました。小包などは、どう厳重に梱包しても、陶器などは必ず壊れるということを、実地に試験して確認した例もあります。要するに、昔は、小包などを、放り投げたり、平気で、かつ意図してものにぶつけたりしていたのです。

しかし、宅配便業者が全国的に展開して来た結果、現在、郵便局の小包やゆうパックで品物を送っても、ほとんど破損するというようなことはなくなりました。宅配業者が全国展開できた背景には、郵便局のあまりな小包の扱いの悪さとユーザー無視、サービス軽視の姿勢があったため、結局、客が宅配便に流れてしまったのです。

NTTの電話回線ネットは、容易に民間企業では構築できない、非常に高価なインフラであり、これを盾にとって、ユーザー軽視を続行するNTTは許しがたいところがあるのです。

カスマター無視のヤフーでさえ、あまりにサービスが悪いので、客離れがひどくなって、フリーダイヤルの電話を設置し、迅速に対応し、サービスを充実させようと努力しているのであり、NTTの姿勢は、まったくユーザー・サービスの点で、逆行しているとしか言いようがないでしょう。

ヤフーでも、困っていないで契約して利用していた人は大勢いたのです。しかし、困ってしまった人がそれ以上に多かったので、ヤフーもサービス改善を行ったのです。NTTの場合、民間企業となっても、なお、国民的利用のインフラを独占している組織であり、多くの人は不便を感じていないでは済まないということです。

NTTには、営業努力やサービス精神が感じられないのだということがあるのです。(NTTのような国家的インフラを持つサービスは、大勢の人がこれで良いと仮に言っても、1万人に一人ということは、日本人口で、1万2千人が不便だと言えば、それに対応する義務があるのだとも思います。工夫をすれば、色々改善できることがあるのです)。
 

この回答への補足

ご回答ありがとうございます

>国民のものである回線を私物化して国民に不便をさせていることに他ないのです。
うん、JRも廃止するぞ!!! とかやってるし。

以下、考えもしませんでしたが全く同意できます。
スジが通っていると思います。
すごくしっかりと話を展開されていて恐れ入りました。

そういえば銀行の窓口も行かないな~

補足日時:2002/09/14 19:21
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こんにちわ、jixyoji-と申しますm(__)mペコ。



営業窓口が廃止されていると言う事はNTTが窮地に追い込まれている証拠です。2002年3月期決算でもNTTの連結決算は日本企業過去最大の"2兆円"の特別損失を計上し約8,000億円近い赤字を出し、日本の法人で過去最高の大赤字です。このような赤字を出す企業が営業窓口を廃止するのは資本主義の経済では当然だと考えられます。

しかもここ何期か特にNTT西日本の赤字営業が続き、頼みのNTTDoCoMoのi-modeの次に収益の柱に見込んでいた「FOMA」も失敗に終わり黄色信号から赤信号に変わりつつありますしね。

詳しくは下記過去ログの内容を拝見していただければ『始めにNTTありき』の考えを少しは改めなくてはならないと思っていただけるのではないでしょうか?

「NTT分社化について」 
http://www.okweb.ne.jp/kotaeru.php3?q=348885

それではよりよいネット環境をm(._.)m。
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この回答へのお礼

こんにちわ、ご回答ありがとうございます。遅くなり申し訳ないです。
資本主義の観点からですね。民間企業であることも認識しなければいけませんね。

お礼日時:2002/09/17 21:04

おはようございます。


 電話が入って約40年です。確かに1番の方が言うようにこれまではほとんど不便は有りませんでした。しかし、通話料金を口座引き落としでなく、何かの理由で直接払ったり、テレホンカードで払うとなると不便で困る人も多いと思います。
 私のところでは第2電電の一つとの引き落としを止めた時に、銀行の係がNTTの方まで解約してしまいました。この機会に1万数千円分もたまっていたカードを利用しようと、営業所の有るところを調べたら、東京の南部では五反田と蒲田のみ。幸い私の家からはその一方と、かつて地域の担当だった電話局とはほぼ同じ距離なので、実際にはそれほど影響は有りませんでした。

 第2電電は発足時に会社の営業経費や客の利便性を考えて、極力電話や手紙で用が済むような方向に会社の業務の有り方をもって行ったものと思います。
 全国の電話帳を例に取っても、こんなものNTTしか作っていませんよね。でも、必要が有って閲覧するには営業所へ行くか、この頃では少しずつ増えている電話帳収蔵の図書館に行くかしかないわけです。NTTは色々と昔から有るものを引き摺っていて、それで話がそれほど単純ではないというところでしょうか(加入権の問題なんていうのも有りますね)。
 要するに第2電電は電電公社が作った基礎の上で、それなりに楽な商売をしている気もします。こんな書き方では関係者に怒られそうですが。

この回答への補足

おはようございます、ご回答ありがとうございます。
テレホンカードで払うなら郵送でも出来そうですが
損害賠償できませんというダメな郵便じゃだめですね~
そんないい加減な信書輸送で成り立っている日本もまた?

>要するに第2電電は電電公社が作った基礎の上で、それなりに楽な商売をしている気もします。
う~んそうですか~ 全く無知です。

補足日時:2002/09/14 19:22
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 NTTの営業窓口、すなわち電電公社時代は「電報電話局」と呼んでいた所は、たとえば電話の名義変更、電話の新設やコネクタの移設や増設といった用事でなければ、普段はあまり出向くことはないと思います。


 KDDIや日本テレコムなどのいわゆる新電電系の電話会社は、一般家庭の電話回線は原則としてまずはNTTと接続されていますから、よほどのことがないかぎり、NTT以上にこうした窓口に出向く用事は生じないと思います。
 ですから、個々の事情により違いもあるでしょうが、普通はあまり不便を感じることはないと思います。

この回答への補足

ご回答ありがとうございます。
私も全く同じなんですけど~ 

補足日時:2002/09/14 19:20
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