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先日クラスでmenacer と faire du chantageの違いについて話し合っていましたが、私には違いがよく判りませんでした。
私の中で日本語でも多分区別がついていないんだと思います。
話し合いの中でたとえが出て、
Si tu fais ca, je mourrai. は faire du chantage だ、といってましたが、私にはmenacerのような気がします。
どうかこの違いを判りやすく説明していただけますでしょうか。
よろしくお願いします。

A 回答 (8件)

lunartemis さん こんにちは



お示しの例文ですと、menacerですね

違いは厳格に言えば、人に知られたくない事柄

暴露されるとスキャンダルになる事
名誉や威信を傷つけることになる事

その他もろもろを暴露するとmenacerして
人から、金品をせびりや便宜を図れと
することがchantageです

例えば、mettre le couteau sur la gorge
(コレもイメージ豊かな慣用句です)と
強盗が金を出せと言うのは、menacerです
一方、旧友が成功したあなたに会いにきて
共に若かりし頃の悪事を“バラス”と言って
色々な便宜(お金など)を計れとするのが
faire du chantage です

無論、このような用法・用例の違いが
薄れている(混同)しまっている現状

このような混同や混乱を避けて
本来の意味を探ろうとすれば
少し時代を遡って、19世紀後半辺りから
色々と捜してくると明確になります

それが、大変なら、menacerを自動詞として
Tiens, la pluie menace... 等の例文からも
違いが、想像できませんでしょうか

コレで、大丈夫でしょうか。。。
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この回答へのお礼

わかりやすい説明ありがとうございます。
確かに時代を遡って捜してみると面白そうですね。
faire chanterがなぜ恐喝するになるのかも判りそうですね。
最後の例文はとても判りやすいです。
私はLa pluie menace.したつもりはないのに相手はそう受け取ることが多いようですが・・・

お礼日時:2007/12/14 23:42

lunartemis さん お読み頂き,お言葉を寄せて頂き深謝です



言葉を勉強していらっしゃるとして、ツリーの飾りに、一言半句添えます

言葉を正確に、利用しようとすれば
その成り立ちに、その混沌な現状に
そして今後の展開に、思いを馳せて

(1)成り立ち:

chantageとの名詞の成立状況は不明 ある人はfaire chanter の用法からかと
faire chanter qn は、歌わせるでなくて,その人物を思い通りに従わせること
自白させる(脅しや、拷問にかけたり)この用法が、faire+名詞の言い回しで
この-chantage-が生れたのではないかと

(2)混沌な現状:

こちらは、前回の回答です

(3)今後の展開:

今後、どのようになると予測致しますか -faire chanter- よりもずっと卑俗な
言い方で(此方のほうがイメージ豊富)-faire cracher- との言い方があります

● Ce loulou-la va faire cracher la monnaie d'un distributeur de boissons
(他愛のないcorrectionnlesでしょうか)

● On va faire cracher son pognon gagne malhonnetement
(此方が、chantage です)

ここからが、面黒い処、このcracherをする人との名詞にcracheur(唾などを吐く人)がある
サーカスの火吹き男をcracheur de feu と言うのは、ご存知だと思います 
どうやら、ここから crachage との名詞が生れて(未だ辞書には無し)きているようです
ですから、faire du chantage の意味合いが、それに添える形容詞(affectif,ignoble etc)で
変化して、本来の意味が希薄になってくれば、それに代わって将来

● -faire du crachage-

と言われているかも知れません

人の心の二面性

● Le chantage, c'est la bourse ou l'honneur...

でもやはり同じchanterなら、橘曙覧の世界の如き

Tiens, l'eau commence a chanter...

このお湯で、これからpause-cafeです。。。
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この回答へのお礼

重ね重ね興味深い回答ありがとうございます。
どこの言葉も共通していると思いますが、年代や場所によって使い方が変わっていくのは仕方が無いことだと思います。
その反面本来の意味を知ると"なるほど"と、急に視界が開けてくることもあります。
本来怠け者なので上達が遅いですがpetit a petit
La langue qui chante
出来るように頑張ります。

お礼日時:2007/12/18 08:02

No.5、6です。

何度もすみません。No.5の回答に書く予定だったのですが、解説が長すぎて忘れていましたので、補足します。

1.ご質問にある「そんなことしたら死んでやる」に対して、相手がfaire du chantageを使ってTu fais du chantage.と言ったとしたら、その場合の訳し方は、No.5、6の解説を踏まえ意訳すると、
「無茶言うなよ」
「勘弁してくれよ」
といった感じになります。相手の脅しを重みを持って受け取っている応答です。

2.ちなみにmenacerを使ってTu me menaces?だと、
「脅迫すんの?」
「それで脅してるつもり?」
といった意訳になります。

3.なお、faire du chantageはNo.5の離婚の例文でも示したように、フランスではこうした痴話喧嘩のみならず、一般の会話でよく使われる表現です。

この冬頻発したフランスの交通ストは、人々はまさに「faire du chantage」=「利用客を人質に国と交渉している」と言って、スト側を強く非難していました。

何度も失礼しました。
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この回答へのお礼

応答まで頂いてありがとうございます。
最近やっとラジオやテレビで何を言ってるか判るようになりました。
まだまだ詳細となると難しいですが・・・
モントリオールでもフランスの交通ストのニュースは頻繁に流れていて大変だな、と思っておりました。
確かにあれもchantageになりますね。

お礼日時:2007/12/15 00:19

No.5です。

結論を書き忘れましたので、下記の文を補足して下さい。

従って、ご質問文の例では、「そんなことしたら死んでやる」という脅しが、聞き手にとっては、「そんなことをさせない」ような強制力を持った「脅し」に映ったのでしょう。

命をたてにとられて「そんなことができない」可能性が高ければ、その人にとってはchantageになってしまいます。

また、その人にとっても相手の「命」は、「そんなことをさせない」に値する、大切なものであるのかもしれません。

全ては話し手の主観、状況判断によりますので、可能性のみ締めさせていただきます。
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はじめまして。



ご質問1:
<menacer と faire du chantageの違いについて話し合っていましたが、私には違いがよく判りませんでした。>

「口先」と「実行」の違いです。

1.menacerは「脅す」「脅迫する」といった、「相手に害を加えそうな気持ちを見せる」ことを表し、文脈によっては「恐喝する」「威嚇する」と訳出されることもあります。

ただし、脅し、恐喝して、果たして相手が言う通りにするかは、相手の判断次第ですので、ある意味「口先」での脅しとなるわけです。つまり、menacer自体には、それによって騙し取ったり、勝ち取ったりという行為の結果までは含まれていないということです。

2.faire du chantageはその先を行く、「脅して騙し取る」という「恐喝騙取」、「強請(ゆすり)」というあからさまな犯罪行為を指します。

menacerよりももっと強い、何かをたて(人質)にとった、強制行為をいいます。

3.どちらの用語も、犯罪用語にもなりますし、通常の会話で何気に使われることもあります。それは、話し手の主観、状況で自由に使い分けることができます。


ご質問2:
<Si tu fais ca, je mourrai. は faire du chantage だ、といってましたが、私にはmenacerのような気がします。>

話し手の主観次第です。

1.人にとっては「menacerで十分、chantageは大げさ」と思われることでも、脅された人にとっては、faire du chantageに相当する「脅威」なのかもしれません。

それは、状況、文脈、感情の絡む人間関係などによって、話し手の主観によって、どちらの表現を自由に選ぶことができるからです。

2. 何を脅しの材料にするかで、その脅しをmenacerととるかchantageととるかの決め手になります。

ご質問文では、「死んでやる」=「自殺」ということをたてにとっていますから、命とひきかえに、相手の嫌がることをさせる(したいことをさせない)というのであれば、相手にとってはchantageに映るもの無理はありません。

3.ご質問文にあるSi tu fais ca「もしそんなことしたら」のca「そんなこと」が、常識的なこと、正しい判断であればなおさら、それをさせないというのは、「恐喝してやめさせる」chantageになり得ます。

4.例えば、ご質問にある会話が以下のような状況でなされれば、どちらの動詞の使用も可能になります。
例:

(1)Bは離婚したいが、Aは離婚したくない状況で:
A「そんなこと(離婚)したら、死んでやる」
B「それはchantageだ」

BはAの命をたてに離婚の自由を阻まれます。命をたてに人生の自由な決断を阻まれるというのであれば、Bにとっては「強制的な離婚阻止」=「強制執行」にうつるかもしれません。

(2)Bは離婚したいが、Aは離婚したくない状況で:
A「そんなこと(離婚)したら、死んでやる」
B「それはmenacerだ」

Aの脅しが日常的なもので、あきらかに「口先」だけだとわかっているような場合は、menacerで十分です。Bもさほど脅しの脅威を感じていないので、主観的にchantageではなくmenacerという表現をとっています。

5.ただ、この(1)(2)2つの例文の違いは、BのAに対する愛情の深さの違いも読み取れます。

chantageを用いた(1)の文では、BはAに人間としての情があることがわかります。何故ならAが自殺することは、Bにとっても悲しいこと、つらいことであり、Bにとっては自殺を引き合いに出されては、身動きできないと感じているからです。つまり、自分の離婚したい意志も大切だけれど、Aの命も同じように(同等に)大切だと感じています。

menacerを用いた(2)の文でも勿論、Aの自殺を「脅威」と感じているわけですから、情がないというわけではありません。ただ、menacerを使うことによって、Aの命が離婚の意志を取り下げる強制力にならない、という点では、主観的にBはAにそれほど情がないことが感じられます。Aの命をはった脅しも功をなさないからです。


以上ご参考までに。
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この回答へのお礼

大変参考になりました。
例文はanapaultule様の回答で私の聞き漏らしが分かりましたが、愛情の深さの違いも見逃せませんね。
たまたまpolice系のDVDを見ていたときにfaire du chantageといっていたときにふっと、menacerとの違いは何だろうと思ったのかきっかけでした。
私はメロドラマ系はあまり見ないので、きっとこのようにmenacerやchantageしているのがよく判るんでしょうね。
ありがとうございます。

お礼日時:2007/12/15 00:07

すでに的確なご回答がでておりますが


わたくしは日本語で。
「脅迫」 と 「恐喝」の違いですね。
これは似ているようで違うものです。

menacer は「脅迫」
faire du chantage は「恐喝」

に当たります。

Si tu fais ca, je mourrai. 「そんなことしたら 死んでやる」
は「脅迫」ですね。
「恐喝」ではありません。

ですから menacer で御質問者様が正解です。

ご参考までに。
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この回答へのお礼

「脅迫」と「恐喝」の違い。
似ているようで違うことは判りますが、この違い私には難しかったです。
回答ありがとうございます。

お礼日時:2007/12/14 23:49

No2.です



一言、オマケトして追加です

このchantageに、形容詞affectifを添え
-chantage affectif- と、致しますと
心理的なプレッシャを相手に掛けること

● Ce petit garcon a fait du chantage affectif.

幼子が、ダダを捏ねて
○○を買ってくれないなら、△△しないとか
逆に母親が、勉強しないと、○○買ってあげないと
このようなことを、-chantage affectif-と
無論、斯様なことは、恋人同士でもあります

こんなchantageには、ハグで答えるのが一番と

Noelも近いので、ささやかなおまけです。。。
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この回答へのお礼

例文はこのような状況でした。
母親が子供の行いが悪い時にこのように脅す、といってたので私はaffectifの部分を聞き漏らしたのだと思います。
重ねて回答ありがとうございます。

お礼日時:2007/12/14 23:45

chantageを仏仏辞典で調べると“ extorsion d'argent sous la menace de revelations scandaleuses”とあります。

つまり、ある人の知られたくない悪いことをネタに金をくれないとバラすぞ といって脅すことですね。ですから“ Si tu fais ca, je mourrai. ”は該当しないと思います。
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この回答へのお礼

参考になりました。ありがとうございます。

お礼日時:2007/12/14 23:26

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