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分数a/bの分母・分子を既約な整数で、また分母が正とします。
つまり、gcd(a, b) = 1、b > 0。

このとき、rを有理数として、

r^(a/b) が有理数ならばr^(1/b) が有理数

であることは正しいと思われますが、どのように証明できるのでしょうか?

A 回答 (4件)

すみません。

訂正します。

r^(a/b) が有理数となる場合は、
rの分子、分母をそれぞれ、素因数分解したとき、素因数分解の一意性より、個々の素因数の指数は、bの倍数でなければなりません。すると、rの指数の分母bは簡約されますね。したがって、r^(1/b)は有理数になります。
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aとbが互いに素であることより


   am + bn = 1
を満たす整数m,nが存在しますから,
   (a/b)m + n = 1/b
したがって,r^(a/b) が有理数ならば,
   r^(1/b) = {r^(a/b)} ^m * r^n
も整数となります。

表向きは出てきませんが,r^(a/b)が定義できるという
ことから,rは「正の」有理数ですよね。
途中に用いた定理の証明は dfhsds さんにお任せします。

rを(正の)有理数と仮定するより,むしろ
   r = 2^(3/4),a = 4,b = 3
のときのように,r^(a/b) が有理数でも r^(1/b) が有理数
とは限らないということの方に興味が惹かれました。
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あっ、そうか、論理の問題ですよね。



b=1のとき、命題は明らかに「真」ですよね。
b>1のときは、r^(a/b) は有理数となりませんから、
「r^(a/b) が有理数ならばr^(1/b) が有理数」
は「真」です。
仮定が「偽」なら、結論は何であっても、命題は「真」となるのです。
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gcd(a, b) = 1で、b>1なら、rを有理数としたとき、


r^(a/b) は有理数となりません。

b=1ならば、
「r^(a/b) が有理数ならばr^(1/b) が有理数」
は明らかですよね。

問題のミスか、何か勘違いされているような気がします。
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この回答へのお礼

4^(3/2)=8

(4/9)^(3/2)=8/27
などのように、r^(a/b) は有理数となることがあります。

お礼日時:2007/12/15 22:13

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