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連合軍のフランスへのドイツ勢力への空爆は、どれくらいの規模だったのでしょうか?日本より大きな被害を出したのでしょうか?

A 回答 (3件)

1940年6月以降、1944年の9月まで英米軍は、フランス(北部)各地を


空爆しましたが、当然「都市への無差別爆撃」はほとんど行っては
いません。
目標はあくまでもドイツの航空基地、レーダーサイト、地上部隊、
海軍基地、補給集積所、補給路等ですね。
しかし・・・・

大戦中、フランスは18万人の民間人死者を出しました。
イギリス民間人死者数の3倍です。
もちろん、激しい地上戦に巻き込まれたからでしょうが、大半は
空爆による犠牲者です。
なぜなら、同じ国土が戦場になったイタリアに比べ2倍の民間人死者数
だからです。
ちなみに、日本の民間人死者数は50万人。
数字から見れば、日本よりは被害が少ないでしょう・・・。

ドイツの部隊移動や補給は当然、交通の発達した都市部にあります。
ドイツの戦争経済を支える工場には、多くのフランス人労働者や
周囲には民間人も多く住んでいます。
ドイツの地上部隊と避難民の区別は、空からは難しいです。
ドイツの補給は、フランスの鉄道を使いますからフランス人の物資
輸送も滞ります。
実際、後遺症の残る負傷や物資不足から来る病死も含めると
犠牲者数は軽く100万人を超すでしょう。

大戦中の映像を見ると、米兵に抱きつき歓喜するフランス市民がよく
映りますが、多くは無傷のパリのみ。
ノルマンディやフランドルのフランス人の中には、英米兵に激しい
抗議をする市民も少なくなかったそうです。

フランス人にしてみたら一番憎いのはもちろんドイツですが
遠慮なく国土を破壊するイギリスは、実は2番目に憎い国です。
パリには、現在第二次大戦での功績のあった人物名や地名が
駅や通りについてます(ルーズベルトやスターリングラード等)が
イギリス関連の名前が無いのが、その証と言えます。
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この回答へのお礼

ありがとうございす。
あの、テレビでよく映っているフランス人の感激映像は、まったくの意識操作的捏造だったわけですね。
英米の、味方(しかしこいつがやられたから迷惑してるんだ!)という意識で自分の国土じゃないところぞ次々破壊ていくというのは、致し方ないのかもしれませんが、やられる方は割り切れないでしょう。

かなりの被害を出したものだとわかりました。ひょっとするとドイツから受けたより大きいでしょうね。

お礼日時:2007/12/19 13:08

連合軍のフランスへの空爆はドイツ軍の軍事施設、鉄道、港湾設備などに限られていました。


フランスのレジスタンスからの情報でこれらの所在、規模などは詳しく提供されていました。
勿論誤爆も発生することはありましたが・・・

ドイツ軍の海岸要塞はノルマンディー上陸を秘匿する為、カレー方面に集中するなど工夫されたようです。

制空権は連合国側にありましたからノルマンディー上陸後はかなり激しい空爆がおこなわれました。 
しかし都市無差別爆撃はドイツにむけただけでフランスでは皆無だったと思います。
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この回答へのお礼

都市無差別は明らかに無意味でしょうから。ドイツ国民へのものさへどうかともいますね。これは明らかに復讐でしょう。

かなり周辺への誤爆、誤殺もあったでしょう。

お礼日時:2007/12/19 13:10

少なくとも・・・


ドイツ軍に占領されていたパリは空爆されてません。
むしろ、ヒトラーからのパリ破壊命令を無視し、街を守る為
無抵抗で降伏したディートリヒ・フォン・コルティッツ将軍
の話の方が有名では?

http://wpedia.search.goo.ne.jp/search/%A5%D1%A5% …
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この回答へのお礼

パリはまた軍事的に意味のないところでしたね。ヒトラーはいかれていたのでしょう。

お礼日時:2007/12/19 13:10

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