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理系の4回生ですがまだ学会の全国大会でしか発表をしたことがないです。修士課程で自分はアカデミックの世界で生きていけるかということを検討するために、修士2年までにFirst authorで学術雑誌に1報投稿し、国際会議で発表をすると決めようと思うのですがハードルが高すぎると思いますか?力不足だと感じたら潔く企業研究者になりますし、、自分はやっていけると思ったらアカポスを狙いたいです。大学の研究者になるのはそんなに甘くないとか言う意見でもいいのでなにか博士課程進学の決め手になる基準を教えてください

A 回答 (5件)

ご専門分野はなにですか? 分野により事情は少し異なるかもしれませんが、


1)国際会議で発表。
はっきり言って、95%の国際会議はバカでもチョンでも発表できます。
・参加費5万円~10万円を払えること。
・会議の開催場所までの旅費が払える。
・英語で申込みができる。英語でポスターが用意できる。
(ポスター発表だったら、これは裏技ですが、英語が話せなくても
 大丈夫です。)
これだけですので、自分が研究職に向くかどうかの判定にはなりません。

2)論文の第一著者
これはむしろ運しだいです。貴方の研究室の1,2年上の先輩が優秀で大きな発見をしたとすると、貴方はたいした努力もしないで、その先輩がやったことを少し条件を変えて測定するだけで論文になる場合があります。この場合でも教授が面倒見のいい人でないと、教授が第一著者で貴方と共著で論文を書いてしまう場合があるので、これも運です。

逆に運が悪いと、貴方がどんなに優秀でも、配属された研究室にすぐに論文になるテーマがない場合、貴方はまず土を耕すことから始めなければならないので、その後に種をまいて、実をつけるのは早くても3~5年先です。貴方が修士でやめれば、後輩が美味しい思いをするかも。
まあ、実をつけない可能性もあるが。

ただ逆にゼロから自分で作った人の方が将来(5年とか10年先)にいい研究者になるかもしれません。だからどっちが運がいいかは微妙です。
【結論】修士の2年間じゃ研究に向いているかどうかは判断できないので、本当に研究者になりたいのであれば、博士まで進むべきだと思います。
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理系と言ってもいろんな分野があって事情もかなり異なるので、こういう場所で知らない相手に的確にアドバイスするのはなかなか難しい質問だと思います。



1stで学術雑誌投稿:指導教員の協力があれば可能だと思います。
国際会議:海外での国際会議は旅費も高いし参加費も5-10万円ととても高額なのでお金が問題です。発表の質は会議によってピンきりですが、Proceedingsの英文は業者に見てもらうとして、後はポスター発表なら語学的な問題はほとんどあまりありません。オーラルなら発表後の質問で英語がわからず玉砕する人がたまにいますし、1回目はけっこう度胸は要ると思います、が度胸の問題ですね。

博士課程進学の決め手は、まず指導教員に相談すること。それと自分の分野で「博士の就職難」を経験している20代後半~30代前半のポスドクや教員に相談すること、ですかね?アドバイスに個人差が大きいと思うので、できるだけ多くの人に聞く方がいいですよ。

また、修士時代に学会主催の各種学生イベントに参加したり、国内開催の国際学会に参加して、今の博士課程の学生などと接しながら、「同世代の中での自分の位置付け」を把握する努力をすると良いと思います。

「理系」でも分野によって様々ですが、いずれにしろアカデミックに残るのは簡単ではない時代なので(しかも運も大きく作用するので)、残れなかった時どうするのか、どうできるのか(例えば民間に転向できるのかどうか)、も考える必要がありますね。後は、夢を追うためならハイリスクローリターンでもいいや!と思えるかどうかですかね。
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国際会議といっても色々とレベルがあるから、自分が修士の時にやる研究の成果を冷静に見て、それに適した会議に出せば良いし、不可能では無いと思いますよ。

査読で落ちたとしても一流の研究者からのコメントもらえますし、非常に有意義だと思います。

ただ、他の方も書いておられるように、旅費が非常にかかるのが問題です。まぁアカポスを狙おうと考えられるような大学・研究室なら、資金は潤沢にありそうですが・・・・。ただ、国の研究助成金は学生には成果発表の為の旅費を払う事ができなかったりといった技術的な問題にさえぎられる事は無いとも限りませんので、早めに指導教官と相談が必要だと思います。

英語に関しては、日本人なら、英語圏に住んでいたというのでなければ、なからずちゃんとした英文校正業者を通しましょう。研究費で出せます。なので、貴方自身は英語論文を読めるレベルであれば、気にする事は無いと思いますよ。
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私大教員です。

ハードルが高すぎるとは思いません。私が学生の頃は、修士のうちに、査読論文を書くことは修了条件でした(修士入学時に言われました)。国際学会は旅費がいるので研究室次第ですが、まずは研究成果を出して、指導教員に聞いてみるのがよいと思います。研究成果が出ていれば、論文は書いてみろと私なら言います。国際学会は、できれば海外がよいですが、旅費が無ければ、国内開催の国際会議もありますので不可能ではないと思います。
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>博士課程進学の決め手になる基準



本当に研究をやっていきたいか(興味があるか)、ではないでしょうか?

>修士2年までにFirst authorで学術雑誌に1報投稿し、国際会議で発表をすると決めようと思う

どんな分野の研究をやられているのかは知りませんが、自分の意志でできることではないと思います。
論文を書く、学会にでるとは一人で勝手に決められることではなく教授のサポートあってのことです。

研究室よりけりだとは思いますが、研究内容はもちろんのことFirstで論文を出すとなるとそれ相応の英語力はお持ちなのですよね?
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