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過疎地に住んでいます。

10年後には高齢化と人口減少で住宅も減ってきそうです。
それでも、周りは観光客を呼び込もうとそんな話題が多いです。
また、行政は箱物を沢山作ってまだ頑張っています。

こんなに税金を投入して効果が生まれないのに、無駄だと思います。
観光で成功した例なんてあまり聞いたこともないです。
都会からお客がくると本気で考えているのでしょうか?
私には疑問だらけです。

A 回答 (9件)

#4です。

ご指摘のハコモノ行政をやめることは実はとてつもない痛みを伴うものです。
ハコモノ行政をやめれば確かに「無駄な公共事業」は減らせるのですから短期的には出費は減ります。しかしそうなると当然公共事業に頼っていた地元の建設業者は倒産ということになります。するとまず単純にそういった人たちが失業します。そして、その建設業者にセメントなどの資材を納入していた業者も倒産したりリストラを強いられたりします。さらに、その建設業者や納入業者などに弁当を出していた仕出し屋や彼らが仕事の後に寄っていた飲み屋なども客がいなくなるので潰れるところが出てくるでしょう。建設業者に車やトラックは欠かせません。ガソリンスタンドも売り上げが減ります。建設業者の従業員に保険を売っていた保険のおばちゃんも売り上げが減ります。そうやって次々とドミノ式に失業者が増えていくことになります。
そうすると、代替の産業がないわけですから、彼らは自ずと生活保護の受給を申請するということになります。地方自治体からすると、市民の所得が減るわけですから税収減になるのに生活保護の申請などが増えて出費増になります。当然、そういう人たちは給食費なども支払えないのですからそういう面でも自治体の負担は増えます。
すると、手段としてはみっつの方法を取らざるを得ません。ひとつは、市民へのさらなる負担増です。支払える能力のある人は、支払ってくださいということです。もうひとつが、市民への出費の減です。お年寄りに無料のパスは出せません、医療費は自分で負担してください、生活保護のひとりあたりの支給額を減らしますということです。
そしてもうひとつが自治体職員のリストラです。しかし自治体も必要な職員はいますから、自然、減らしやすい部署から減らすということになります。例えば、図書館の職員というのは上下水道管理の職員より必要性は低いでしょう。そうすると、最悪図書館は閉館して職員をリストラしようということになります。
職員がリストラされれば、また失業率は上がります。さらに、その自治体職員が昼食をとっていた定食屋の売り上げが減り、市役所の近くのコンビニの売り上げが減り・・・とさらなる「不況が不況を呼ぶ」恐怖のスパイラルに陥ります。
そうなると生活が成り立たないので仕事を求めて都会に出る人たちがさらに増えます。学校を卒業した若者も、地元で仕事がないので都会に行かざるを得なくなります。自治体にとっては人口減によるさらなる税収の減少という事態になり、自ずと第二の夕張市へと続くというわけです。

ご指摘の如く、ハコモノ行政を続けるとジリ貧が続きます。しかし、やめるとドカ貧になることになります(代替の雇用がない限り100%そうなる)。どっちをとりますかという話です。どちらにせよ、過疎地になんらかの活気を与えて税収と特に人口を増やすようにしないと遅かれ早かれ夕張市への道を進むこととなります。
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この回答へのお礼

市町村合併や、公共事業削減をすればするほどジリ貧ですね。
効率だけでは、全てを解決できないですからね。

私の町の、建設業はかなり減ってきています。

お礼日時:2007/12/24 02:09

過疎地の再生が強く主張されるのは、地方議員の力が強いからです。


選挙のたびに一票の格差が話題になりますが、実際都会に住む人の一票の価値は低く、人口の少ない地方ほど一票の価値が大きくなります。

また政権党である自民党の有力者は、地方出身者が多いため、なおさら地方の声が大きく取りざたされます。

もっとも皮肉なことに、地方出身の議員が国政に影響をもつようになると、地方にカネを出したくてもそのカネがもう無いという現実が突きつけられるため、声が大きい割には地方の振興は進んでいません。

さて、では地域再生が実現可能かというと、質問者の方が述べるように箱物行政はもう限界が来ています。
では観光はどうかというと、湯布院や黒川温泉のように一部は成功するかもしれませんが、おそらく競争の中でほとんどの地方は脱落するでしょう。

次に農業ですが、これは可能性は高いです。
例えば青森のリンゴ。今では高級品として、アメリカや中国に大々的に輸出されています。
国や地方が本腰を入れて、農業の競争力を高める政策をとれば、救われる地方は増えていくでしょう。
しかし、最近の新聞に出ていたように、政府も野党の民主党も、農家の票欲しさに、農家に援助金を出す方針に傾いています。
これでは、怠けていても経営が成り立つため、農業がいつまでたっても自立できません。
よって、今の政権が続く限り、また民主党政権に代わっても、農業の振興で地方が復興する可能性は極めて低いと思われます。

ただ希望が持てるのは、中国に進出した工場が日本に戻ってきていることです。
九州北部では、自動車関係の工場がどんどん増えているそうです。
このように、企業の誘致に成功した地方は、これからどんどん復興していくでしょう。
しかし、できなかった地方は、これまでと同様に衰退していく可能性が高いと思われます。
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> 住民の生活を助ける方が先だと


行政が直接生活の援助をすることはできません、これはわかりますよね。
そして、もし仮に生活援助ができても住民は消極的な生活にしかなりません。むしろ援助を受けることでより一層消極的なるでしょう。
箱物は確かに維持費がかかりますが、とりあえずそこで働く人は必要になります、つまり住民の収入の手助けになるわけです。
そして多少でも観光客が増えればそれに伴う事業も出てきます、何より地域に活気が生まれます、働く人に張り合いが生まれます。
補助金をもらって只々空気を吸っているだけの生活では、人は本当に生きているといえるでしょうか?
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この回答へのお礼

箱物は維持費だけではなく、建設費もかかるのでは?
どうせ、国庫補助金で建ててもらって、維持だけはする。但し赤字垂れ流し。経営が行き詰れば国にお願い。
という、夕張市と同じ考えではないでしょうか?

直接生活を助けるのは無理にしても、これ以上の浪費を減らして増税や使用料増を減らすことはできるのではないでしょうか?
一人暮らしのお年寄りの家でも同じように、税金や使用料の高額請求がくるのはおかしいと思います。

お礼日時:2007/12/23 19:37

箱モノを作って人が来てくれればなおよし。


来てくれなくても、当面の建設で地元の土建屋が潤って地元で雇われた人の給与が保証されればそれでよし、応援した地元議員の票になればそれもよし、というのが本音です。
「ソフト」を考える能力が乏しいので、思いつきやすい「ハード」に行きたがるのは、どこの首長も同じです。
首長のセンスと能力次第といえます。
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人の集まる場所に幸せは訪れる。


家でも同じ事。
人が来る家と来ない家を見れば良いですよ。

建物を立派にすれば人が入ってくるとでも思っているのは
建てている人が来てくれない家なんでしょうね。
悪循環。
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では逆に伺いますが、観光以外にお住まいの地域を再生させる方法があると思いますか?


まず農業については安い外国産に押されていて全く商売にならないのはよくご存知だと思います。ご近所で純粋に専業農家で生計を立てている人はあまりいないのではないでしょうか。
では工場などの産業誘致はどうでしょう。今どき国内に大規模な工場を企業が新規に建設するのはまれです。当たり前で、中国のほうがよっぽど安くて大きな工場が作れるからです。
残るは箱モノや道路工事のような公共事業です。長所は、建設業を始めとして雇用とビジネスが生まれることです。欠点は、国から助成金をもらわないと成り立たないことです。

今はどこの地方でも観光誘致か公共事業ばかりやっています。それは、「他に手段がない」ことの証左でもあります。企業はとっくに国外に出てしまっていますし、農業は産業として自立できないのが現状です。もしその他の方法で地方が自立できる手段を作れるなら、あなたは日本はおろか世界中の地方を救済することができます。
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この回答へのお礼

観光誘致政策よりも、まずは自分たちの生活優先で考えてほしいと考えているのです。

人口の少ない町で、何十億も観光や見た目に投資するより住民の生活を助ける方が先だと思うのですがダメでしょうか。
私の周りの人たちは生活が苦しくなるばかりだと言ってます。特に年寄りは。

お礼日時:2007/12/23 13:29

思ってるからそうするのでしょう。

で、どうせ年寄りだから、結果が出る頃には引退してるか、死んでるので責任は言われない。

ただ、箱物に頼らずにアイディアを出せば、成功する事例はいくらもあります。一時期はやった一村一品なんてのも、それで成功した例はあります。要はセンスとアイディアの問題でしょう。

観光客を呼び込むのはよしあしです。道が狭い、施設が狭いのに、観光客が押し寄せ、身動き取れなくなったとこもいくらもあります。大分の夢大橋とか、北海道の旭山動物園とか。湯布院みたいに、外部資本が大挙して入ってきて情緒が雲散霧消したケースも。
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その通りだと思います。


財政破綻など再建が困難な所は淘汰して行かないとお金ばかりかかります。
また、過疎の場合は、インフラに問題があり、台風などの災害時は孤立してしまうほど脆いです。
住居の移動など、真剣に考えなくてはいけません。
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>観光で成功した例なんてあまり聞いたこともないです。



有名なところで、大分県に湯布院がありますよね?温泉で有名です。湯布院は本当はダムに沈む予定でした。その巨大な湖畔を観光地化するなどという案がありましたが、地元青年団の強力な反対により、撤廃され、今の由布市という姿があるのです。

また近所ですが、黒川温泉がある熊本県阿蘇郡南小国町もそうですね。そもそもが流行っていなかった(別府や熱海のような巨大観光地がもてはやされた時代には、どうしようもなかったほどさびれていた)ので、何をするでもなく放置され、その結果、温泉街としての情緒が保たれていたため、さほどの予算をかけなくとも、企画で勝負でき、口コミで広まったのです。

国単位なら、グアムやサイパン、シンガポールなんかも、観光産業がなければ成り立たないほどに成長しましたね。

観光産業は規模も大きく、ちょっとやそっと税金を投入したところでは足りません。そもそも公共事業には反対意見が付き物で、中途半端な結果しか出ないことが多く、民間の努力が最も必要とされます。上記の成功例も、民間人の努力によって(その努力をかなえるために政治に算入した人も含めて)収めた成功とも言えます。

観光と言う大きなマーケットを相手にするなら、それなりの大きな受け皿は必要です。なければ成り立ちません。

適当に予算を消化しているだけという行政なら話は別ですが、全ての土地の行政が、観光産業をそのように考えているわけではありませんから、あなたの住んでいる町がどちらに当てはまるか…ですね。
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この回答へのお礼

>観光で成功した例なんてあまり聞いたこともないです。
大げさかもしれませんが、私の住む地域ではどこの町でも温泉施設はあります。それらで成功するのはほんの一握りです

昔からの、名前だけ有名な温泉街や、新規の温泉街。
どれも、閑古鳥で廃業していっています。こんなに大きな旅館なのに。都会からのお客さんが減少していってるのでしょうか。

公共施設も、立派に観光誘致できているものならいいのですがそんな風には見えません。建物はあんなに立派なのに。
また、都会への広告も打っていますが、費用の割りにはどうだか。
仰られるように、アイデア戦略優先でやっていれば問題ないのでしょうが、箱物が多く今も建設中です。
第2の夕張市にまっしぐらです。テレビにも一度叩かれてますしね。

一番納得できないのが、最近、税金や使用料の値上げがラッシュなのです。こんなに無駄使いしてきて、最後の付けは住民かと。

身近なのは、固定資産税の値上げ、下水道使用料、国保、駐車場。
下水道料金は、更に数年ごとに見直されるようです。
生活に直結するものばかりです。

お礼日時:2007/12/23 13:23

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