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1 彼女は編み物が得意らしい

2 野球選手らしい

1の「らしいは」助動詞の推定だとわかるのですが2の「らしい」の意味がわかりません。

教えてください。

A 回答 (4件)

まず、確認事項です。


「らしい」には大きく二つ(細かくは三つ)あるということです。

  1.推定の助動詞「らしい」
  2.形容詞の一部

大きくはこの二つです。
細かくみていくと、接尾語の「らしい」と「~らしい」の一部というふうに分かれます。つまり、

  1.推定の助動詞「らしい」
  2.形容詞の一部
   (1)接尾語「らしい」がくっついた形容詞の一部
   (2)「~らしい」という言い方をする形容詞の一部

ま、これは細かすぎるので、とりあえず、おおまかな「1」「2」が分かればよいとは思います。

さて、1.推定の助動詞ですが、見分けるためには次の二つが有効です。

 A.「どうやら」を入れて「どうやら~らしい」と言える。
 B.「である」を入れて「~であるらしい」と言える。

たいていはこの二つで1.推定の助動詞と分かります。

1 彼女は編み物が得意らしい

の場合、

 Aを使って・・・(どうやら)彼女は編み物が得意らしい
 Bを使って・・・ 彼女は編み物が得意(である)らしい

となって、「推定の助動詞『らしい』」と分かります。

ここまでできれば、A・Bのやり方でうまくいかないものは
2.形容詞の一部だということになりますので、実質、このA・Bを知っておけばOKということになるでしょう。

しかし、一応、念のため。

2.形容詞の一部というのは「~らしい」という「~」も含めて一つの単語ですよ、ということで、その一部「らしい」のことを言います。

これは、例えば、「男らしい」とか「中学生らしい」とかいう、
「名詞+らしい」の形になっています。(これでも、実は、文脈により助動詞の可能性も捨てきれず、ですが・・・)この場合の「らしい」は一つの品詞とはみなされず、接尾語と言ったりするのです。

意味としては「いかにも~っぽい、~の典型」というようなことですね。

もう一つは「あたらしい」「きたならしい」「すばらしい」とか、その語自体に「らしい」が含まれているような形容詞の場合です。これも「~らしい」という形容詞の一部分が「らしい」になっているわけです。ま、見分け方、ってほどのものは不必要かと思います。

・・・と、ここまで、長々と書きましたが、とにかく、A・Bの方法で当てはまれば「助動詞」、そうでないなら「形容詞(の一部)」ということです。

ご質問の2番は、そういうわけで、「形容詞の一部」と考えさせたいのでしょうが、文脈によっては助動詞とも言える点で答えは「不明」というのが正解でしょうか。

(文脈によって、というのは、例えば、「たいしょう」とは次のうちどれ?といっても対称なのか、対象なのか、大将なのか、大正なのか・・・というのは分からないのとおなじで、前後関係によって決まってきますよ、という意味です。)
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この回答へのお礼

わかりやすい説明ありがとうございます。

お礼日時:2007/12/27 00:21

あ、もしかすると勘違いしたかもしれません ( ^^;



「彼は見るからに野球選手らしい」という例かと思ったんですけれど(この場合は接尾語)、「聞くところによると彼は野球選手らしい」のような例ならば、やはり助動詞です。その場合は推定というよりは、断定的な言いかたを避ける婉曲表現(‥だと思われる)です。

単に「野球選手らしい」だけだと、どちらの意味にも受取れますね (笑)
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> 接尾語?すみません、よくわからないです。



2の「らしい」は、助動詞ではないということです。

goo辞書 「らしい」
http://dictionary.goo.ne.jp/search.php?id=202979 …
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

お礼日時:2007/12/27 00:19

接尾語です。

名詞に付いて形容詞化します ( ^^

この回答への補足

接尾語?すみません、よくわからないです。

補足日時:2007/12/24 19:38
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