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池上彰の『そうだったのか中国』のようなリベラル派による中国韓国を批判した本をお願いします。
『嫌韓流』のようなあきらかにリベラル性の無い偏った本はお断りします。その他、中宮崇のような人の本もお断りします。

A 回答 (3件)

批判というわけではないのですが、


ナゾがとける、という感じです。
この先生は、もう30年位前に、「ソ連帝国の崩壊」という本で、ソビエトの崩壊を予測しました。その後、つぎつぎとベストセラーを出していますが、その内容は、実現したものが多いです。

小室直樹著「中国言論」
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中国は権威主義体制ですが、韓国は民主主義体制であるため、


同列で体制を批判することは通常ありません。

政治全般に関しては、ジャーナリズムではなく
中国政治のテキストから入るのが良いかとは思いますが、

・李昌平『中国農村崩壊 農民が田を捨てるとき』(NHK出版)
リベラルを格差問題に対する反対という意味合いで捉えれば、
中国の抱える最も大きい問題は都市と農村の格差問題とされますが、
李昌平は朱鎔基首相に農民の窮状を直訴した人物です。

・陳桂棣・春桃『中国農民調査』(文芸春秋)
・秦尭禹『大地の慟哭 中国民工調査』(PHP研究所)
・程暁農『中国経済 超えられない八つの難題』(草思社)
ジャーナリズムでは他にこんなのもあります。
ただし、中国社会は複雑で実情を一面的に掴むことは難しいのですが。

・李大同『『氷点』停刊の舞台裏―問われる中国の言論の自由』(日本僑報社)
・袁偉時『中国の歴史教科書問題―『氷点』事件の記録と反省』(日本僑報社)
歴史価値観に関する批判では、李大同と袁偉時は、共青団紙で
中国の愛国主義的な教育を批判して停刊処分を受け注目を集めた人物です(全部で4冊ある)。

近年、左派からは劉国光などの中国の新自由主義化に対する批判も議論を起こしています。
民主的社会主義の立場から北欧型が中国の道だとした謝韜の
体制に関する議論も最近注目を集めました。

人権問題を体系的にまとめるのは一層難しいと思われます。
多国籍のものなら、中国から韓国・日本・アメリカまで
全部の政府に対して批判と課題は用意されていますが、
アムネスティ・レポート『世界の人権2007』(現代人文社)とか、
(英語) http://www.amnesty.org/
ヒューマンライトウォッチのWebサイトとかは、
とりあえず目を通されるかとは思われます。
(日本語) http://www.hrw.org/doc/?t=news_japanese
(英語)
中国 http://hrw.org/doc/?t=asia&c=china
韓国 http://hrw.org/doc/?t=asia&c=skorea
(中国語) http://www.hrw.org/chinese/asia1.html
アメリカ政府は中国に関する議会・行政委員会が報告を出しています。
(英語) http://www.cecc.gov/pages/virtualAcad/newsletter …

フリーダムハウスのカントリーレポートも各国に目を通すことはできます。
・中国
(英語) http://www.freedomhouse.org/template.cfm?page=22 …
・韓国
(英語) http://www.freedomhouse.org/template.cfm?page=22 …
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リベラル派かどうかは分かりませんが、優れた歴史家の1人である岡田英弘 氏の著書はいかがでしょうか?


東京外国語大学名誉教授で、専攻はモンゴル史でしたが、中国・朝鮮半島・日本と幅広く研究されている方です。
彼は、日本には珍しく独特の「歴史哲学」を持ってる方で、「岡田史観」といわれています。
人物については、詳しくはWikiに書かれてありますので、参照にしてみてください。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B2%A1%E7%94%B0% …

で、肝心な著書なのですが、

『現代中国と日本』
出版社: 新書館 (1998/03)
ISBN-13: 978-4403240447

『だれが中国をつくったか 負け惜しみの歴史観 』
出版社: PHP研究所 (2005/9/16)
ISBN-13: 978-4569646190

などがあります。
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