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現在、または今後における世界の食糧事情について教えてください。
問題点やこれからしていかなければならない課題等を調べています。
お願いいたします。

A 回答 (7件)

少し気になったので。


よく日本は水資源に恵まれているという話を聞きますが、これは誤解です。確かに面積あたりでは多少その傾向はありますが、現在日本人が水を容易に使用できるのは、食料を外国に依存しているからです。前でも回答したように牛丼一杯を作るだけでも2tの水が必要になります。つまり日本は食料生産の水は輸入に頼っている訳です。この辺りバーチャルウォーター問題で書籍を探したり検索するといろいろ出てきますので参考にどうぞ。

いろいろな問題から日本の農地は、4割近くが草むらになってしまっています。しかしそれを十分に生かしたとしても、日本だけでの食料生産で日本人に対する食料供給は、朝食はサツマイモ、昼食はサツマイモ、夕食は魚とご飯、が精一杯です。
民主党が食料自給率100%以上を目標化すると言っているのもあくまでカロリーベースの話です。また、これまで標目的の自民党のバラマキ農業政策によって日本の農業は衰退の一途をたどってきました。そんな中で、日本人が昔ながらの農業方法におまけ程度に機器を導入した米生産をしている中、海外の主に米国などでの品種改良によって10倍以上の生産力と同等レベルの旨味を持った米の生産が可能になり、米国や中国では生産がされています。
農業政策は早く転換がされなければならなく、これまでのやり方は全く通用しないところまで来てしまっています。

以前は日本人ほど魚をよく食べ世界中から買い集める国はありませんでした。しかし今では昨今の日本食ブームも手伝って世界中で魚の供給需要が高まっており、結果マグロなどが安く買えなくなってきました。
そんな中、他の魚にマグロを生ませ食料にする事や炭素繊維開発によって洋上に巨大な生け簀を作る事などが技術的に可能になってきました。これらが上手く進めばマグロが食いたい放題になるかも なんて言われていたりします。

食料問題は技術革新にかけるしかないような部分があり、土の開発生産、工場生産なども必要であるしょう。とにかくこれまでの生産のやり方を変えなくてはいけない事と、これまでの農政によって作られている利権などをつぶさない事には前へ進めないとも言えるでしょう。
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広大な面積を持つ発展途上国の中国やインド、ブラジルあたりが農業を軽んじて工業化ばかりを追いかけていることが最大の問題と思います。

農業立国を目指すより、工業化のほう容易だからでしょうか。
 そこで思うのが、これからの日本、迎える少子高齢化、人口減少への対応策としても、厳しい工業生産の現場でしのぎを削る方向から転換して農業で世界をリードしようと考えてはどうでしょうか。工業生産は前述の発展途上国に任せて。
 豊葦原瑞穂の国、気候風土・水資源に恵まれ、歴史的に見ても、現在もてる農業技術も世界の水準を抜いています。誠実で創意工夫に満ちた国民性も、農業生産こそ日本に最適です。これからの日本は、まず、日本の国土から農業化を進め、さらに技術の蓄積を果たして、これをもって世界の食糧増産に貢献していく(世界各地に出かけていって直接農業生産をする)。中国東北部、シベリヤ南米、南部アジア、アフリカ、まじめにやればまだまだ食糧増産は可能です。
 中東紛争地域へ自衛隊を出すなど、愚かなことより、こんな方向で国際社会に働きかけることが出来たら、日本の若い世代にも、年寄り世代にも大きなやりがい、生きがいが与えられることになるでしょう。
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現在の人口増加率が大きすぎて


食料増産が追いついていない点でしょう。
(医療技術の発達などで、人口が急増していますが
それを維持していく食料が足りません)

尚、温暖化は食料増産にはプラス方向になりまっす。
又、バイオ燃料は、石油の独占化と原子力の拒否の結果ですね。

貧しい人々が自活して、農業生産するようになれば
かなり緩和出来るのですが・・・
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工業化、技術革新が絶対に必要になるでしょう。


現在の自然の農地だけでは何十年か後に、問題がより深刻になる恐れがあります。それには上記の二つが進まない事には対応仕切れません。

例えば牛丼一杯を作るのに2tほどの水が必要と言われています。米、野菜、調味料、牛肉などを総合すると牛丼一杯あたり2tの水という計算になるとのこと。そこに来て水不足が懸念されており、例えばアメリカの広大な農地は地下水をくみ上げる事で多くの農業用水としています。これが30年ほどで枯渇するという調査結果も出ており、その他の要因からも水でも更に合理的に使用する必要性が言われています。

また、温暖化が進むことで懸念されているのが、台風やハリケーンの巨大化や間伐などです。急速な温暖化が進むことで、気象が不安定になり安定的な収穫ができなくなることが心配されています。

現在石油価格の急激な上昇で多くの問題が発生していますが、食料問題でおそらく民間だけでは技術革新はあまり進まないでしょう(もちろん一般企業ですでに取り組んでいる企業もあります)。今後の備えとして多くの食料において工業化が実現するための技術の卵を育てておく必要があると思われます。
(それが進まないと昆虫を食べるはめになります。)
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農産物は保護されすぎだと思います 農産物の価格が上昇すれば、かならず供給もついてゆくものなのです あとは輸入がストップしたらどうするなどと脅かし、いたずらに危機感をあおるわけです 日本のGDPと技術力からして、貧困国の食料不足と同じにはなるはずがないのです


いままで先進国に全般的食料不足のあったためしがありません 個物品目では常にありますが・・
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今、世界で飢えに苦しんでる人々は「約8億人以上」居ると言われています。


その一方で、地球上の全ての人口を賄うだけの食糧が生産されているとも言われています。

では、何故飢えが起こるかというと、途上国は先進国への輸出向けに食糧を作るため、自国民まで食糧がいかなという構造的な問題だと言えます。
つまり、上手く分配出来ず、先進国に集中するため、飢える人がいる一方、大量に破棄されることになります。
例えば、穀物を作っても先進国輸出向けの食肉の飼料に回されるために、貧困層にまで回らない等。

それに加えて、バイオエタノール問題も持ち上がってきていますし、日本でも値上げされるなど各所に影響が出始めていますね。
温暖化対策に有効なバイオエタノールが、実は温暖化を進める要因になってたりします。(バイオエタノール向けに畑を作るために、森が切り開かれるという事が行われるため)

また、世界の4割以上が、土壌疲弊しており(作物を作るのに必要な土地の栄養が不足している)増産は難しいとの指摘もあります。
また、世界人口は毎年7600万人(2004年)(1億3300万人が誕生、5700万人が死亡)増加しているそうです。
つまり、新たに増産する事も出来ず、人間用ではなくエタノール向けに作られるようになるため、(食糧としては)減産となるのに、人口は増えるという事が既に始まっているのです。

参考URL:http://www.jawfp.org/index.html
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一番問題と言えるのは、やはりバイオエタノール関連でしょう。


特にUSAで、それまで大豆、小麦等の穀類を作っていたところでトウモロコシを作るようになり、穀物価格の上昇を招いています。
そして、トウモロコシは、栽培する上で、大量の水を必要とします。
その水は、地下水の汲上で賄っていますが、枯渇が心配されているそうです。
また、穀物の供給先として、オーストラリアがありますが、今年は旱魃で、収穫量が大幅に少なくなっています。
現在、それら要因により、穀物価格が上昇していますが、一番影響を受けているのは、アフリカの発展途上国と思います。
日本などの余裕の有る国は、値上がりした穀類を輸入できますが、発展途上国にその余裕はありません。
今後、飢餓に苦しむ国が増えると思います。
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