postfix+courier-imapの設定

postfix+courier-imapでメールサーバを構築したいと思い，FreeBSDビギナーズバイブルで勉強していますが，自分一人では何度やっても解決出来そうにないので助言をお願いします．
後藤大地さんのバイブルを見ながらその通りに設定してみたのですが，下記のようにアクセスがはじかれてしまいます．
一応postfix単体では外部のサーバとのメールのやりとりはできています．
一方，サーバーは安全のためinetd wrapを利用してhosts.allowでアクセスを制限しているのですが，この辺の設定がおかしいのでしょうか？
------------------------------------------------------
# telnet localhost 143
Trying ::1...
telnet: connect to address ::1: Connection refused
Trying 127.0.0.1...
Connected to localhost
Escape character is '^]'.
Connection closed by foreign host.

# telnet localhost 110
Trying ::1...
Connected to localhost
Escape character is '^]'.
+OK Hello there.
USER hogehoge
+OK Password required.
PASS hogehoge
-ERR Login failed.

No.2 ベストアンサー 回答者： fmysh 回答日時： 2008/01/06 20:25

本屋で「FreeBSDビギナーズバイブル」を見てみました。

そこでの例は
1. pop3 サーバーへ
2. CRAM-MD5 方式で認証し
3. 認証データベースには userdb を使用する
ようです。

taro319 さんが示した telnet セッションログを見ると、CRAM-MD5 認証方式ではなく、LOGIN 方式でのアクセスを試しているので、うまくいかない原因はそこでしょう。

以下は CRAM-MD5 認証を利用した場合のセッションログです。

$ telnet localhost 110
Trying ::1...
Connected to localhost.
Escape character is '^]'.
+OK Hello there.
auth cram-md5
+ PDQ2ODA4NUIyNkE1NENCQUFGNkFFODg0RTk0Njg1QUUzQHhlb24ucXVhZC5keW5kbnMub3JnPg==
aG9nZWhvZ2UgYTA1MGNiNjUxZmNjZGRhODVmY2UyNWUxMjVjZTQ3ZTQ=
+OK logged in.
quit
+OK Bye-bye.
Connection closed by foreign host.

CRAM-MD5 はチャレンジ-レスポンス認証方式なので、動作検証するにはユーザー名とパスワードを送るのではなく、チャレンジに応じたレスポンスを生成しなければなりません。
私はこのテストセッションでは補助ツールの userdb-test-cram-md5 を利用しましたが、一般には 『CRAM-MD5 に対応した』メーラーからログを採って確認するのが簡単だと思います。

この回答へのお礼

どうもありがとうございました．早速メーラを利用してログをとるなどして試してみたいと思います．
ところで，IMAPサーバとしてログインする場合の参考になるサイトなどがありましたらあわせてご紹介願えましたら有り難いです．

お礼日時：2008/01/07 10:47

No.1 回答者： fmysh 回答日時： 2008/01/04 14:30

「FreeBSDビギナーズバイブル」が手元にないので、補足要求です。

- FreeBSD のバージョンは何ですか?
- courier-imap のバージョンは何ですか ?
- courier-imap の 認証データベースには何を使うつもりでしたか?
- courier-imap は ports(packages) からインストールしましたか?

以下、 ports(packages) からインストールしたとして
- courier-authlib* はインストールしてありますか?
- /etc/rc.conf に courier_*_enable="YES" 行をどう書いていますか?
- /usr/local/etc/courier-imap/, /usr/local/etc/authlib/ 配下のファイルをどう設定しましたか

TCPwrapper に関しては、一旦切ってみれば、それが原因かどうか特定できるでしょう。

この回答への補足

fmyshさん，どうもすみません．
- FreeBSD のバージョンは何ですか?　　5.4になります．
- courier-imap のバージョンは何ですか ?　4.0.2になります．
- courier-imap の 認証データベースには何を使うつもりでしたか?
CRAM-MD5がビギナーズバイブルに例示されていましたのでそれを利用しようとしました．
- courier-imap は ports(packages) からインストールしましたか?
はい．

それから，courier-authlibについては，courier-imapをportsでインストール後に同様にportsを使ってインストールしました．
rc.confには　courier_authdaemond_enable="YES"と記載しました．
/usr/local/etc/courier-imap/, /usr/local/etc/authlib/ 配下のファイルについては，authdaemonorcファイルで
authmodulelist="authuserdb"
を設定したのみです．ご教示よろしくお願いします．

補足日時：2008/01/06 12:10