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お寺によって様々かと思いますが、本堂中央にご本尊様がいますと、両側(あるいは片側)に“別ブース”でまた違う仏様が祀られている形式がありますが、こういった配置形式およびそれぞれの名称がお解りの方がいらっしゃいましたらご教授下さい。
また運用方法(?)としまして、年回忌卒塔婆法要などは脇の壇で行われる事が多いのですが、その意味合いも教えて頂けると有り難いです。

私が見たお寺は黄檗宗で本尊が大日如来(古くは真言宗寺院だった)で脇の壇は菩薩系の仏様が祀られています。(住職にお伺いできればよいのですが直接の檀家でないもので)

もう一例としまして、成田山新勝寺に詣でた事がありますが、通常中央にて護摩祈祷が行われますが、そのほか脇の方で祈祷(あるいは法要)が行われているのを見た事があります。
(もしかしたら川崎大師だったかな。どちらにも行きましたが10年程前ですのでちょっと記憶が曖昧です)

A 回答 (1件)

曹洞宗の僧侶です。



お寺でご本尊を中心に複数の仏さまが安置されている場合には、色々なケースがあります。

(1)本尊の従者の位置づけとなる脇侍(わきじ、きょうじ)の仏菩薩の場合
(2)複数の仏が一体となって本尊となる場合(五智如来、三世仏など)
(3)宗派の開祖や縁の深い祖師像(達磨大師など)
(4)脇本尊として本尊に準じて安置される場合(祈祷など特別な法要の本尊、信者講の本尊、転宗転派前の本尊など)
(5)客仏(きゃくぶつ)として安置されている場合(廃寺になった他のお寺の仏菩薩を預かる、などなど)
(6)一つのお堂の中に、複数の寺社が同居している場合

‥‥などなど、いろいろです。
ご本尊以外の仏像の前で、法要が行われるのは、主に(4)の脇本尊的な位置づけをなされている場合だと思います。
 お寺ごとのやり方で違いがありますが、観音講や地蔵講の盛んなところでは、塔婆供養を観音さんや地蔵さんの前で行うこともあるでしょう。密教では祈祷の内容によって本尊とするべき仏菩薩が決まっているようなので、そのためにご本尊以外の仏の前で法式が行われることもあるのではないでしょうか。
直接の檀家さんでなくても尋ねれば、大抵のお寺さんは丁寧に教えて下さると思います。機会があれば、実際にお尋ねになってはいかがでしょうか。
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この回答へのお礼

早速ご回答を賜りありがとうございます。思い出してみますと黄檗宗のお寺は、左側に観音様ほか小さい仏像が何体か、右側には地蔵菩薩座像を中心に何体か配置されていました。観音札所でもありますので仰る通り(4)の意味合いが近いようです。因みに回忌法要は観音様の方で行われる事が多いようでした。
また歴史も結構古く(改宗歴あり)、そのためか小さめの仏像(明王像など)もありましたので(5)に該当する仏尊もあるようです。

こちらは東北地方ですが、寒くなりますと結構お寺さんもお忙しいようです(新聞のお悔やみ欄が大きくなる)。
でもお勧めの通り、機会がありましたら直接尋ねてみたいと思います。
ありがとうございました。

お礼日時:2008/01/06 19:03

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