プロが教えるわが家の防犯対策術!

片親の環境で育つと、愛情不足を原因として、子供の心が歪むと良く見聞きします。

以下に参考までに私の経験を書かせて頂きますので、参考図書や参考意見を頂ければと思います。
同様の経験をされた方や、知識をお持ち合わせの方、是非よろしくお願い致します。


私は現在20代後半ですが、16歳程度の頃に父親が逃げ出す形で母子家庭となりました。父とはそれ以来一度も向き合ってはいません。子供時代の家族写真も全く見る気になれず、見ていません。
0歳の頃から父は家に居らず(他の女性の家へ)、家庭は金銭面で常に困窮していました。
母は美容師なのでなんとか生活できましたが、それでも世帯収入200万程度(辺鄙な田舎です。)で、しかも父と祖母の借金のため、現在もその返済に追われています。

子供の頃から、家には余裕が無いのだと自覚していましたので、甘えるのは最低限に控えていました。
お金の面や寂しさの面で甘えても、母親を困らせるだけだと意識し、それを抑制しておりました。
(片親の子供は、無意識レベルでは母親に捨てられる恐怖から、母親の機嫌を取るため、自分の「甘え」欲求を抑圧するとも、心理学では聞いています。)

そのためか、世間一般で言われる「反抗期」は一度もありませんでした。(一人居る妹も同様です。)
国立大学の大学院まで進み、世間体の良い会社に入り、現在の私の収入は非常に安定しています。(同年代では上位に入ります。)
学費は奨学金や、母が探して来た様々な制度を活用しました。
現在は奨学金は私が返済しています。

外面は安定していますが、内面は非常に歪んでいます。

何かにすがらなければいけない欲求から(非常に焦っている感覚が常にあります)、仕事や学問や趣味に没頭してしまいます。
そのせいか、他人に大変厳しく、適当に仕事をやっている人(私の目からそのように見える人たち)には、とても厳しく当たってしまいます。
先輩であっても、仕事に対しての不作為や無責任を見つけると、激しく罵倒してしまいます。(最近は押さえています)

仕事にかけるパワーが多いせいか、業績は非常に好調です。
専門的で、責任のある仕事も任せられるようになってきました。

しかし、失う物が多い。

この前、結婚したのにも関わらず、1年も得ずして家庭を壊してしまいました。

原因は大きく分けて2つあります。
一つは、仕事に集中しすぎて(仕事に全力で注力しないと、生きて行けなくなるという不安が常にあるため)、元妻に「俺と一緒になって何したいの?」と言った事。(妻に対しても厳しいのです。)
もう一つは、その寂しさから元妻が浮気をしてしまった事。(妻は神経症気味でした。)


今後の自分の人生を考えるにあたって、現在以下の仮説を元に、方向を定めようと思っています。

仮説=私の心は歪んでいる。(人からは変わっていると良く言われるので、客観的に見ても普通ではないのでしょう。)

方向1:子供時代の愛情不足、甘え不足解消のため、自分の能力を仕事、学問、趣味だけに投下する。(それなりの成果は期待出来ます。)
方向2:専門書やカウンセリングによって歪みを矯正し、新しい人生の方向を開拓する。

現在は方向1におりますが、全くもって多幸感や充足感はありません。
仕事の目標を達成したときにだけ、不安感は一時的に解消されますが、また次の目標を設定してそれを乗り越えようとするため、常に焦燥感を伴っています。
これでは全然味気ない人生なので、方向2も検討している最中です。

とても分かりづらい文章で大変申し訳ありませんが、ご意見頂戴出来ればと思いますので、よろしくお願い致します。
特に「片親で育った人間のための自己カウンセリング」のような本をご存知でしたら、是非お願いします。

「そもそも仮説が間違っている」や、「自分の不出来を片親のせいにしている」、等の厳しいご意見も結構でございます。
(ちなみに母親からは十分な愛情を貰っています。敵もいますが、私を愛してくれている友人も多数居ます。(社交的な方です。))

A 回答 (4件)

私は60過ぎのおばさんでsinkonbakaさんのお母様よりちょっとうえでしょうか?


30代の息子と娘がおり、私自身も30代で離婚しております。
sinkonbakaさんのご質問を読んで、まるで娘のようだと感じました。
私は、実は娘が苦手でした。
もちろん、親として十分な愛を与えているつもりでしたが。
最初に私が我が子をおかしいと感じたのは他人から言われた一言でした。
「お嬢さんって良い娘さんね」と。出来すぎだって言われたんですよ。
離婚して引越しをしたのに文句1つ言わない娘。
塾にもろくにいれず国立大学を受かる娘。
反抗期もほとんどなく世間でいうグレるということがありませんでした。
精神的にかなり強く冷静で、主張も強く考えも強く…
社交的で拘りの趣味があり、独特の雰囲気の子でした。
私がいくつか本を読んで、これだ!と思ったものは「アダルトチルドレン」でした。
http://www.office-stella.com/izon.html
http://www.office-stella.com/ac.html
どの本か実際には忘れてしまったので参照URLをどうぞお読みください。
私は仕事が忙しく子供が問題がないことをいいことに娘に全てをやらせていました。
学校のこと、家のこと 全てです。
およそ子供が子供らしく育つときに、お金という現実を見せて育てました。
娘はその現実をみて、育ちました。
だから無用な夢など見ないで、現実の中で一番手堅い職業に付きました。
私は進路を決めた娘に聞いたことがあります。
どうして○○(職業)になろうと思うの?と。
娘は「才能がなくても適当な努力で生涯食いぱぐれないから。」
私はショックでね、夢とか希望とかそんなことを考える年の子が、現実だけをみて職業や進路を決めるということに自分は大きな間違いをしたのではないかと思うようになりました。
sinkonbakaさんと同じように娘は自分にも他人にも(昔は私にも)厳しい。
でもその厳しさがおかしいとは思いません。
我が子ながら偉いな~と思います。
まあ、娘が誰かと結婚して上手くいくかはわかりませんが相当難しいなと思いますよ。
この先、sinkonbakaさんや私の娘がどんな風に生きていけばいいのかその方向性はとくに決めなくていいと思いますよ。
娘は20代後半で重い病にかかり障害者になりました。
そのせいか、今は昔ほどの気性の荒さなどはありません。
私に優しいのも病から学んだものでしょう。
sinkonbakaさんが結婚に失敗し、相手を責めそして相手を責めた自身の心の葛藤もわかります。
本やカウンセリングでどの程度、ゆがみが治るかわかりません。
でもこうやって文章にしきちんと自分の歪みを知っている。
そしてそれを受け入れようとしている姿がある。
これで十分ではないですか?
性格なんて治せません。
それでも部分的に緩やかに変わっていくことができるのです。
私は結局、娘に「お前はアダルトチルドレンだ」と言ったことはありません。
真偽がどうだったのかわかりませんが、あえて歪みを浮き立たせることもないだろうと思っていました。ですが娘は娘なりに片親で育った歪みというものをちゃんと自分で理解していました。
「お母さんがどんなに大事にしてくれてもお母さんだけじゃダメなの」それは「お父さんでなきゃ」と言ったことがあります。私は私でこの言葉がショックだったんですがね。
でも性格の歪みなど両親そろった私にもあります。
人は誰でもあるのです。
sinkonbakaさんもこうあるべきだと方向性を決めつけず、全てを受け入れ、全てを流しそんな生き方をしてほしいと願っております。
何かの参考になれば幸いです。
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この回答へのお礼

>「お母さんがどんなに大事にしてくれてもお母さんだけじゃダメなの」それは「お父さんでなきゃ」と言ったことがあります。私は私でこの言葉がショックだったんですがね。

ご自分の人生を否定されているようで、とてもショックですよね。
心中お察しします。
しかし、その言葉を言えた娘さんは幸せかもしれません。よほど理解して欲しかったのでしょうか。それとも、言っても大丈夫だ、と娘さんが判断されたのでしょうか。
私も娘さんと同意見ですが、母親を傷つけるのが嫌で、ずっと飲み込んでいます。頑張ってくれた母に対して、口がさけても言えません。これは「甘えを抑圧」している状態だと、自分では捉えています。

アダルトチルドレンという言葉がある事は初めて知りました。
URLをざっと目を通したたけですが、自分との共通点がたくさんあります。勉強してみます。ありがとうございました。

お礼日時:2008/01/12 12:58

はじめまして、


私が精神科のDrから、読みなさいと進められ、余りの難解さに、戸惑いながら読んだ本です。
貴方でしたら、文章を拝見して、理解できると思いますので、宜しければ、一読してクダサイ。
「改訂 錯覚と脱錯覚 ウィニコットの臨床感覚」北山修 著 岩崎学術出版社 ¥4000+税
私の意見は、四国88ケ所のお寺を、歩き遍路で、ユックリト廻る、一度には、仕事の関係で、歩けないでしょうから、一泊二日ずつ、こつこつと、ゆとりヲもって、一休み、しながら、廻るのも、良いですよ。
∵貴方の、カミソリのように、鋭い感性は、砥石で、刃引きをしないと、折れやすいですよ。
∴貴方の方向は、無常を受け入れる事。 私の意見です。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
専門書のようですね。amazonで注文しました。読んでみます。

>四国88ケ所のお寺を、歩き遍路で、ユックリト廻る、一度には、仕事の関係で、歩けないでしょうから、一泊二日ずつ、こつこつと、ゆとりヲもって、一休み、しながら、廻る

今まで考えてもみない事でした。

>無常を受け入れる
そうですね。
ただ、この心の中の焦燥感はなんとかしたいと思っています。

お礼日時:2008/01/12 13:09

私も片親で育ちましたが、片親なら誰でも必ずしも心がゆがむとは限りません。


しっかりと愛情が注がれていれば、大丈夫です。
とはいえ私も色々大人びた部分があり、調べたところアダルトチルドレン(AC)の傾向があることがわかりました。
でも、傾向があるだけで特にご質問者様のように行動に出てしまうことはありませんでした。
おそらく反抗期がちゃんとあったのと、
母親とちゃんと話ができたからだと思います。

アダルトチルドレンの本のURLを掲載します。
http://www.amazon.co.jp/%E3%82%A2%E3%83%80%E3%83 …

とはいえ、必ずしもご質問者様がこれに当てはまるかはわかりませんし、
私は医者ではないので、キチンと専門医を受診された方が良いと思います。

それから、これは参考になるかわかりませんが、
父親を心から許せていないというのも原因かもしれません。

鏡の法則(こちらは書籍もありますが、下記URLでも読めます)
http://coaching-m.co.jp/reportaaa.pdf#search='鏡の法則'
こちらも一度読んでみると良いですよ。
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この回答へのお礼

>私も片親で育ちましたが、片親なら誰でも必ずしも心がゆがむとは限りません。
おっしゃる通りです。
asuka_yuさんのように乗り越えた方もいれば、私のように歪みつづけている人間もいます。自分の歪みに気付いていない人たちも沢山いるかもしれません。

専門医は、薬等で対症療法だけを施されるのが不安なので、あらかじめ専門書で当りをつけてから、Dr探しをしたいと思います。

鏡の法則読みました。とても良い話ですね。
特に主人公の女性が、実の父を許す場面が感動的です。
asuka_yuさんがおっしゃる通り、私は全く父親を許していません。
それが原因の可能性は十分にあると、鏡の法則を読んで思いました。
ココに投稿する事で、たくさんの気付きがありました。ありがとうございました。

お礼日時:2008/01/12 13:05

似たような環境で育ったので投稿させていただきます。


私は15歳になろうかという時に親が離婚。
(原因は父親でした。)
それ以降、父親とは顔を会わせたことがありません。
もともと父親がろくでもなかったのでお金には不自由していたと自覚しています。
なので私も母親にはできるたけ頼らずして生きてきました。
違うのは年頃の時に若干の反抗期があったことくらい。
(たぶん人並みですが・・・)

確かに趣味や仕事をしてないと落ち着かないんですよね。
そして人に厳しい評価をしてしまう。
何から何まで妙に納得してしまいました。

私も2年たたずして離婚。
ばかな父親に似た人と結婚してしまったんですよね。
散々苦労させられた挙別れてしまいました。

さて、ここからなんですが私は今2回目の結婚をし人生を謳歌しています。
趣味に没頭もいいんですが、いつかどこかで虚しさというか、心の隙間を感じるんですよね。
やはり心を支えてくれるのは最良の伴侶です。

あなたの最初の結婚を否定するようで申し訳ないのですが、相手との相性諸々が悪かったのだと思います。
伴侶によって人は優しくもなれるし、きつくなったりもします。

専門書に頼るのもよいですが、頭でっかちになってしまいがち。
一番は周りの人から学ぶことです。
あなたの周りにも1組くらいは幸せな毎日を過ごしている家族がいるはず。

まず自分を変えるべく努力しましょう。
たとえ心で怒りくるっていても、本人の前であからさまに言葉にだしてはいけません。
少し大人な対応を心がけましょう。

そしておそらくあなたもそうだと思うのですが、自分が必死で周りの人への心配りがかけてはいませんか?
(少なくとも私はそうでした。)
仕事を適当にしてるように見えた人も実はその時体調が悪かったりとかしてませんか?
罵倒するより前に気に掛けてあげましょう。
もしくは皆ペースが違うもののと自分と比較せずに受け入れてあげましょう。
怒りはむやみやたらに人にぶつけるものではありません。
(気持ちはよーーーーーーくわかりますが。)

それだけで周囲の人のあなたへの視線が変わります。
すること今度はあなたの周りに人が集まるようになるでしょう。
(理由は色々ありますが長くなるので略します。)

そして自分を理解し受け入れてくれる、信じられる人を伴侶にすれば人生がかわります。
聡明そうな方なので一度結婚に失敗をしたのだから、同じ失敗を繰り返す事もないでしょう。
そして傷ついて頑張ってきた分、人に優しくなれるはずです。
今度は素敵な伴侶と共に後悔のない人生を歩んで下さい。
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この回答へのお礼

>そしておそらくあなたもそうだと思うのですが、自分が必死で周りの人への心配りがかけてはいませんか?

これはもう、その通りです、もう少し人に優しく接したいですね。

ご自分の体験をご記入頂きありがとうございました。
お父さんへの確執は解消されたのでしょうか?

お礼日時:2008/01/12 12:35

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