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よろしくお願いします。
ある有価証券報告書を読んでいて、

”資本政策として、財務強化のために自己資本の充実をさせる”

とありました。具体的には株の発行などをしていました。

しかし、ほんとうに株の発行が”財務強化”につながるのでしょうか?


一般的に言えば、株主資本コストは負債コスト(債権者コスト)より高いので、株の発行などで資金を集めるのは、その分高い着た収益率に答えなければならないので、経営的には厳しくなるのではないでしょうか?

また、負債を使えばレバレッジ効果も生まれるので、ある程度の自己資本比率があれば、財務強化のために株の発行をする、というのは帰って経営的には厳しくなるのではないでしょうか・・・?


財務初心者です。

教えていただければと思います。

A 回答 (1件)

一般論ですが、企業財務の強化は自己資本の充実しかないものと思います。


自己資本である株式も、株主に対する責任はありますが、返済期限はなく、経営成績が悪ければ、配当はしなくても良いわけですから、借入金とは全く財務的な意味合いが違います。

増資をしたくても経営成績の見通しが悪ければ、誰も増資には応じてくれませんが、借入金は大変雑駁な言い方ですが、なんとか黒字で借入金に見合う担保があれば容易ですから、低金利時代の現在はつい借り入れに頼ることになります。これは、危険な経営政策です。
借入金には返済期限があり、確定した約定利息を支払わなくてはなりません。一旦経営状況が苦しくなり、資金がショートしてくると悲惨です。

増資での自己資本の充実か、負債で資金をまかなうか、企業の置かれた立場、経営状況等により一概にいえるほど簡単なことではないと思いますが、一般論としては株主の目を意識しながらの自己資本による財務強化が、企業としての財務政策の王道であることは間違いないと思います。わが国のエクセレントカンパニーといわれる会社の財務状況をよく勉強してみてください。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

確かに返済期限のない株主資本で資金を集めることのほうが
長期的な視野にたった経営が出来るのでしょうね。


回答ありがとうございました。

お礼日時:2008/01/10 23:54

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