プロが教えるわが家の防犯対策術!

こんにちは。

ふと気になったので質問させていただきます。

日本では、小・中・高校と、国語の授業があると思います。
授業内容は、漢字・ことわざ(慣用句、故事成語)などや、動詞・助動詞などの文法も学びますよね。また、教科書に文章が載っていて、それを読み授業をうけ、試験にのぞみます。
英語圏での英語の授業(日本の国語のようなもの)は、どのようなものなのでしょうか?
単語や熟語、構文や文法、そして長文といった授業があるのでしょうか? また、その目的とはなんでしょうか?
そもそも、日本の国語の授業も、色々な種類の文章を読んで、読解力であったり、道徳的なものを自然と身につけさせるといった程度にしか僕は受け止められてないのですが…

留学していた方など、詳しいかたいたら教えてください。

A 回答 (3件)

70年代にアメリカの小学校を卒業しましたので、遠い昔の話ですが、基本的なことは変わっていないはずです。



日本の漢字に相当するのが英語圏の「綴り(スペリング)」だと思います。単語の綴りを暗記し、難しい単語の意味を綴り諸共覚え、それを使って作文をしたりします。

熟語や文法も習うには習いますが、日本人が外国語としての英語を学ぶ感じとは少し違います。つまり、英語圏の人は、日常的に英語を使っているわけですよね。なので、例えば、小学生にとって「psychology(心理学)」なんていう単語は聞きなれないし、学習していく必要がありますが、例えば「get in touch with(~に連絡する)」という熟語は日本の中学生には耳慣れなくても、英語圏では子供でもふつうに知っているのです。文法も同様ですね。特に「構文」は、わざわざ学ぶものではありません。

もうひとつ日本の学校と違うと感じるのは、日本では「作文」というとノンフィクションですが、アメリカで「composition(作文)」というと、フィクションを書かせることが多いです。例えば「この章で学んだ単語を○個使って物語を書きなさい」などというものが、小学校低学年からあって、高学年になると、主人公がすったもんだして成長する青春活劇シリーズを延々と書いていた友人もいました。今も英語のネット上で「日本を舞台にした物語を書きたいから質問させて」という学生さんからの投稿をよく見かけるので、そういう習慣が根付いているのでしょう。

授業の進め方ですが、やはり教科書があり、さまざまなジャンルの短い章を読んで演習に答えたりはしますが、高学年になると、このほかに「読書」に多くの時間を割きます。私が受けた授業の中には、成績上位者は、学校に置いてある中から好きな本を自分で選んで、それを勝手に授業中に読み進め、感想文というよりは簡単なアンケートに答えて終わり、その分、先生は成績が伸び悩んでいる生徒たちを付きっ切りで見る、というものも少なくありませんでした。こうした読書が構文力を自然に養っているともいえましょう。

ハイスクール・レベルになると、この「実際に出版されている本を1冊丸ごと読んで、それについて学習する」という方法が盛んになるのが、映画などを見ているとよくわかり、クラス全体で同じ本を読むことが多いようです。

>そもそも、日本の国語の授業も、色々な種類の文章を読んで、読解力であったり、道徳的なものを自然と身につけさせるといった程度にしか僕は受け止められてないのですが…

ちょっと気になりました。「~といった程度」のものなのでしょうか。私はアメリカでも日本でも、たまたまですが、国語の先生からは随分と多くのことを学びましたよ。文章という、とても身近なものを通じて心を潤したり、行間を読む、すなわち洞察力を養ったり、人間的に豊かになる方法は、一生続けられることです。また、こうした学習をもとに、文章を自分でも書き、自分の思いを人に伝え、残していくのも、意義深く、また時には必要なことです。

ちょうど顕著な例として『フリーダム・ライターズ』という映画があります。実際に、アメリカの荒れた高校のとある国語の授業で書かれた同名の日記集が原作です。この映画を見ると、本を読む授業をせず、物を書く授業をしないということはどういうことなのかが、よくわかります。

参考URL:http://www.fw-movie.jp/
    • good
    • 1

イギリスでは移民という問題に加えて近年子供たち


が英語を正しく書いたり読んだりできなくなってい
る現状から英語教育には力を入れています。内容は
文法や作文、スペリングそして読解力の養成などです。
日本とちがうのは、日本の国語の授業では「それ」と
は何か、など重箱の隅をつつくような分析過多の授
業をしているのに対し、イギリス(北米もそうですが)
では読ませる量が半端ではありません。それについて
も読書感想文のようなものもありますが、他の人は
同じ問題をどう捉えたかというディベートや話し合い
があり、ものごとを捕らえることと人よって意見が
ちがうという教育を根本からしています。
したがって、入試も出題者の考えた模範解答どおり
に書けることが「正解」なのではなく、あたえられ
たテーマについてどう考えるのかという論述が大きな
比重を占めます。
    • good
    • 0

アメリカの地元の高校に3年間通いました。


文法やスペルや類義語など、日本の国語の授業と変わりありませんでした。
教科書を読んでそれについてessayを書かされたりもしました。
本を読んで、それについて主人公とは別の人間の立場になって討論したりもしましたね。

余談ですが、日本では日本語の授業を「国語」と言ってしまうあたり、
とても閉鎖的な印象です。
アメリカでは英語のクラスも「English」でした。
    • good
    • 0

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!