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 現在応用化学系の4年生で1ヶ月半後に卒研発表を控えています。進路も他大学の院に決まっています。
 今悩んでいるのは卒業研究のことなんですが、この時期になっても研究で良い結果が出せません。結果がまったくないわけではありませんが、今のままの結果では発表や論文作成は厳しいと思っています。担当の先生とも話し合いをしているのですが、良い方向に進みません。
 他大学の院に行くので、今のままの結果を残して研究室を去るのは心苦しいです。また最近では、こんなことで修士に進んで良いのだろうか、自分は研究するのに向いていなく院に進む資格が無いんじゃないか、と毎日のように思っています。
 そこで、理系の大学をでた方でこの時期に結果が出ていなく苦労した人っているのでしょうか?もしいましたら卒研発表・論文作成をどのように乗り切ったか教えてもらえないでしょうか。それと、こんな私は院に進まないほうが良いのか教えてください。回答お願いします。

A 回答 (5件)

研究はいい結果を出すのが目的ではありません。


いい結果が出なければ出ないなりに研究成果になります。
そもそもいい結果が出ないという時点で、やる前から結果に合わせて
研究を構成しようと考えている証拠です。
これは根本的に間違った考えだと思います。
研究の目的、実験方法、実験結果、考察、課題・・・をまとめて一つの
論文にするのが研究です。
論文の評価は、必ずしもいい結果ではありません。
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この回答へのお礼

そうですね。よくない結果も研究成果の1つですよね。悩んでいたことが少しスッキリしました。回答ありがとうございます。

お礼日時:2008/01/17 18:33

 質問者様とは分野は違いますが、理系の大学教員です。


 すでに出ているいくつかのご回答と重複する内容となりますが、要は、「なぜうまくいかなかったのかを考察する」という論文にすれば、文句はないはずです。その、「うまくいかなかった」という情報を蓄積すれば、また、新たな知見が生まれるかも知れないからです。

 何年か前の私の研究室での実例です。
 ひとりの卒研生にフィールドワークで、いろいろな土地に出かけ、現地で研究対象となるモノを調べてくる、というテーマを与えました。その学生は、いろいろな所へ出かけ、調べてきたのですが、ある土地へ行って探しても、研究対象のモノが全く見つからない、ということがありました。その学生は、「せっかく旅費をかけて行ったのに、無駄足だった」と嘆いていました。しかし、私はその学生に、「念のため、その土地で見つからなかったという状況をきちんと記録しておくように」と指示しておきました。
 そんなことを繰り返すうちに、その対象のモノが見つからない場所には、ある共通性があることがわかってきました。結果として、その共通性は、論文の中では、かなり重要な考察のひとつになりました。もし、無駄足だったとして、その土地への調査の記録を捨てていたら、その共通性は見つからなかったと思います。

 これは、一人の学生の中でメデタシメデタシとなった例で、質問者様の場合とは少し違いますが、一見、うまく行っていないような状況であっても、それを悲観するのではなく、その「うまくいかない」「予測通りでない」状況をきちんと記録することは、研究にとっては重要なことです。

 指導教員と充分に相談した上で、「うまくいかない理由」を考察し、記録を残すという論文を完成させてください。
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この回答へのお礼

分かりました。指導教員と相談し、論文を完成させようと思います。回答ありがとうございました。

お礼日時:2008/01/17 19:09

通常、卒業研究に、良い結果を求めては居ません。


(4年生なんかに、そんな良い結果が出るはずがありません)
もちろん、良い結果が出ればそれに越したことはありませんが、研究のやり方がどんなものかが学生に分かってもらえればそれでよいのです。
(修士でさえ、研究のやり方がしっかりしているかどうかが主眼です)
ですから、どういうやり方をして、どんな結果(目的と異なっていてかまわない)が出たのか、それからどんなことが考えられるのかの考察がしっかり出来れば問題ありません。
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この回答へのお礼

なるほど、どういう結果が出て何故そうなったかを考察することが大事なのですね。回答ありがとうございました。

お礼日時:2008/01/17 19:00

卒論や修論で良い結果が出ないとき、その結末は分厚い「なぜうまく行かなかったかの考察」になります。


私の卒論は四員環不飽和ラジカル前駆体の合成でしたが、最後の最後に出来た物質(目的物だったらしい)は目の前で自然分解してしまいました。融点まで測れたのに、熱分解しちゃったのでした。
当然卒論は惨めでした。
修士は色々な都合上別研究室となりました。修論には持ち越しませんでした。
修論も死屍累々状態で、D論でやっと少しマシな結果が出せました。
中々うまく行かないモノです。
早い内に挫折しておいた方が良い研究者になれますよ。
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この回答へのお礼

研究が必ずしもうまくいかないという事は分かっていましたが、周り(同期)が良い結果を出していたのであせってたのかもしれません。回答ありがとうございました。

お礼日時:2008/01/17 18:53

>他大学の院に行くので、今のままの結果を残して研究室を去るのは心苦しいです。

また最近では、こんなことで修士に進んで良いのだろうか、自分は研究するのに向いていなく院に進む資格が無いんじゃないか、と毎日のように思っています。

さぞお悩みのことと思います。
善人であるほど悩むものです。反省を活かして、他大学で研究してください。

>そこで、理系の大学をでた方でこの時期に結果が出ていなく苦労した人っているのでしょうか?もしいましたら卒研発表・論文作成をどのように乗り切ったか教えてもらえないでしょうか。それと、こんな私は院に進まないほうが良いのか教えてください。回答お願いします。

私は、卒論、修論とも同一研究室でしたが、両方パッとしませんでした。成果もなく、論文の厚みも中身も薄いものでした。
さすがに就職では、研究開発を諦めアドミ部門で働いていました。

まあ、卒論なんてそんなものでも許されます。
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この回答へのお礼

確かに卒論は軽視されてますが、それでも悩んでいました。回答ありがとうございます。

お礼日時:2008/01/17 18:51

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