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先日、のどが痛くて病院に行きました。抗生物質をもらい、うがいの方法について指導を受けたのですが、これは単なる風邪引きと思うのですが、いまいちインフルエンザと風邪引きの違いがわかりません。
インフルエンザはウイルス(ばい菌)の感染により、肺が炎症を起こしそれが原因で発熱したりするものだと思うのですが、風邪引きははどうなのでしょうか。
 また、日中はたいしたことがないのに、寝ているときにのどが痛くなったり、咳き込んだりするのはどうしてでしょうか。 

A 回答 (4件)

 獣医師でウイルスに専門知識を有する者です。



 私の理解では、いわゆる「風邪」というのは上部気道(咽喉頭や鼻腔、気管まで)の感染症一般を指し、その中で比較的重篤なものに対して別に病名が付けられている、という認識です。
 RSウイルスなんて、大人には鼻風邪程度でたいした症状を示さないため、診断なんてされることは皆無でしょうが、子供に感染すると重篤化することが多く、病院に行くと検査されて「RSウイルス感染症です」なんて診断されるわけです。

 インフルエンザでも重篤化せずに鼻風邪程度で済んでいるケースは山ほどあるはずなのですが、そのような風邪に対しては診断されないので"ただの風邪"で終わっているわけです。

 成人が罹る上部気道の感染症では、確かにインフルエンザは最も重篤化するリスクが高い疾病です。熱もライノやアデノで出ないというわけではないのですが、インフルエンザは高率に熱発しますし、その際の熱も高く、持続時間も長いですね。

 なお、「肺」にはインフルエンザも含め、ほとんどの呼吸器ウイルスは感染(増殖)しません。幼児に感染したRSウイルスくらいでしょうか。
 また、「肺炎」はもはや「風邪」ではないです。もっと重篤な疾患ですから。
 普通は、風邪をこじらせて気管支炎や肺炎などの「下部気道炎」を起こすときは、最初のウイルスが悪さをしているのではなく、細菌性の二次感染を起こしている場合がほとんどでしょう。

 なお、発熱に関しては、確かにウイルス感染症では免疫細胞が発熱物質を出している、すなわち「身体側の防衛反応」であることがほとんどなのですが、細菌感染症の場合は細菌そのものが発熱物質を出す場合も多々あります。
 要するに、基本的に熱とは「ウイルスや細菌を熱によって殺すため」に出すものではなく、免疫細胞の活動性を高めるための熱発なのです。
 ですが、高温になって免疫細胞が活発になる環境では、多くの細菌の活動性も活発になります。だからこそ発熱物資を産生する細菌も多いというわけで。
 そんなわけで、発熱しているときは確かに「身体が外敵(ウイルス)と戦っている」状況なのは確かなのですが、細菌性の二次感染も起きやすいですし、けっこうハイリスクな状況でもあるのです。

 なお、呼吸器系のウイルスは体温より低温の方が増殖性が良いと言われていて、特に「風邪」の大半の原因といわれているライノウイルスは34℃以下でしか増殖しない、と言われていて、これが「熱によってウイルスをやっつける」という話の根拠になっています。
 でも、他の呼吸器病ウイルス(RSやインフルエンザ、アデノやコロナなど)も同じようなことを言われていたのですが、37℃(培養の時に使うインキュベーターの一般的な設定温度)でも普通に増えますね。安物のインキュベーターを使っていて温度精度が悪く、庫内温度が38℃を超えていても増殖性に影響はなかったです。ライノは培養したことがないのですが。
 なので、「熱によってウイルスをやっつける」というのは眉唾、と思っています。
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俺もインフルエンザにかかりましたが


一気に熱がでました。
さらに節々も痛くなるし・・・・・・。
あきらかに普通の風邪とはちがうなー
って解りましたよ。

でも、それは予防接種をしなかった時で
あって予防接種をしているとどうなんで
しょうねー?インフルエンザにかかって
もかるくて済むっていいますから風邪と
そんなに違わないのかな?
これは経験ありませーん。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。僕は熱の出ない体質なのです、なぜなら
幼少のころに扁桃腺を切除しており、それまでは、熱で苦しんだのですが、今はまるっきりありません。ただし、熱が出るというのは体調が悪いですよっていう、信号ですので、信号がなくなった分、無理が利くだけ、危険だと思います。
 そういえば、今年は久しぶりに、インフルエンザの予防接種をしました。
どちらにしても、忠告ありがとうございます。

お礼日時:2008/01/15 17:34

「かぜ症候群」という概念があるのですが、これはRSウイルス、ライノウイルス、アデノウイルス、コロナウイルス等の感染によるものです。

インフルエンザはインフルエンザウイルスによるものです。インフルエンザだと高熱・頭痛・咽頭痛・全身倦怠感・関節痛・筋肉痛という症状があります。今の季節、ただの風邪症状にしては熱が高く、関節痛や筋肉痛を伴うとインフルエンザを強く疑います。

またウイルスとばい菌は違います。ばい菌という言葉は専門的には存在しないのですが、感染症の原因となる「菌」と言うと代表的なのは細菌です。ウイルスと細菌では生物学的な形態が異なりますので、薬も当然違います。細菌感染症には抗生物質を使います。ウイルス感染症ではそのウイルスに対する特効薬がある場合(インフルエンザに対するオセルタミビルやヘルペスに対するアシクロビル)はそれを使いますし、そうでない場合は対症療法(アスピリン、アセトアミノフェンといった解熱鎮痛剤と補液、安静など)になります。

細菌感染症もウイルス感染症も症状は似ています。世間では熱が出て体がだるいことや頭痛があれば「風邪」と認識しているというのが一般的でしょうが、感染症であれば大抵は熱と倦怠感は出ます。ただ、それが病原性が強いタイプの細菌、ウイルスであれば他に特徴的な症状が出てきます。

発熱は病原体が体内に侵入したときの免疫反応により様々な発熱物質が血中に放出されるために起こります。その時に病原体が感染した部位で炎症が起こっていることが多いです。感染症は空気中の病原体を吸い込むことで起こる場合が多いので、上気道(主に咽頭)で感染することが多くそれが刺激となってのどの痛みや咳が出ます。(上気道感染)
また、細菌感染症の経路としては尿路を逆行性に細菌が入っていくということもあります。この場合尿道や膀胱レベルでも感染は発熱が強くありませんが、最終的に腎臓まで行くと(腎盂腎炎)高熱が出ます。こういう感染経路を尿路感染と言いますが、尿路感染では当然咳は出ず血尿などの症状が出ます。消化管が感染部位となれば、いわゆる食中毒の症状が出ます。
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症状の違いですが、あくまでも一般的に


風邪の場合人によって症状が違いますが、のどの痛み、鼻水、セキなどの症状が出て場合によっては発熱する。
インフルエンザの場合、まず高熱が出てから風邪の諸症状が出てくる。

ちなみにウィルスとばい菌は違いますし、結果的に肺炎を(肺が炎症)起す場合もありますが、発熱は体に入り込んだウィルスを排除しようとする
人間の元々持っている防御(免疫)反応です。(熱でウィルスを撃退しようとする)

寝ている時にセキがひどくなるのは副交感神経の働きで気管支が狭くなるためです。
逆に日中は交感神経が働き気管支が広がっているので、就寝時よりもセキがひどくなりません。
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