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ウィーデマン・フランツ則を用いて、(1)電子による熱伝導率を求める式、(2)格子振動による熱伝導率を求める式を教えてください。

A 回答 (1件)

Wiedemann-Franzの法則はBoltzmann統計を用いたDrudeや、Fermi統計を用いたSommerfeldの金属の自由電子気体モデルで説明されています。

法則中の熱伝導度は、自由電子による熱伝導を意味します。したがって、格子振動による熱伝導は無視されています。格子振動による熱伝導はWiedemann-Franzの法則が成り立たなくなる温度領域で支配的になります。
ですから、Wiedemann-Franzの法則を使って格子振動による熱伝導度を求めることはできません。
このことについて、さらに詳しく知るために、参考図書として「個体物理の基礎 アシュクロフト・マーミン 全4巻 吉岡書店」を薦めします。この本は、金属の電子理論ついて詳しく解説しています。ただ、個人的な感想ですが、翻訳が難解であるため、原書の方が良いかも知れません。

この回答への補足

それでは、電子による熱伝導率を求める式っていうのはどのようになるのでしょうか。

また、Wiedemann-Franzの法則を用いらないで、格子振動による熱伝導率を求める式を教えてください。

補足日時:2008/01/19 00:12
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