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私はこう思っているのですが、あっているのかどうかがわかりません。

雨雲から雨がどんどん降ると、その雨雲はどんどん小さくなり
やがてその雲は消えますよね?
消えるまではいかなくても雨雲ではなくなりますよね?

正解を教えてください。よろしくお願いします。

A 回答 (2件)

雨雲または雲の出来る場所は中学校2年ぐらいまでには習いますが、低気圧または気圧の谷(トラフ)がある場所を指します。


気圧の谷では、雲が発生しやすくなることが多く、雨をもたらすことや低気圧を発生させることもあります。

雨の降る前線や低気圧の周辺は湿った空気が吹き込み常に一定の水分を供給しています。もう少し書くと、多くの水蒸気を含んだ空気が下から上に吹き上げているのが低気圧です。気圧が低いため低気圧の下には常に風が吹き込みます。そこで行き場を失った風は下から上に向かって吹き上げます。
風が上空に達すると温度の変化や気圧差などから水蒸気が飽和量(空気が水分を含める量の限界、温度が下がれば下がるほど空気が持てる水分の量は減少する)に達し大気中の塵などと結びついて雲になるのです。
その塵についた水分子の量が一定を越え、雲の中の水分同士がくっつくと雨や雪として地上に落ちてくるのです。

そのため、確かに雨が降ればその分雲の量は減ることになります。
ただし、雨が降るだけ地上や海上から水分を供給できる状況にあると雲は減らないことになりますし、落下する雨の量より集める水蒸気の量が多ければ、雲はどんどん成長します。

尚、高気圧は上から下方向に風が降りてきます。上空は気圧が低く温度も多少低くなるため地表に降りてくる際に水蒸気が多少含まれていても飽和水蒸気量は温度が上がるほど増えるため水蒸気が目に見える状態に飽和することがなくむしろ湿度が下がり、より乾燥しますから快晴になります。

こんなところでしょうか?

<用語>
飽和水蒸気量=空気1立方メートル辺りが保持できる水蒸気量をグラムで表した物。飽和水蒸気量は空気の温度が下がるほど減少する。これは、冷たい飲み物を入れたグラスの表面に水滴が付く現象などで証明されることが多い(グラスの表面に接する空気の温度が下がることで空気の飽和量が低下しグラスに飽和した水蒸気が水滴となって現れる)。一般に湿度100%と呼ばれるものが、空気が保持できる水分量の限界(飽和量)となる。
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この回答へのお礼

>落下する雨の量より集める水蒸気の量が多ければ、雲はどんどん成長します。

こんなこともあるんですねぇ。考えもしませんでした。

低気圧だと天気が悪い、高気圧だと晴れるというのは知っていましたが
なぜそうなのかは知りませんでした。勉強になりました。

詳しい回答をありがとうございます。

お礼日時:2008/01/19 20:59

雲、風に流れるなどで変化します。

気流の関係で消えることもありますし、大きくなることもあります。
さて、雨で水分が減ると雲は小さくなると考えられます。実際に雨が降って雲がほぼ消えた例も観測されたことがあるそうです。ただ、雲自体変化しますし、風で流れて見えなくなるので、観測で確認されることは限られているようですね。
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この回答へのお礼

間違ってはいなかったようなのでホッとしました。
あまり観測されたことがないとは意外でした。

回答してくださり、ありがとうございます。

お礼日時:2008/01/19 20:55

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