プロが教えるわが家の防犯対策術!

自分で調べても中々解らなかったので、そういう類のものに詳しい方教えてくださいo(。_。o*)ペコリ

「被布」は防寒具という解釈をしているのですが(この時点で間違えているかもしれませんが)市女笠につけられる「虫垂衣」は虫除けの効果がある、と私が読んだ資料には載っていました。

被布(袖有)に市女笠という組み合わせはおかしいのでしょうか?

市女笠と壺装束の組み合わせはよく見かけるのですが、どう調べても被布と市女笠のコーディネート(?)が見当たらなかったので、これは歴史的なものから見ておかしいのではないかと思ったのです。

またついでで教えていただきたいのですが、市女笠には紐が垂れているタイプと垂れていないタイプがあるようですが、あの紐にはどのような意味があるのでしょうか。
どうかよろしくおねがいしますm(_ _)m

A 回答 (3件)

「被布」は、江戸時代のまずは「男物」から始まりました。


どちらかというと「茶人」とか「豪商」とか、
そういった感じの粋人といわれるような人が多かったようですね。
後年女性も着ましたが、武家の女性がほとんどです。
庶民の女性は羽織さえ着てはいけませんでしたから、
もっぱらはんてんか、着物の重ね着など、
ちょっと遠出のときは、今の道中着の長いようなのですね。
京見物だのお伊勢参りだのの長い道中は、着物の上からコート代わりに
ゆかたを引っ掛けました。
今の被布は袖のないものを三歳のお祝いに着るだけになりましたね。
被布の発展したものが今の道行きコートです。
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この回答へのお礼

元は男物だったとは初耳です!

謎に思っていた部分が解って、とても嬉しいです。
被布などは調べれば画像は出てくるのですが、説明書きはあまり見当たらず、大変助かりました。
ありがとうございました。参考にさせていただきます!!

お礼日時:2008/02/01 23:12

えーとまず「被布」ではなく「被衣」だと思います。

「かつぎ」もしくは「かづき」ですね。それと、被衣で市女笠もアリです。元々被衣も笠も「まずはカオを隠すためのもの」、です。当時の女性(身分の高い人)はカオを人に見せないのがエチケットでしたから。更には日よけや「虫垂衣」は虫もよけたわけです。

風俗資料館のHPをご覧になってみてください。
ここは私もいきましたが、平安時代のことがいろいろわかっておもしろいですよ。
http://www.iz2.or.jp/mushinotare/index.html

それと、紐ですが、たぶん「あげまき」のことをおっしゃっているのだと思いますが、多分に「装飾」だと思います。
いわゆる「組みひも」ですが、当時は絹の紐をいろいろな形に結ぶことが装飾としてアタリマエでした。あげまき結びというのは、たぶん最も今でも眼にする結びだと思います。

参考URL:http://www.iz2.or.jp/mushinotare/index.html
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
被衣ですか。あのとてもいかつくなる(?)やつですね。
七五三で着たり、街中の着物の女性が着ている「被布」は、昔の時代には無かったんでしょうか……。

なるほど紐は装飾だったのですね。
虫垂衣を纏めたりするのかと思っていました^^;

とても参考になりました。
お礼が遅れてしまい申し訳ありませんでした。
ありがとうございました!

お礼日時:2008/01/31 08:16

被布はどちらかというと顔を隠すために着るのではないですかね。


http://www.sengoku-expo.net/tf/J/kaisetsu_kazuki …
ここの壷装束に市女笠と被布の記述はありますが実際はどうなんでしょうね。
http://kakur.eek.jp/a-02.html
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この回答へのお礼

お返事が遅くなってしまって、ごめんなさい。
URL参照ありがとうございます!
不思議ですよね、服飾史の本などを見てみても、被布と市女笠の組み合わせの「画像」は見つからないんですよね……。
それぞれの解釈から見るとありえなくは無いとも思うのですが、うーん悩みどころです^-^;
わざわざ調べていただいたようで、ありがとうございました!

お礼日時:2008/01/24 02:27

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