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R.コルサコフ シェエラザードのようなエキゾチックな曲は他にもありますか。

A 回答 (2件)

こんにちは。



イチ押しは,
☆サン=サーンス 歌劇「サムソンとデリラ」より バッカナール
最近,フィギュアスケートで使われたようなので,すでにご存知かもしれませんし,10分程度の小品ではありますが。
(サン=サーンスにはピアノ協奏曲第5番「エジプト風」,アフリカ幻想曲,といった作品もありますが,それほどエキゾチック全開な雰囲気ではありません)

それから,
☆ニールセン 「アラディン」
という,そのまんま?のタイトルの曲があります。
劇付随音楽全曲と組曲版がありますが,組曲版で十分でしょうか。
シェエラザードほど大規模でシンフォニックではなく,性格的な小曲が集まっています。

もっと東に移動して,中央アジアあたりですと,有名なオーケストラ小品ですが,
☆ボロディン 歌劇「イーゴリ公」より だったん人の踊り, 交響詩「中央アジアの草原にて」
かなり西欧風になってはいますが,非常にうまくエキゾチックな雰囲気が取り入れられた曲だと思います。

☆ボロディン 交響曲第2番
も同様で,ロシアと中央アジアの境界あたりの雰囲気です。

☆ハチャトゥリアン バレエ「ガイーヌ」
中央アジア風の民俗的なリズムや旋律の曲がたくさんでてきます。
リズミック・ダイナミックな音楽が好きな方にはお勧めです。(できればバレエ全曲版で)

逆にもう少しヨーロッパに接近すると,
☆バルトーク ルーマニア民俗舞曲
☆エネスコ ルーマニア狂詩曲
はアジアよりの東欧風になります。
どのあたりからエキゾチックと呼ぶかが問題になってくる領域ではありますが。
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この回答へのお礼

とても詳しくありがとうございました。フィギュアスケートで使われている曲なら、どこかで聴いているかもしれません。ダッタン人の踊りはシェエラザードのCDに一緒に入っていて好きなメロディです。教えていただいた曲の地域が西洋人から見たエキゾチックなのだろうと思います。

お礼日時:2008/01/20 21:59

Rコルサコフは、純粋に西欧風の音楽を追求した時期もあったりして結構作風の振り幅が大きいですが、もちろんシェエラザード以外にもエキゾチックな曲をいっぱい作っています。



交響曲だと第二番「アンタール」。(第三番は正反対に全く西欧的な曲です。)
オペラだと「金鶏」。そのほか組曲「サルタン王の物語」あたりがシェエラザードをほうふつさせ、かつ聴きやすい音楽だと思います。

彼以外の作曲家では、Rコルサコフの弟子だったイッポリトフ=イヴァーノフ。シェエラザードのような絢爛豪華さはなく、もっと田舎風ですが、アジアを周遊しているような旅情を感じさせる作風で大好きです。組曲「コーカサスの風景」は4曲目の「酋長の行列」が有名ですが、全体としても旋律が美しく気持ちの良い曲です。手に入りにくいですが交響曲第一番もノスタルジアに溢れていて好きです。もっと演奏されても良い曲だと思います。

あとは、
グラズノフ 交響曲第5番:中東よりもロシアに近いですが、最終楽章などちょっとモンゴル風のエキゾチックな感じがします。
プロコフィエフ 組曲「キージェ中尉」
コダーイ 組曲「ハーリヤーノシュ」
あたりはいかがでしょうか。
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この回答へのお礼

たくさんの曲をありがとうございました。酋長の行列はとても好きです。曲の名前が分からなくて先日こちらで教えていただいたところです。全体としても旋律が美しく気持ちの良い曲なのですね、他の曲も聴いてみたいです。Rコルサコフの他の曲も聴いてみようと思います。

お礼日時:2008/01/20 22:04

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