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雅楽など倍音が含まれていると聞いたことがあるのですが、
そもそも倍音はどのような楽器に含まれているのですか??
人の声にも倍音はあるのでしょうか?

また現代の音楽、たとえばロックバンドなどには倍音ってあるのですか??

音楽に関して素人なので、この場で質問させていただきます。

A 回答 (3件)

先の回答者さんがお答えのとおり、倍音の出ていない楽器はありません。


普通に出している声や、楽器の音にはたくさんの倍音は常に含まれていて、この配合で「音色」が決まります。言わば「調味料」のようなもので、この配合がよければ「よい声だ」ということになり、配合が悪ければ、「マズイ料理だ」ということになります。
倍音がなければ、誰の声も全部同じになり、他人の声が聞き分けられません。楽器の音を聞いても、なにの楽器か判らなくなります。

自然に発生している倍音を一番うまく取り出して利用しているのが管楽器です。
バロック時代以前の金管楽器はピストンがなかったので、高いところの倍音だけですべての音階を吹いていました。今でも軍隊のラッパは、ピストンが無く、ただの管ですが、「起床」、「消灯」、「突撃」などのメロディーを吹き分けます。アルペンホルンもただの木の筒ですが、連絡用にいろいろなメロディーを吹き分けています。これらの奏者は、強く吹いたり、唇を締めたりすることで、空気柱に倍音を上手く発生させています。

雅楽で倍音を多用する楽器は、やはり管楽器で横笛(おうてき)の類です。
主役の篳篥(ひちりき)は、倍音を積極利用しないため、音域はオクターブです。
一方、横笛は、強く息を入れて倍音を発生させるため2オクターブ半くらいの広い音域があります。低い音域でのオクターブが終わったところで、強く息を入れると同じ指使いでより高い音階につながり、更に鋭い息を入れると、「ピーッ!」という感じの、龍が天空で鳴くようなかん高い倍音がでます。この横笛の名称が「龍笛(りゅうてき)」と言われるゆえんです。
小学生の使う縦笛(リコーダー)には、裏に親指用の穴があり、これを少し開くと振動している空気中の真ん中に節目が出来てしまい、上下半分に分かれて振動し、倍音が発生します。これによりオクターブ高い音が楽に出せるようになっています。

人の声の倍音は、いわゆる裏声です。高い声で歌っているとき、俗に「声がひっくり返った」というのは、声帯を締めすぎた結果、基音が消えて倍音に変わってしまったということです。ひっくり返った声を上手くコントロールして歌えば、ファルセットという歌い方になります。また、地声と裏声を交互に素早く入れ替えて歌うのがアルペンやウエスタンのヨーデルです。「♪ヨーレイヨーレイティ~」などと歌っています。

あと、ロックや現代音楽でも当然のように倍音を使いますが、説明は他の回答者さんに譲ります。
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こんにちは。



単純な正弦波以外の音には,アコースティックな音か電気的な音かによらず,必ず倍音は含まれています。(雅楽の楽器でも,ロックバンドの楽器でも)

私が歌う「ド」と質問者さまが歌う「ド」とヴァイオリンの「ド」とエレキギターの「ド」の音色が違って聴こえるのは,それぞれの「ド」に含まれる倍音の成分が違うからです。

ただ,質問者さまがイメージしている「倍音」というのが,人間の耳に聴こえる範囲を超えた高周波の音のことなのでしたら,電気的な楽器よりもアコースティックな楽器(人間の声も含めて)により多く含まれているような気はします(確証なしですが)。


こんなのを読んだら余計にややこしくなるかもしれませんが,ご参考までに(笑)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%80%8D%E9%9F%B3
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すべての楽器の音、声に倍音は含まれています。


倍音のない音を出すには、発信機を使って純粋な正弦波を作るしかないと思います。
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