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アメリカは民主主義を謳っているけど、本当はどうなんですか??選挙の制度などには本当に民主主義なのか疑問を感じます。ものすごくあいまいな質問ですが、お答えできる方、お願いします!!

A 回答 (6件)

私はアメリカに十年住んでいますが、民主主義ですよ。

完璧ではありませんが、日本の汚職や圧力にあふれた政府よりはマシだと思います。まあアメリカでも汚職は無いわけじゃありませんし、特に右翼に汚職や欺瞞は多いです。

>phobos

あなたは右翼の人間ばかり例に挙げていますね。

>大統領に反するTシャツを着ているだけで逮捕されたりする国です。

そんなことが本当にあったら暴動がおきます。どこでそんなことを見たのですか?ブッシュは常にバラエティ番組などで馬鹿にされていました。

私は日本とアメリカの両方の法律などを大学で勉強しましたが、アメリカの法律の方がはるかに近代的、民主的で優れています。少年法のように理不尽な法律はありません。

>共和党政権が続く限りアメリカに食の安全はありません。

日本のコンビニ弁当やファストフードもかなり汚いです...ファストフードに清潔さを求めない方がいいですよ。

>それでは逆にアメリカのこういう行政システムが民主主義てきでないといったようなところはありますか??

エレクトラルカレッジの選挙法では極まれに多く投票された方が落選したりします。この選挙法に不満を持つ人は少なくありません。
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「アメリカは自由と民主主義の国」というのは「宣伝文句」にすぎませんので、その品質保証表示が本当かどうかは、いろいろ情報を集めて自分で判断しないといけませんよね。

質問者さんの疑問はごもっともだと思います。

民主主義を保証する機構の一つに選挙制度がありますが、制度があればよいというものではなくて、注目しなくてはならないのは、それが果たして公正に機能しているかどうかということです。

一例を挙げれば、2000年11月の大統領選挙でフロリダ州(ブッシュ大統領の弟が州知事、ブッシュの選挙対策担当者がが州務長官)では、少なくとも4万人の有権者(ほとんどは黒人や貧困層=民主党支持が強い)が投票人名簿から不当に抹消されて選挙に行けなかったとのことです。(結果は500票台の差で共和党のブッシュが勝利)

民主主義を機能させる上でもう一つ大事なことは思想・表現の自由の保証です。
これはANo.4さんも触れたように、スローガン入りTシャツの「自粛」をうながす国民の相互監視も含めて、現在のアメリカでは特に9・11テロ事件以後は国家政策を批判するような表現の自由がかなり制限されてきているようです。「愛国者法」が制定された結果、国民が図書館でどんな本を読んだかもFBIが監視できるようになりました。

また政府高官が「キリスト教徒以外はこの国に住む資格はない」と発言したり(ブッシュ大統領はキリスト教原理主義者=神が人間を作った・進化論は間違いとするなど聖書第一主義)と、現代のアメリカは戦前のナチスの道をあゆもうとしているのか?とさえ思えてきます。

その他まだまだありますが、詳しくは
●グレッグ・パラスト著「金で買えるアメリカ民主主義」 (角川文庫 2004.3)
などを一読されることをおすすめします。

著者はアメリカ人の調査記者ですが米国内の大手ジャーナリズムは彼の政府批判記事を載せてくれないため、イギリスで活動しているそうです。
ジャーナリズムが本当のことを書いて(撮って)発表できるかどうかも、民主主義が機能しているかどうかを判断する大事な点ですね。

また、ドキュメンタリー映画でみるなら
●マイケル・ムーア監督の「ボウリング・フォー・コロンバイン」「華氏911」「シッコ」
などをごらんになるとよいでしょう。レンタルビデオ店にあると思いますよ。
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民主主義を謳っているだけです。

そう思い込んでいるだけか、一応そういうことになっているので何をしても構わないと思っているのかその辺は知りません。

選挙にしたって、票操作なんて平気でしますしね。

貧しい地域での選挙場所の投票するための機械を壊し、せっかく投票に行っても込み合いすぎて中にさえ入れない、何時間も待たされて投票さえ出来なかった-とか。

何人の選挙民がその地域には登録しているというデータだあるにもかかわらず、それ以上の投票がされていたり・・・ 例えばその地域には300人の人間が投票に参加する権利がある、300人中何人が実際に投票に参加したのかって考えれば300人より少なくなって当然なわけです。しかし実際にはこの地域から特定の人間へ2,000票入ったことになっていても国民は何も言わない。

何も言えない、というべきか。

大統領に反するTシャツを着ているだけで逮捕されたりする国です。幾らでたらめがまかり通っていても、立ち上がって「それは間違っている」なんていおうものなら即仕事を失うのが目に見えているから、あえてそんなことをしようとは思わない。思ったとしても行動に移すには家族もあるし、なんて状況がほとんど。

これを民主主義と呼ぶなら、民主主義なんでしょうね。もう言葉の持つ意味を真剣に考える人間はアメリカ政府にはいないんじゃないんでしょうか。
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この回答へのお礼

なるほど~!!そんな実態があったとは知りませんでした。
回答ありがとうございました。
とても参考になりました!!!

お礼日時:2008/01/25 08:56

アメリカは大統領制をとっているほか、法理論が日本とは異なるなどの特徴がありますが、まぎれもなく民主主義国家です。

国民の直接投票で大統領が決まるわけですから、日本の議員内閣制よりも、分かり易い民主主義であると言えます。

アメリカ大統領選挙は、いわゆる一票の重みの格差が二分の一の範囲内に収まっており、日本の参議院のように、5倍も格差がある状況よりは、よほど民主主義的でしょう。

アメリカは典型的な二大政党制の国であり、政権交代が起こるたびに、役所の組織替えや人の入れ替えが発生します。これは日本には見られない美点で、民主主義の要素としては非常に優れています。役人ではなく政治家がリーダーだという原則が貫徹されているのです。

他方、アメリカの政治は、あの広い国土で草の根民主主義を貫徹するという、膨大な金と労力がかかる制度です。昨今のニュースで見られる、大統領候補指名争いは典型例でしょう。二大政党以外にあれと同じことができるか、少数意見は着実に政治に反映されるのか、という点に、多少の疑問を感じないわけではありません。

どの民主主義国にも特定の支持団体が、政治を動かしているケースがあるのが現実です。日本ではゼネコンが自民党・公明党に無駄な道路を作らせ国の借金を増大させているわけですが、アメリカの共和党は食品加工業界からの強い支持を受けており、共和党政権が続く限りアメリカに食の安全はありません。詳しく知りたければ、エリック・シュロッサー「ファストフードが世界を食いつくす」をお読みください。アメリカ牛なんか、絶対に食べられなくなります。

アメリカ民主主義の最大の問題は、政治家のメディア露出が多く、衆愚制になりかかっていることだと思います。政治家のキャンペーンに国民が踊らされているという状況ですので、ひとたびバランスが崩れると、ヒトラーのように狂気の政治家が、正当な選挙プロセスを経て権力を握ってしまう危険性がありそうです(ご存知とは思いますが、ヒトラーはクーデターで政権を取ったわけではなく、選挙で政権を取ったのです)。
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この回答へのお礼

お礼が遅くなってしまってごめんなさい!!
とても的確な回答で、すごくわかりやすかったです。
本当にありがとうございました!!!!!

お礼日時:2008/01/25 08:58

アメリカの上院議員は、各州で2名ずつ選出されるそうですが、州によって人口が違うので、人口の多い州ほど、上院議員を選ぶ時に、一票の格差で、票の価値が下がります。

いちばん人口の多い州と少ない州では70倍ぐらいの格差があるそうです。
それと、たとえば大統領選挙などは派手な選挙活動をして、資金がたくさんいるので、金持ちのほうが立候補しやすいということがあり、機会の平等の観点から言って、問題があります。
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この回答へのお礼

なるほど!この一票の格差は民主主義を謳っている国としては、とても大きな問題ですね。70倍にもなってしまったら、とても人々は平等とは言えませんもんね!!
すばやい回答ほんとうにありがとうございます!!
すごく参考になりました。

お礼日時:2008/01/25 09:01

国民が選挙で政治の代表を選んでいるので、紛れもなく民主主義です。

この回答への補足

すばやい回答ありがとうございます。
それでは逆にアメリカのこういう行政システムが民主主義てきでないといったようなところはありますか??
 
重ねて質問をしてしまってごめんなさい。
お願いします。

補足日時:2008/01/22 05:35
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