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HPLCでカルシトニンの定量がうまくいきません。
論文などを参考にしているのですが、検量線すら作れない状況です。

というのは、ピークは毎回同じ保持時間で検出されるのですが、同じ濃度にもかかわらずピーク面積が毎回異なります。さらに濃度に依存せず濃度の低い方が面積が大きい場合もあります。
挙句の果てには移動相を打っただけなのに、同じ時間にピークが出てきます。蒸留水を打ってもです。それも何度も何度も。
どうしていいのかわかりません。どなたかアドバイスをください。

移動相:アセトニトリル:水=1:1.25(0.1%トリフルオロ酢酸)
速度:0.8mL/min
C18カラム

*カルシトニンは移動相に溶かしています。

A 回答 (2件)

まず第一に移動相だけ打って出るのはインジェクターの汚れが気になります。

自動、手動に関わらずインジェクター(マイクロシリンジ)を強い溶媒で洗って下さい。強い溶媒はカルシトニンを非常に良く溶かす溶媒でかつ不純物も溶かすものが良いです。そのようなものがない場合、カルシトニン用の溶媒であらい、次にジメチルホルムアミドなどで洗い、移動相で数回洗って下さい。
またカルシトニンが出る位置が保持時間ゼロでないことも確認して下さい。(ゼロだと異物もみんな重なる)
さらに内部標準になる保持時間の近い物質とカルシトニンとを打って比率を見て下さい。(この場合実用の内部標準で無く、保持時間が近い物質で定量性の良いものなら何でも良い)
これで二つのピーク間の相関が無ければ分析条件が不適切だとしか言えません。
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その条件で,ほんとにカラムに保持されてますか?


スルーでボイドの位置に出てません?
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