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最近、フィギュアスケートが熱いですよね!!
私もすっかり浅田真央ファンです。

ですが…私はフィギュア経験者では全くないので、知識があまりありません。

そこで質問なんですが…

真央ちゃんはトリプルアクセルが飛べる数少ない選手のようですが、
最近では真央ちゃんを含め、世界ではどのぐらいの選手がプログラムに組み込んでいるのでしょうか??

それと、フィギュアの世界では1度習得したジャンプでも、シーズンによって飛べなくなってしまうものなんですか??
今、真央ちゃんがトリプルアクセルが不調のようですが、それは成長(もう終わった?)やプレッシャーとかの問題なんですか??

どなたか詳しい方いらっしゃいましたら、お願いしますm(__)m

A 回答 (3件)

国際試合でトリプルアクセルを成功させた女子選手は


伊藤みどり、トーニャ・ハーディング(アメリカ)、中野由加里、浅田真央

国内の大会で成功させた選手
キミー・マイズナー

試合には入れていないけれど練習段階で跳べる(跳べた)とされる選手
荒川静香、恩田美栄、澤田亜紀、浅田舞、安藤美姫

です。
荒川さんはプロに転向した後も
練習の合間、ケガをしない程度にトリプルアクセルの練習をしているそうです。

浅田真央選手や中野由加里選手はアクセルが得意で
安藤美姫選手はジュニアの頃は4サルコウの他に
3アクセルや4ループも練習していたそうですが
もともとアクセルが苦手、サルコウが得意だったので
4サルコウを主に練習していったのでしょう。


> 1度習得したジャンプでも、シーズンによって飛べなくなってしまうものなんですか??

フィギュアスケートは氷の上で不安定なスケート靴で滑る、
しかも難しい技術を必要とする競技です。
練習でできていることが、試合での精神状態や
ちょっとしたことで失敗することは当たり前にあります。
(氷に落ちた髪の毛1本でも大変なことになります)
ノーミスで演技を終えることが非常に難しい
繊細な部分も併せ持つスポーツなのです。
ノーミス演技が当たり前などと思わない方が良いです。
いつもパーフェクトな演技をするだけでも「すごい」ことなのです。

2007世界選手権、浅田真央選手がショートの連続ジャンプで失敗しましたが
後日、「跳べるかなと不安に思っていたら失敗してしまった」と語っていますし
今シーズンのインタビューでも、「練習やフリーではちゃんとできているので
精神的なものだと思う」と言っています。
選手達は軽々と跳んでいるようで、非常に繊細なものだそうです。

さらに、ジュニアのときに跳べたジャンプが成長期を迎えて跳べなくなったり、
選手は試合に体調や精神面のピークがくるようにするのが普通ですが
その調整がうまくいかなかったり、靴が合わなかったり、
氷の状態が良くなかったり、飛び上がるタイミングがずれたり
飛び上がったときの軸がうまく取れなかったりすると、失敗したりします。

また、よりジャンプの質を高めるため
フォームやエッジを調整すると、
今まで跳べたジャンプが乱れることもあります。
4回転と3回転では跳ぶときの感覚が違うため
4回転の練習のせいで3回転が跳べなくなったりします。

浅田真央選手は2006年世界ジュニア選手権で4回転ループを入れるために
練習していましたが、プログラムに入れられるレベルに達せず、
他の3回転ジャンプのタイミングも狂ってしまい、優勝を逃しました。

また、今期からルッツとフリップのエッジが厳格にチェックされるようになり
(間違ったエッジで跳ぶとマイナスになる)
フリップのエッジが間違っていた安藤選手は
今期正しいエッジに修正してきましたが
その影響で今シーズンは得意だったルッツで失敗もありました。


> 真央ちゃんがトリプルアクセルが不調のようですが、それは成長(もう終わった?)や
プレッシャーとかの問題なんですか??

上でも書いたように、精神的なものもあるようです。

スケートアメリカ、NHK杯で安藤選手はショート、フリーとも
3回転3回転を回避して3回転-2回転にしたり、
今期のスケートカナダでは、真央選手は3アクセルは跳ばず2アクセルにしました。
トリノの荒川静香選手も連続ジャンプの最初を着氷した瞬間に
「3回転にしたら回転不足を取られそうだ」と判断し2回転にしました。
状況によって難度を下げてミスを減らすこともあります。


> どうしてキム・ヨナ選手や安藤美姫選手は真央ちゃんと互角に競い合っているのですか??

キム・ヨナ選手はアクセルを除く5種類のジャンプを跳び分けができるほか、
3フリップ-3トゥループをはじめ、ジャンプが正確で美しく
スピンやスパイラルもレベルが高く
基礎点の他に技のできばえでプラスの評価を得ています。

安藤選手も同様に、5種類のジャンプを正確に跳び分け、
着氷後も流れがあり美しいジャンプは定評があります。
連続3回転のコンビネーションとしては最高難度の3ルッツ-3ループを跳び、
他の3回転-3回転のバリエーションも練習中のようです。
(試合で5種類のトリプルジャンプを入れられる選手は世界でもわずかで、
中野選手はループがなく、真央選手はサルコウがありません)
ジャンプ以外のスパイラルやステップも質が高く高得点が狙えます。

真央選手はルッツがエッジエラーのほかに
回転不足やジャンプでフリーレッグが先に着氷してしまったりして
できばえでマイナスをもらってしまうことがしばしばあります。
また、(昨シーズンは)スピンやスパイラルでは
ひとつのポジションを一定時間(回転)保持しないといけませんが
ポジションチェンジが早かったりして
ポイントを取り損なったりすることもあります。

現時点では、浅田真央、安藤美姫、キムヨナの3選手は
ほぼ互角といっていいでしょう。
プレッシャーのかかる試合で
本番にピークを合わせて、ミスを最小限に抑えて
完璧に近い演技をした選手が優勝すると思います。
わずかなミスで順位が変わることもあるでしょう。

どの選手も万全のコンディションで最高の演技を期待します。
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この回答へのお礼

詳しく説明してくださり、ありがとうございました。
とても参考になりました。
それぞれの選手の特性がより理解できたと思います。

そして…真央ちゃんの4回転を見たことがないのでいつか見れたらな~と思いました。。。
これからの試合がますます楽しみです☆

お礼日時:2008/01/27 17:52

試合のプログラムに入れて成功させているのは、現在の女子のトップ選手の中では、NO1さんが回答されているように中野由加里選手と浅田真央選手のみだと思います。



韓国のキムヨナ選手やアメリカのキミーマイズナー選手は練習中だと聞いていますが、10代後半の今の時点で試合に入れていないし、練習で成功したとも聞かないので、今後万が一プログラムに入れたとしても、成功する確率は非常に低いかと思います。
というのは、難易度の高いジャンプは体の軽いジュニアの頃の方が跳べる確率が高いからです。
安藤選手の場合ですが、以前TVのインタビューで、”4回転は跳べるけれどもトリプルアクセルは跳べない”と答えていました。
トリプルアクセルは前踏み切りのジャンプなので、男子選手でも苦手にしている選手が非常に多いと聞いているので、難しいジャンプなのでしょう。

>最近はキム・ヨナ選手に一歩及ばず…って場面が多々あったと思うのですが、

今期の浅田選手は最初のショートプログラムで大ミスをし、フリーで挽回というパターンです。
キムヨナ選手も転んだり、コンビネーションを失敗したりしています。
しかし、ジャンプでしりもちをついてもキムヨナ選手の点数があまり引かれない理由として、ジャッジにアピールする事に力を入れているのでジャッジ受けが良い、ルッツ&フリップジャンプのエッジの跳びわけがきちんと出来ている、ジャンプのキレが良い、事くらいしかないと思います。
ほかの部分(スピン、スパイラル、ステップ、柔軟性)でキム選手が、浅田選手より勝っている点はないと思いますし。
ただ、今期はエッジの跳びわけに対してかなり厳しく採点されると聞いているので(浅田選手はルッツ&フリップのエッジの使い分けが出来ていません)、この点が浅田選手がキム選手の上にいけないという事に響いているのかもしれません。
しかし、来期は浅田選手もエッジの修正をしてくると思います。
今後、どちらの選手も完璧に演技をしたとしたら、たとえ3Aを跳ばなくても浅田選手の方が上に行くと個人的には思います。
それほど、潜在能力が高いからです。

>それと、フィギュアの世界では1度習得したジャンプでも、シーズンによって飛べなくなってしまうものなんですか??

浅田選手が3Aが不調になってしまった原因は、一番は身体の成長だと思います。今もまだ伸び続けているようですよ^^;
成長によってタイミングが合わなくなってジャンプが不調になり、それによって精神的にも影響を及ぼしているのだと思います。
成長が止まれば、技術&精神面も安定してくると思いますし、さらに進化すると思います。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
3Aの難しさがより分かりました…。
真央ちゃんのエッジエラーが来期は直ってるといいですね(^∇^)
それと…まだ身長伸びてるんですか(ノ゜O゜)ノ

…関係ないですけど、真央ちゃんの手足の長さと胴の短さって、
より演技を綺麗に見せていますよね~。。。

お礼日時:2008/01/27 17:59

現在ではグランプリシリーズにでてくるレベルの選手では、


中野由加里選手ぐらいではないでしょうか。
トリプルアクセルじたいは、伊藤みどりさんが20年以上前に跳んでいたように、
ここ最近の技術の進歩というわけではありません。
また、恩田美栄さんも十代のころ跳んでいましたね。
プログラムに組み込むということは、相当の確実性がないとできないので、
練習ではともかく、確実に習得しているのは、真央選手と中野選手かと思います。
(グランプリシリーズ以下の国内大会のレベルまでは、つかんでいません)

そのシーズンによって調子が悪くなることはあるでしょうが、
それでも浅田さんの場合、プログラムにも入れてチャレンジしているのですから、
完全に習得済み、練習では現時点ではかなりの確率で跳べるのだと思います。
ただ、これから先、試合での失敗を避けるためにダブルあるいは別のジャンプでもOK、
という感じでいると、成功の確率は下がっていくことはあると思います。
実際、安藤選手は試合で4回転を挑戦することはなくなってきていますよね。
そういう安全策を浅田選手がとるとは考えられない
(それほど、浅田選手へのトリプルアクセル成功への情熱は高い)
と、感じられるので、まだまだ大丈夫でしょう!

ちなみに、伊藤みどりさんも、中学2年のときに習得済みだったトリプルアクセルを、
フリープログラムに入れていましたが、
足の怪我などで一時期断念、高校3年ときにブレイクしたカルガリーオリンピックの後、
短大1年のシーズンで再びプログラムにトリプルアクセルを入れることに挑戦し、
世界チャンピオンになって、その後引退する3年後まで、
トリプルアクセルを成功させ続けていたのですから、
成長とかプレッシャーの問題だけではないと私は思っています。
浅田選手がこの後、さらに体が大きくなって体型まで変わってしまうとしたら別ですが、
もうこれ以上の変化は自然の成長ではみられないのでは、というのが私の予想です。
ずいぶん熱く語ってしまいました。長文失礼しました。
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この回答へのお礼

さっそくの回答ありがとうございます~!!

中野由加里選手だけなんですか~。。。
キム・ヨナ選手も安藤美姫選手も跳べないんですか?!

そこでまた疑問が湧いてくるんですけど、
最近はキム・ヨナ選手に一歩及ばず…って場面が多々あったと思うのですが、
それは3Aが跳べてた場合、結果はやはり違ってたということですか?

こういう言い方は失礼とは思うのですが、どうしてキム・ヨナ選手や安藤美姫選手は真央ちゃんと互角に競い合っているのですか??
ほかのジャンプの成功率が良かったり、違う技術の面で得点を稼いでいるということですか??

いや~伊藤みどりさんって本当にすごかったんですね~。。。
先日もニコ動を観ていたんですけど…
(エキシビションで)ステッキを両手で前に持ったまま2Aを軽々決めているものがあり衝撃でした!!!

お礼日時:2008/01/24 22:55

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