今日は。

私も東京の住宅地と八ヶ岳の新しい開拓の町にしか住んだことがないので、問題については無知でした。

西日本は特にひどいようで（東北等にもありますが）、正確には「非差別」と呼ばれ、「」と言うのは単なる集落のことを指す場合が多いです。

現在、滋賀在住ですが、今でも駅の掲示板やスーパーのトイレに「人の心を傷つけるラクガキは止めましょう」と書いてあります。始めは意味不明でした。

元々は、被差別の集落を示した地図なども存在しており、現在は昔の地図を見ること自体が違法で、地図の回収もほぼ終っています。
差別されていた集落では、牛や馬等の動物の解体を行っていたが多いようで、皮をはぐ作業等で水を使うため、川辺に多く存在していたようです。
地元の人は、地図が無くなった現在も、の場所を把握しており、本籍等から（結婚や就職する時に、今でも変にこだわって、興信所等で調べる人もいるので）わかるようです。
不動産を購入する場合に、土地の価格が下がるのを恐れて、避けたがる人もいるそうです。数年前に不動産会社が役所に問い合わせた時、問題になりました。

「なぜ差別を受けていたのか？」については、現在と昔とで意見が分かれています。
(1)単に人の嫌がる仕事をしていたから（皮はぎ等は臭いがきついですし、大きな動物の解体作業は、本能的に怖いですよね？）と言う単純な意見。
(2)昔の見解では、士農工商の身分の下に、さらに低い身分を作って、食えない百姓等の不満の矛先とした。田んぼ等が作りにくい土地で、非常に貧しかった。
(3)現在の意見では、水のみ百姓より、かなり豊かであった。当初の差別の発生は不明。だそうです。

問題解決のための、社団法人のようなものが「差別されている」と言うことを逆手に取って、私服を肥やす等の不当行為をして、問題になった事件もここ1～2年でニュースで報道されています。

「橋の無い川」と言う住井すえ（作者、文庫本で全7冊）は、奈良の被差別の話が舞台ですが、元々は新聞小説だったので読みやすいです。参考まで。

Ｎｏ２のｂａｇｕｓ３です。

追記させてください。
解放同盟などの運動は、発足当時は尊い志で
活動していたのが、最近では差別撤廃運動をやりすぎて
逆差別が行われています。
私の住んでいる市でも、の人は優先的に市役所に
採用されたり、市営住宅に入居できます。
またその地区は、市から補助金が出たり低金利で融資してもらったり
して、立派な家ばかり建っています。
そこで他の地域の人から反感を招いて、かえって差別を助長する
結果になっています。
また、運動によって本来なら知らずにすんだ子供たちが
のことを知ることになって、いつまでたっても差別が
続くことになってしまっています。

差別のは「被差別」という言葉を

略したもので、○○村、○○と地名をいう場合とは
違います。
被差別（地区）がどこにあるかは
その近辺に住んでいる人ならわかります。
私の住んでいる市では、二つの町がです。
大人から子供へ言い伝えられています。
周辺の市町村では、どこがかは知りません。

だから、その人が住んでいる町名がわかれば、
その人がの人かどうかがわかります。
他の地域からへ住み着く人はまずいませんが、
の人が、他の地域に引越ししている場合は
簡単にはわかりません。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%83%A8%E8%90%BD% …

＞どうやって「あの人出身じゃない？」って判断しているの？

　「本籍」がどのように変わっているのか？をチェックしているのだと思います。陰湿ですよね。
　私は転勤族だったもので、転勤の度に本籍を単純に移動させていたのですが、他人から見るとその行為が「出生地を隠す行為」に見えたようで、「出身者ではないかと疑われるよ」と注意（？）を受け、驚いたのを記憶しています。

＞一方、『解放同盟』は
＞どう思いますか？

　エセを振りかざしているのが「解放同盟」だとは思えないんですが、どうなんでしょう？

＞＝集落・村
＞じゃないですか？

　おっしゃるとおり。「」には「集落」という意味があります。
　なので、普通に「」を「集落」の意味と使用して差し支えないはずなのですが、マスコミの言葉狩りによって、「」という言葉は限定的にしか使用できなくなってしまいました。
　例えば、昔のアニメなどで「集落」の意味で「」というセリフがあったのを無理矢理カットしている例が散見されます。
　物事の本質を見誤った行為だと言えるでしょう。