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限界効用逓減の法則は、参考書で理解できたのですが、
限界効用均等の法則のほうは、調べてもどうしても理解できません。
両方、消費者が満足するためにこうやって行動すればいいよってことだと思うのですが。。均等のほうが、どうしても理解できません。


限界効用均衡を理解する際に、参照させていただいた、ページに「それぞれの場面で1番高い効用を選んでいくので、これが無限大になっていくほど限界効用は同じになります。」という記載があったのですが、この部分が多分、限界効用均衡のキーポイント!?だと思うのですが、どういうことなのか理解できません。もしかして限界効用自体も、きちんと理解していないのかもしれませんが、なぜ限界効用の均衡が最大の満足になるのか、数式がない説明で理解したいのですが。。参照ページ提示または、ご説明して頂ければ幸いです。よろしくお願いします。

A 回答 (1件)

私もいつも、効用を「満足」と置き換えて考えているのでそのように表記します。


簡単に限界効用逓減について。
限界効用とはある財を追加的に1単位ふやしたときに増加する効用のことです。
よく使われる例はビールで、最初の1杯からの満足感は無敵ですが、5杯飲んだあとに新たに6杯目から得られる満足はわずかなものです。

では(価格で加重された)限界効用が均等するとはどういうことか?
今、居酒屋にて、餃子とビールを組み合わせて最大の満足を得ようとしている人を考えます。
もちろん予算は限られているので好きなだけは頼めません。
ここで「ビールの注文を1杯減らしたときに減る満足」より、「その分餃子を頼んで増える満足」の方が大きかったら
満足を最大にしたいと思っている人はどうするか?ビールの注文を減らしその分の餃子を頼むはずです。

逆の場合も同じようになり(ビール頼んだ方が満足があがるならビールを頼む)、最終的に
「ビールの注文を1杯減らしたときに減る満足」と「その分餃子を頼んで増える満足」が等しくなるとき最大の満足が得られます。
ただし、注意が必要で、ビールと餃子の値段が違う場合はその価格で割って1単位あたりになおす必要があります。
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この回答へのお礼

早々のご回答有難うございます。はじめに、限界効用均等なのに、限界効用「均衡」と度々、記載してしまいご迷惑をかけてしまったことをお詫びいたします。
ご説明いただいたのは、加重限界効用の均等の法則でしょうか?
実は、本によって記載が違うと思っていて。。また別の法則かと思っていたんですが、ご説明を聞いたら加重限界効用の均等=限界効用の均等という認識でよかったのかなと思いました。

>「ビールの注文を1杯減らしたときに減る満足」と「その分餃子を頼んで増える満足」が等しくなるとき最大の満足が得られます。

ここがポイントなのですね。私は見ている方向というか、視点が違っていました(笑汗)

ご説明がとても分かりやすく、どういう内容なのか大きく理解することができたので、本当に助かりました。この文章を印刷し、再読させて頂き、きちんと理解したいと思います。

本当にありがとうございました☆

お礼日時:2008/01/29 09:08

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