プロが教えるわが家の防犯対策術!

再来週から卒業旅行でヨーロッパに行くことになりました。
(1)ちょっと今更なのですが、せっかくなのでマイルを貯めたいなと思い調べてます。ですが、調べてるうちに何だかよく分からなくなってしまいました。
どうか詳しい方教えてください;;
乗り継ぎがフランクフルトで航空会社がルフトハンザになのでスターアライアンス系のどこかの航空会社に申し込もうと思うのですが・・・
航空会社ごとにA社なら100%だけどB社なら50%・・・みたいな感じで還元率がバラバラだったり、アメリカ系だと3年に1度利用すれば貯めた分が失効しない(?)など各社色々でさっぱり分からなくなってしまって。
おすすめの航空会社や貯め方のアドバイスみたいなものがあったら教えてください。

(2)それから保険に入ろうと思ってるのですが(ネットでバラ掛けできるものに)クレジットカードに旅行保険が付帯したのが結構あることに気づき、それに入ってから補償額が足りなさそうな項目だけ補おうかと思います。
DCカード、Nicosカードなどいくつか良さそうなものを見てたのですが、学生が1週間以内に入れるもので、みなさんのおすすめを教えてください。
ちなみにクレジットカード自体はVISA、MASTER、JCBと数枚持ってるので旅行にも持ってくつもりです。

よろしくお願いします!!!

A 回答 (3件)

1. マイレージプログラム選びについて


 おっしゃるようにルフトハンザは航空提携グループ「スターアライアンス」に加盟していますので、マイルを貯めるプログラムはその中から探すことになるでしょう。スターアライアンス加盟会社のプログラムで使いやすいものは、日本在住であればANAの「ANAマイレージクラブ(以下AMC)」[1]とユナイテッド航空の"Mileage Plus"[2]が挙げられます。まずはこれらの2プログラムを検討するとよいでしょう。また条件によってはアシアナ航空の"Asiana Club"[3]やルフトハンザ・ドイツ航空の"Miles & More"[4]が適することもあります。
 マイレージプログラムの内容は当然ながらプログラムによって異なります。マイルの加算率(*1)や有効期限、特典航空券に必要なマイル数などさまざまで、質問者さんがお悩みになるのもごもっともです。しかし全てが好条件のプログラムというものは存在し得ないものです(*2)。そこで以下のプログラム選びのポイントを質問者さんの旅行スタイルに照らして、ご希望の条件に近いものを選択いただければと思います。

(1)マイルの有効期限
 マイレージプログラム選びで最も重要な点は有効期限です。いくら貯めやすいプログラムでも、古いマイルが次々と失効するのではいつまでたっても特典航空券に届きません。AMCはこの点不利で、マイルの有効期限は「加算から36か月」と世界的にも短い部類になっています(*3)。ルフトハンザの"Miles & More"も「加算から3年経過した四半期末」で失効します(*4)。
 有利なのは"Mileage Plus"と"Asiana Club"です。Mileage Plusは「最終の加算または減算から18か月で失効」と定めています。従って18か月以内の間隔で何らかの加算または減算を行えば実質的に無期限です。ご質問中の「アメリカ系だと3年に1度利用すれば貯めた分が失効しない」はこのことを指しておいでかと思います。ただし、延長幅は昨年から18か月に短縮されています(*5)。
 Asiana Clubでは獲得マイルは無期限で有効です。Mileage Plusで18か月以内に一度何らかのアクションをするのも面倒な方にはお勧めです。ただし後述するように特典交換に必要なマイル数が多くなります。

(2)提携会社の数
 提携会社の少ないマイレージプログラムで貯めるとその後のマイル加算で苦労しますが、前出の4プログラムはいずれもスターアライアンス加盟会社のプログラムであり、条件的に大差はありません。またJALが加盟しているワンワールドは、グループ内でも他社便は加算条件が冷遇されていることも多いのですが、スターアライアンスはそのような例外は少ないので気にしなくてよいでしょう。

(3)加算率と特典に必要なマイル数
 ここは各社で違いの出る部分です。加算率は確かに重要ですが、加算率自体よりむしろ特典航空券に必要なマイル数とのバランスで考えた方がよいでしょう。
●AMC
 国際線エコノミークラス搭乗時の加算率は正規割引運賃が70%、包括運賃(ツアーやいわゆる格安航空券)が50%です。正規割引運賃はともかく包括運賃は加算率が低いので、包括運賃の利用が多い場合は他のプログラムで貯めた方がよいです。
 特典航空券に必要なマイル数は少なめです。このため搭乗以外(クレジットカード利用など)でマイルを貯める場合には相対的に有利です。特典航空券に必要なマイル数とのバランスですが、ルフトハンザの成田-フランクフルトの搭乗ですと13.3片道分(正規割引運賃)/18.6片道分(包括運賃)で日本-ヨーロッパ間エコノミークラス特典航空券に届きます。
●Mileage Plus
 包括運賃でも多くの場合加算率は100%です(*6)。特典航空券に必要なマイル数も、ANAよりは多いものの全般的には標準かやや少なめです。ただし貯めやすく会員数も多いプログラムなので、特典航空券の予約が取りにくくなっています。日本-ヨーロッパ間エコノミークラス特典航空券(7万マイル)には11.8片道分の搭乗で届きます。
 北米の航空会社ですが日本語Webサイトもよく整備されています。またクレジットカードでも、同社提携の「マイレージ・プラス《セゾン》カード」[5]は貯めやすく人気があります。学生用カードもあります。
●Miles & More
 包括運賃でも多くの場合加算率は100%です(*7)。ただし特典航空券に必要なマイル数は多めです。日本-ヨーロッパ間エコノミークラス特典航空券(8万マイル)には、成田-フランクフルト13.5片道分の搭乗が必要です。日本語Webサイトの整備度は十分とは言いにくいものです。
 ルフトハンザは他社と比べ上級クラスの優遇度が高いのが特徴ですが、マイレージプログラムもその例に漏れません。Miles & Moreではビジネスクラスは加算率200%、ファーストクラスは加算率300%です(他社プログラムではそれぞれ125%、150%が標準的)。これらのの搭乗が多い人には適するプログラムです。
●Asiana Club
 包括運賃でも多くの場合加算率は100%です(*8)。ただし特典航空券に必要なマイル数が多く、特に近距離では割高につきます。例えば日韓往復ですと3万5千マイルも必要です。
 日本-ヨーロッパ間エコノミークラス特典航空券は8万マイルでの交換です。これはルフトハンザ便成田-フランクフルト搭乗の13.5片道分に相当します。日本語のWebサイトはよく整備されていますが、本国の韓国語サイトでないと載っていない情報も一部存在します。

(4)まとめ
 以上述べたようにどのプログラムにも長所と短所があります。さらに細かい情報(旅行の頻度/特典航空券で行きたい場所/よく出かける方面/クレジットカード併用で貯める意思があるかといったもの)を提供していただければ絞ることもできますが、質問者さんご自身でもそこまでの目鼻は付いていないと思います。
 そこで以下に各プログラムの特徴を整理しますので、ご自身でご希望に近いものをお選びください。○はそのプログラムが適する人、×は合わない人の例です。

●AMC
○ANA便の利用が多い 希望の特典に足りるマイルが36か月以内に貯まりそう クレジットカード利用など搭乗以外でも積極的に貯めたい
×他社便、特に包括運賃の利用が多い 36か月では希望の特典に届くマイルが貯まらない
●Mileage Plus
○包括運賃での搭乗が多い 長期間かけて貯めたい 日本国内線はあまり乗らない
×ANA便の利用が多い 18か月以内の間隔で加算(または減算)するのが面倒
●Miles & More
○ビジネスクラスやファーストクラスの利用が多い
×エコノミークラスの利用が多い 36か月では希望の特典に届くマイルが貯まらない
●Asiana Club
○有効期限を気にせずとにかく気長に貯めたい 交換したい特典航空券は長距離
×交換したい特典航空券は短距離 短期でもそこそこのマイルが貯まりそう

2. 海外旅行保険付帯クレジットカード
 学生用クレジットカードについては詳しくないので、参考となりそうなページの紹介で代えさせて下さい。例えば参考ページ[7]はその一例です。3~4日程度、中には即日で発行されるカードもあります。

 保険をいくら掛けるかはその人個人の責任に帰着する問題ですので判断は控えますが、私なら以下の次のような点を考慮します。
 私が重視するのは治療費用です。もちろん疾病と傷害の両方が担保されていることは必須です。金額も少なくとも100万円、できれば200万円は欲しいところです。あとでバラ掛けの保険で積み増すにしても治療費用の保険料は比較的高めなので、ここは極力カードでカバーしたいところです。
 携行品損害やショッピング保険は、高価なものを持参するか・買う予定があるかで判断下さい。私は「持参しない・買わない」なので考慮にほとんど含めていません。賠償責任はバラ掛け保険で別に加入しても保険料は極めて安いので、カード選びの際には気にしなくてよいでしょう。
 クレジットカード付帯の海外旅行保険は適用に条件が付く場合もあるので、入会時には慎重に確認下さい。「入会後○日目以降の出発が対象」「旅行代金の一部を当該カードで支払った場合対象」などが主なものですが、これらに限定されません。また「保険のしおり」が特に送られないこともあるので、カード付帯保険の引き受け会社に連絡して「保険のしおり」を送ってもらうか、少なくとも万一の連絡先を控えておくかなどの準備が必要です。

【参考ページ】
[1] ANA Mileage Club http://www.ana.co.jp/amc/
[2] Mileage Plus http://www.unitedairlines.co.jp/jsp/ja/mileagepl …
[3] Asiana Club http://jp.flyasiana.com/Global/JP/ja/homepage?fi …
[4] Miles & More http://www.lufthansa.com/online/portal/lh/jp/mil …
[5] マイレージ・プラス《セゾン》カード http://www.saisoncard.co.jp/lineup/ca041.html
[6] 同 カレッジカード http://www.saisoncard.co.jp/lineup/ca042.html
[7] http://hikaku-master.com/kaigai_student_card.shtml

*1 区間マイルに対する加算マイルの割合を、ここでは「加算率」と呼ぶことにします。
*2 例えば「加算率が高い一方、特典航空券に必要なマイル数は少ない」というプログラムがあったとします。すると誰でも簡単にマイルを貯められますから「特典航空券の予約が取りにくい」という短所が必然的に生じます。
*3 「加算から36か月」は2008年4月1日以降の新規定です。旧規定では「加算から2年後の12月31日」です。2008年3月31日までに加算したマイルについても、2008年4月1日以降は新規定が適用され「加算時点から36か月有効」になります。
*4 クレジット機能のついた"Miles & More UFJカード"を作り、これを使い続ければ期限を延長することも可能です。
*5 USエアウェイズの"Dividend Miles"も同様に、延長幅を36か月→18か月に短縮しています。またエアカナダの"Aeroplan"は「最終の加算または減算から36か月」だった規則を全面的に改め「最長で7年間有効 ただしその間でも1年間加算または減算がないと失効」としています。
*6 ANA便エコノミークラス搭乗時は、正規割引運賃70%/包括運賃50%の加算です。包括運賃の利用が多い場合でもそれがANA便中心でしたら、Mileage PlusでなくAMCを選ぶのも一法です。
*7,*8 ANA便エコノミークラス搭乗時は、正規割引運賃70%/包括運賃50%の加算です。
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この回答へのお礼

回答有難うございます。
大変詳しく書いてくださって、おかげでマイレージシステムがよく理解できました。どれも一長一短なんですね。3年ではたまらなそうな気がするんでユナイテッドかアシアナ航空あたりが私にはあってそうですね。もう少し検討してみたいと思います。
保険の方も色々と制約付くのを失念してましたし、旅行まであまり日がないので帰国してからじっくりよいカードを探そうかと思います。
便利な比較サイトを教えていただいて参考になりました。

お礼日時:2008/02/04 22:34

まず、現在お持ちのカードに、どんな保険が付いているか、調べましょう。



これから入るのに、年会費がかかったりする場合もありますので、それだと本末転倒でしょう。

また、マイレージも、現在のカードのポイントシステムからマイルに移行できないか? ルールを確認してください。

スターアライアンスであれば、ANAかunitedでためるのがいいと思いますが、乗った分だけでは、大したマイルが貯まらない可能性が高いです。そこで、お手持ちのカードのポイントを移行できれば、加算できます。
しかし、そうなると、選択肢はANAということになると思います。

ANAマイレージクラブに加入します。ネットからでも加入できます。
その会員番号を、空港でチェックイン時にカウンターで伝え、マイルを加算しておいてもらいましょう。
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この回答へのお礼

回答有難うごさいます。
おっしゃる通りですね。今の手持ちのカードに旅行保険は付いてなかったのですが、年会費とメリットを照らし合わせてよく吟味しようと思います。
どうやらマイレージ貯めるのも大変そうですし、とりあえず登録だけして気長に貯めていく方向で考えようかと思います。
ご意見ありがとうございました。

お礼日時:2008/02/04 22:39

(1) ANAかユナイテッドでしょう。


今後ルフトハンザを頻繁に利用されるなら別ですが、そうでなければやはり上記2社だと思います。
長所・短所はそれぞれあります。よく検討してみてください。
お住いの地域によっても利用価値が変わってきますし。

(2) 現在お持ちのカードには旅行保険は付帯されてないのですか?
数枚のうち1枚くらい付いてそうですけど…。
もし付いてないなら、新たにカードを作るのではなく、とりあえず保険だけバラ掛けで入ってはいかがでしょう。ネットはもちろん空港でも入れますよ。
どうせカードを作るなら(1)で入会したANAやユナイテッドのカードをよく吟味して申し込む方が、今後色々お得です。
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この回答へのお礼

回答有難うございます。
やはりANAかユナイテッドが便利そうですね。乗るのはANAの方が多そうですけど、よく検討してみたいと思います。
残念ながら手持ちのカードに保険はついてませんでした。オプションでつけられるのもありあましたけど、どっちにしろ年会費が掛かってくるので、旅行用には普通に保険掛けようかと思います。
ご意見ありがとうございました。

お礼日時:2008/02/04 22:23

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