プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

私の息子は中学二年生で、今年の四月からは中学三年生になります。
つまりは、受験生というわけなのですが、その息子が突然、神職になりたいと言い出しました。
私は、息子の思うとおりの進路に進ませてやりたいと思っておりましたが、神職という職業はあまりにも唐突でびっくりしました。
そこで、親として余計なお節介ではあるのでしょうが、神職について、皆様にお教えいただきたいのです。
具体的に申しますと、給料や福利厚生などはどうなのか、勤務地(?)がどのように決まるのか、そして何より、どういう進路に進ませていけばいいのか、ということです。
皆様のご協力、どうかよろしくお願いいたします。

A 回答 (5件)

こんにちは。



余計なお世話かもしれませんが、まずはお子さんがどれだけ「本気」でそう仰っているかを良くお確かめになる必要があるでしょう。
「何故」なりたいのか、具体的に「どう」なりたいのか、息子さんはどれくらい明確なビジョンをお持ちでしょうか。
中学生くらいの頃は急に妙なことを思いついたりそれにはまり込んだりしてしまいがちです。
それが元でただでさえまだ狭い視野が余計に狭まって周囲が見えなくなってしまっているようなことが十分考えられますし、また受験からの逃避の気持ちがそこに働いているという可能性もあります。
とは言え勿論息子さんが本気で目指されるというのであれば、それはそれで選択肢の一つですし神職を目指されるというのも決して悪い話ではないかと存じます。
ほかの方がご紹介されているページにもありますが、現在では一般的に神職を目指される方は「國學院」か「皇学館」の何れかの大学を卒業されます。
ほかにも数は限られるものの養成機関はありますが、前述の大学の養成課程を経た場合よりも階位が下となってしまいますので(俗世間と同じですね)何か特別な事情でもない限りはそちらに進まれるのが主流なのです。
階位が低い場合には勤められるお宮(つまりは就職口ですね)も限られてしまいます。
名の知れた大きなお宮に勤めたければ大卒は条件の一つになってくることでしょう。
また非常に俗っぽい話になってしまいますが、神職の世界ではやはりこれらの大学卒の人々が幅をきかせているところがあり、色々な面でそれが有利に働くことも実際多いそうです。
勿論大卒でなく頑張っていらっしゃる神職さんも沢山おられることかと思いますが、労働環境(?)の面でも差異が出る可能性があるとお考え下さい。
何にしましてもまずは高校を経てそれらの大学に進まないことにははじまらないのだと息子さんにお話になっては如何でしょう。
もし息子さんの熱意が本物で高校生活を経ても冷めないのであれば実際にそちらの大学を目指して勉強されれば良いですし、ひょっとしたら三年間の間にすっかりその熱は冷めてしまうものであるかもしれませんからね。
何も無理に「熱を冷まさせよう」というのではないのです。
でも本当に一時のことかもしれないので、それくらい様子を見る必要はあるのではないでしょうか。
「きちんと高校を卒業出来たならその後は好きな道を進んで良い」という姿勢でいられるのが良いように思います(親御さんならそれくらいのことを言う権利は当然あるでしょう)。
まだまだ生きる道を一本に絞ってしまうには早いということもありますし、何より様々なことを知って今よりも広い視野を手に入れてからきちんと判断されることが息子さんにとっても大事なことではないかと思うのです。
そして本当に息子さんが「本気」で目指したいと思うことが絞られたならその時は全力で応援してあげましょう。
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この回答へのお礼

ご回答、ありがとうございます。
息子と十分に話し合って、それでもというのならば、養成機関へ通わせてあげようと思っております。

お礼日時:2008/02/10 16:04

私が親なら、こう言うと思います。



複雑な現代社会を生き抜くには、最低限、高校は卒業しておくことが望ましい。中学・高校という人格的にもっとも伸びる時期を、社会から隔絶された世界で生きることは、長い人生の上ではマイナス要因だ。そもそも、将来、宗教家として他人の悩みを聞くことも増えるだろうが、中卒で宗教の専門の道に入った世間知らずの者が、現代社会で生活している大人の心の悩みを理解することは不可能だろう。

とりあえず高校は行け。それから後のことは色々考えよう。仏教系、キリスト教系の大学は存在する。神道系も少数ながら存在する。宗教家になりたいなら高校の時から準備を始めれば良いと思うし、宗教家ではなく宗教研究家になりたいと思いだしたら、多くの大学にある文学部哲学科に通うという道もあるではないか。

ブッダが出家したのは29歳の時だ。デカルトが哲学を始めたのは30歳の時だ。現代の平均寿命に換算すると、40~50歳程度からスタートしたことになる。宗教学や哲学は、ある程度の大人になってから始めないと、大きな成果を残せないのだ。
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この回答へのお礼

ご回答、ありがとうございます。
ご回答の文を良く踏まえて、息子に良く言い聞かせようと思います。

お礼日時:2008/02/10 16:04
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この回答へのお礼

ご回答、ありがとうございます。
参考になるサイトをお教えいただき、ありがとうございました。
とても、参考になりました。

お礼日時:2008/02/10 16:08

 とりあえず


http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A5%9E%E8%81%B7

 これを見る限り、高校卒業時といった感じですね。

 あとは、近くの神社庁でお尋ねになるのがいいかと思います。
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この回答へのお礼

ご回答、ありがとうございます。
参考リンク、ありがとうございました。とても、参考になりました。

お礼日時:2008/02/10 16:08

そういった職業は世襲であることがほとんどなので、よっぽどの大寺院の宗教法人にでも入らない限り先はあまり明るくないと思いますが。


息子さんは何か寺社仏閣関連に知り合いでもいるのでしょうか。
コネがない限りかなりの狭き門の上に収入も見込めないということを伝えた方がいいのでは。
親御さんがとれる方法としては、めぼしい神社にでも電話をして、求人の有無や待遇などを確認して裏を取るのが良いかと思います。
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この回答へのお礼

ご回答、ありがとうございます。
息子と話し合った上で、神社庁等に連絡してみようと思います。

お礼日時:2008/02/10 16:07

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