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 私自身も、アイスホッケーをみたことはないに等しいのですが、北米にいると、アイスホッケーの人気に驚かされます。いろいろな理由があると思います(財政的な問題や、競技人口、アイススケートのリンクが少ない等)が、日本やアジアでアイスホッケーを普及させるのを阻んでいる要因って何があげられるのでしょうか。また、どういうことをすれば、人気の促進につながるでしょうか。

A 回答 (5件)

寒い地域だとやるスポーツが限られてくるのもあるかと思います。

アメリカなら野球やアメフトなどフィールド競技は難しくなりますし、そうなるとあとはバスケぐらいでしょうか。昔はK-1などの格闘技も普及していませんでし、日本なら野球やサッカーなどメジャーなスポーツが目白押しです。

アイスホッケーは激しいぶつかりあいが魅力のスポーツです。体格の大きい欧米人なら豪快さがありますが、体格の小さい日本人どうしでは迫力にも欠けます。

日本のレベルが低い一番の要因はその体格の差です。欧州のチームとやればどうしても当たり負けしパックを奪われますので、こればかりはどうにもならないと思います。そういう意味ではこの問題はアジア全ての地域にいえる話ですね。

サッカーのように背が低くてもスピードや技術・戦術を磨けば互角に戦えますが、技術を磨いても結局はぶつかってパックを奪う競技である以上は体格差ものをいうので、日本人には不向きなスポーツといえますね。そういう意味ではラグビーも同じです。

そうなると世界との差は開くだけでオリンピックも自国開催の98年以外は30年出場権を得ていないので、世界的にレベルに差があると国内での人気は難しくなりますね(五輪はアジアのレベルが低すぎるという理由でアジアの枠を設けていません)。
お金がかからない競技であればそれなりに努力すれば人気が出るかもしれませんが、スケートリンクの維持費だけで年間数千万もするのではチームを維持するだけでも大変で、相次ぐ企業の撤退で現在国内は4チームまで減ってしまっているこの状態を打開するのは難しいと思います。

また、スケートリンクは企業が相次ぐ撤退で閉鎖に追い込まれるところも多く、スピードスケートやフィギュアの選手にも影響が出ています。人気と実力のあるこの2種目が優先されているので一般のアイスホッケーのクラブチームなどが練習さえもできず試合は夜中に設定したりするそうです。数年前にキムタクが主演したドラマでは東京近郊で競技場が確保できずに撮影が遅れ、連日長野まで出向いて深夜にロケを実行したほどです。

人気がない→企業が撤退→お金がないのでプロ化できず→レベルアップ出来ないという悪循環が今日まで続いているんですね。
なので打開策としては
・アイスホッケーのルールを変える。例えばぶつかりあいをやめるなど(笑)
・体格の大きい選手を集めて1年中合宿や遠征を行なう
 (いわゆるプロ化なので・・・) 
・子供のことから有力な選手を集めて欧米並みの食事を与えてアイスホッケーの練習をさせる
といったところでしょうか。子供を1箇所集めて同じ学校に通わせて帰宅後練習させるのはフィギュアなどが実施していますが、これは人気競技であるがゆえ、スポンサーなどがつくからできることであって、アイスホッケーでは無理でしょうか。そういう意味では国からお金を出している海外とそうでない民間企業頼りの日本との差がここにあるかと思います。

ちなみに長野五輪のときは体格の大きい現役NHLの日系人選手を7人ぐらい日本に帰化させて五輪に出させたことがありますが、結果は14チーム中13位でした。当然このやり方には批判を浴びました。

結局はお金でしょうか。。。
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この回答へのお礼

サッカーとおなじように、常に動いてゴールを目指しながらボディコンタクトがかなり多いとなると、戦術だけではアジア人には厳しいですね。打開策も、現実的には難しいものが多いような気がします。いろいろな情報をありがとうございます。参考になりました。やはりお金の問題というのは、いつも絡んできますね・・・

お礼日時:2008/02/09 09:14

大学時代、アイスホッケー部のマネージャーしてました。


プレーヤーではなく、観戦している立場ですと「さむい」んですよね。。夏でもリンク場はいるときは厚手のコートが必要だし。
東京生まれには少しきつかったです。

日本でも寒い地域の人たちには人気があるスポーツだと思います。
北米で人気なのも、もともと北米人(?)は住んでいるところも寒いし、雪が積もっていてグラウンドスポーツ等が出来ないから盛んになったんだと思います。

アジアではもともと
人気がない→お金にならないから企業が実業団を作らない→プロ選手になりたくても枠が少ない→実業団に入れなければ収入がない。。。

となればプロを目指す人が少なくなりますし、チームが少なければテレビ等で放映されることもないので、普及されていないんだと思います。

でも、私の学生時代、キムラタクヤさん主演の月9ドラマ効果で年に2人位だった新入部員がその年から20人近く入る様になりました!

やっぱりマスコミ効果は絶大ですね。
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この回答へのお礼

観戦する人のことまでは考えていませんでした。夏でもコートが必要なんですか!それは大変ですね。寒いのが嫌いな人はそれだけで、足が遠のきそうですね。 今のスパイラルはなかなか変えることは難しいでしょうかね。ありがとうございます。

お礼日時:2008/02/09 09:09

アイスホッケー以前にアイススケートの普及率が低い。



日本だと寒冷地などでは川や池が凍結すれば、スケートをして遊ぶとかできますが大部分の地域ではそういうことはない。
東南アジアなど温暖な地域はなおの事。
スケート自体が盛んではないのに、スケートが出来ないとプレー出来ないアイスホッケーが普及するのは無理でしょう。

アイスホッケーが普及するにはまず、アイススケートの普及が必須です。
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この回答へのお礼

ごもっともですね。アイススケートの普及率は低いでしょうね。ありがとうございます。

お礼日時:2008/02/09 09:07

北海道ではママさんアイスホッケーチームが多数存在するように、


スケートリンクが多数存在し、子供のころからスケートになじんでいる
地方ではそれなりにもりあがっているようですが、

本州ではフィギュアの全日本クラスの選手でさえも練習場にことかく
環境の悪さでは盛りあがれといっても盛り上がらないのでは。

まあ、日本代表が北米チームと互角に戦えるくらいなら、それなりに
人気もでるのでしょうが、いかんせん、上の理由で強い選手がでてくる
要素がまったくありません。バスケのように、こちらで優秀な選手が
北米で活躍する時期が来れば、少しは意識もかわるかもしれません。
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この回答へのお礼

練習する場所がないというのは、切実な問題ですね。確かに、NHLで活躍する日本人とかが増えれば、みんなの意識は変わるかもしれませんね。ありがとうございます。

お礼日時:2008/02/09 09:05

なんたって、「世界レベル」になることが一番。



でも、「相撲」と「野球」が根付いている国民性には、向かないかも。

相撲は「取り組みの時」、野球は「一球ずつ」というように「応援にメリハリ」が持てて、「集中が短くてよい」ことが、うけています。

「サッカー・ホッケー」など、しょっちゅう動いて、攻守がめまぐるしく変わる「時間性ゲーム」は、いまいち受け入れられません。
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この回答へのお礼

サッカーは結構人気ありますよね。いろいろルールがわかって、見る人も増えれば、サッカーのように人気になる要素はあると思いますが。世界レベルになることは、必要でしょうね。ありがとうございます。

お礼日時:2008/02/09 09:03

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