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森元首相が以前、「日中戦争」のことを「支那事変」と言って問題になったそうですが、現在の中学や高校の教科書では「支那事変」という言葉はやはりもう用いられていないのでしょうか?
学生の方、教職の方でおかわりの方がおられたら、教えてください。

A 回答 (8件)

だれも質問に答えてないのはちょっと、ね。



> 現在の中学や高校の教科書では「支那事変」という言葉はやはりもう用いられていないのでしょうか?

ちょっとデータが古いのですが、山川出版の日本史の用語集によると、1999 年の日本史Bの教科書 19 種類のうち 13 種類、日本史Aの教科書 7 種類のうち 4 種類で「支那事変」という言葉が説明されているそうです。
現在もこの本はアップデートされているので、大きめの本屋で立ち読みすると最新の情報まで調べることが出来るでしょう。

因みに、支那事変が使われなくなったのは、太平洋戦争開戦時に「支那事変の開始時点に遡って、以後は大東亜戦争と呼称する」と決めたからで、「支那」が差別用語だからというわけではありませんし、実際、支那事変という名前は今でも公式な名称です。

ただ、支那事変は、主な戦闘は1年ちょっとで大体終わって太平洋戦争まではほとんど休戦状態になりますが、廬溝橋事件から太平洋戦争中まで含めた形での日本と中国との戦争と捉える(この捉え方は私は嫌いですが)を考えるにはやはり日中戦争の方が分かりやすい事になります。
また、日本の戦争相手は中華人民共和国ではなく、中華民国(中国国民党)であったことは、どうやらあまり詳しくは伝えられていない向きがあるようです。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
知人から原稿のチェック依頼をうけたのですが、その時に「支那事変」という言葉が使われていたので、「日中戦争」にすべきか訂正すべき否か迷っていたのです。
執筆者は敢えて「支那事変」という言葉をつかっているわけではないと思うので、あまり問題があるようであれば、「日中戦争」という言葉に訂正をしようかと考えていたのです。
さすがに、教科書で使用されている言葉であれば、一応教科書検定は通っているはずですから、使用しても問題はないのかなあと思い、質問させていただきました。
「支那事変」という言葉を使用するか否かは、知人に事実だけ伝えて判断してもらおうと思います。
ありがとうございました。

お礼日時:2008/02/12 01:46

なんだかねえ・・・まったく。



だいたいのことは6番7番さんが言ってくれてるので、ここだけ書いておきますよ。

降伏したら何でも相手の言うことを聞かなければならないとでも?
100歩譲って占領中はそういうことにしたとしても、サンフランシスコ
講和条約で占領体制は終結しています。

また、1946年の外務省通達というのは「支那共和国」ではなく「中華民国」と呼べというものであって、「支那」という言葉自体を忌避したものではありません。しかも1946年ですか。そんな占領中の通達にどれほどの正統性があると言うつもりですか?

そもそもその通達に縛られるのは政府の公文書だけであって、民間人にまでそれを命令する法的根拠はありませんが。(教科書は公文書ではありませんよ)

>敗戦国の日本人だけは、「絶対に呼ぶな」と命令されました。
で、あなたは今でも日本が敗戦国だと思っているわけですか。
サンプランシスコ平和条約や日中国交正常化があったと思ってるんですか?
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
私は思想的には全く中立、というか申し訳ないくらい、全く何も考えておりません^^;
今回質問させていただいたのは知人から原稿のチェック依頼をうけたのですが、そこに「支那事変」という文言が使われていたので、訂正すべきか否か迷ったからです。
知人は故意にこの文言を使ったわけではないと思いますので、知人の原稿を読んだ方からこの文言を使用していることにより、何らかのクレームがきたら知人が可哀そうだと思ったからです(私と同じで単なる無知な人間なのですから)。
私が単に「教科書に用いられていますか、どうですか?」という質問をさせていただいただけで1日でこれだけのご意見をいただいたということは、この文言が使用をしていいか、いけないかにかかわらず、それだけ論点の多い文言であることがよくわかりました。
お騒がせして申し訳ございませんでした。

お礼日時:2008/02/12 02:10

 ガス田なんかの政府発表でも、普通に「東"シナ"海(East China Sea)」が用いられている以上、差別用語だとするには無理があると思います。


 外務省が「 China = シナ 」と主張しているのですから。

 「地名だったら、差別対象の方も、どれだけ言われても気にしない」なんてのもおかしいと思いますが。

 外務省の公文書による通達ですが、戦争が終わり落ち着いたので(事変が起きた頃の大陸は、複数の武装勢力が群雄割拠しており、それぞれ独自の呼称を主張していたのですから、地域名を使用せざるを得ないわけですし。)、向こうの主張する名称を使いましょうという事だと思いますが?

 ちなみに、現時点も日本政府としての先の大戦の戦闘に関する正式呼称(閣議決定している物は)は「支那事変」と「大東亜戦争」のみです。(ただし、日中戦争や太平洋戦争といった言葉を政府が使用する事を禁じている訳では有りません。)
 現在でも防衛省防衛研究所戦史室や厚生労働省援護局、準公式戦史である「戦史叢書」などは、「支那事変」と言う言葉を使用し続けています。

 教科書で「日中戦争」と記述されている場合は、大陸で行われた戦闘を全てを含んでいますから、特に間違いではありません。(「事変」とは宣戦布告をしていない段階での武力行動ですから)

 現在の歴史の授業が、盧溝橋事件から真珠湾攻撃とその後の降伏までを分けて、詳細に解説していないでしょうから、呼称として載せるのであれば「日中戦争」の方が実態に近いかもしれません。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
政府が使用しているのは、未だに「支那事変」とは知りませんでした。
ありがとうございました。

お礼日時:2008/02/12 01:49

こんにちは



森元首相は、いろいろ問題発言のある人で、クリントン氏との会談の時にも、怪しげな、英語でクリントン氏が困惑したというニュースも海外ではまことしやかに伝えられたことがあります。
私は歴史に全く疎く、その経緯については、詳しく知りませんが、本当に中国側から苦情が出たのでしょうか?
個人的には何故支那がダメなんだろうという思いはあります。
支那、シナ、美しい響きだと思います。チャイナなんかよりよっぽどきれいに聞こえますが。
要は、その言葉を使うひとの問題で、いくら呼び方を変えようと心の中に差別意識があれば、相手も感じるということではないでしょうか?

また、森氏の「支那事変」が問題になったのは「事変」の部分もあるのではありませんか?
国土を火の海にされた[戦争]を[事変]と言い換えるのは、された側にしてみれば正確ではないということになります。
その意味でも、問題のある言葉は教科書には使わないと思います。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
20年近くの昔の私の記憶で教科書に使われていたような気がしたんですよね。
今はまったくどうかわからないので、質問させていただきました。

お礼日時:2008/02/12 01:59

1946年、外務省の公文書による通達です。


http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%94%AF%E9%82%A3
(差別用語とした背景)

※都合の悪い部分は消したり、年号を摩り替えるのはいけません。
荒らしと出鱈目の列記はやめましょう。

中国に無条件降伏していますね?
国際社会ではチャイナです。

日本だけは駄目です。
敗戦国の日本人だけは、「絶対に呼ぶな」と命令されました。
12海里(日本)にこう言われると激怒するのだそうです。
(対等でない国家)
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
そんな通達があるとは、知りませんでした。

お礼日時:2008/02/12 01:58

もっとハッキリしたソースがありましたので紹介します。


-------------------
東京新聞ニュース 2000年9月22日:【国際】「シナはべっ称でない」中国

最大級ネットが改名拒否

 【北京21日清水美和】中国で最大規模のポータルサイト「シナ(sina)・ネット」を経営する新浪網公司は二十一日、本紙の取材に対し「シナ(支那)は中国へのべっ称」と一部の学者などから出ていた改名要求を拒否する方針を表明した。「シナは英語のチャイナを語源としており、それ自体に侮辱の意味は込められていない」というのが理由だ。

 最近、「中国青年報」など一部新聞が、中国最大のネットが「シナ」を名乗るのは国辱的だと、日本から帰国した学者などの意見を紹介する形で批判。北京大学の劉金才教授は「日本が中国への侵略を開始するにつれ中国へのべっ称として使われるようになった。シナは支那と発音が全く同じであり、もし日本で中国のことをシナと呼べば中国人とけんかになる」と名称の再考を促した。

 これに対し新浪網広報部は「シナは英語のチャイナの過去の発音。中国の英語名を変える必要がありますか。シナに侮辱の意味が込められているというなら、自身の国家を強大にすればいいだけの話。新浪網は将来、シナを世界のブランドにし、中国人が誇れる呼び名にする」と批判を一蹴(いっしゅう)。シナ・ネットにも「欧米人にチャイナと呼ぶのを許しながら日本人にだけシナと呼ぶのを許さないのは不公平」など同社を支持する意見が寄せられている。

参考URL:http://kan-chan.stbbs.net/word/pc/sina.html
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「支那」を差別用語として問題にして来たのは、実際にはマスコミを含む国内の左翼グループです。



No.1 さんへ。
その「文句」のソースは? いつのどんな文書に書かれているものですか?

参考URLを見れば、「支那=差別用語」説のあほらしさ加減がわかるでしょう。

以下引用。
-------------
1.本来「支那」は、支那大陸を初めて政治的に統一した王朝・「秦(シン)」がインドに伝わって訛り「シナ」となって、支那を指す総括的語彙とされたもの。それがわが国にも古代に伝わり、また別に西洋に伝わって「China」「Sina」と呼ばれたものが再び江戸時代末期に再輸入された語である。「支」も「那」も「シナ」の音を当てはめただけで、特に意味を持っていない(逆に朝鮮・支那人が日本を侮蔑する「倭奴」「鬼子」「チョッパリ(豚の足の意)」は字義・語義から言っても差別的である)。それどころか、「震旦」「脂那」「至那」などのいくつかの候補の中から支那人自らが選び出した呼称でる。従って西洋人が「China」「Chinese」に何ら侮蔑的意味を込めず普通に呼んでいるのと同様、「支那」の語の使用にも何ら他意は含まれていない。

7.確かに戦前(昭和5年)、中華民国政府は大日本帝国に対し、「支那」呼称をやめ「中国」と呼ぶように要求し、日本政府もこれを受諾したが、あくまで国家間の外交文書の中で国家名を指す場合のものである。国家名以外の文化・学術分野で「支那」と呼ぶことには何の支障もないし、日本は中華人民共和国と違って言論自由の国であるから、政府が決めたとて国民個人がそれに従う義務もない。また、あくまで上記要求は中華民国政府外交部からなされた要請であり、中華人民共和国政府との間の約定ではない。

12.「中国人」みずからが「支那」「Sina」と名乗っている。自らをさして「支那」と名乗る例は古く唐代から始まっており、近代中国の父・孫文や魯迅も自ら「支那人」を称している。また、現在でもインターネット上でも「Sina.com」などのメジャーサイトが存在する。これらは誰かから強制されたわけでも自ら卑下して名乗ったわけでもない。自らを「支那(シナ)」と表現することに客観性があると認められているからである。

参考URL:http://homepage2.nifty.com/o-tajima/sina.html
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
マスコミがもともと左翼的なところがあるから、「支那事変」という言葉を用いないのですね。
なるほどですね。

お礼日時:2008/02/12 01:51

中国政府より、支那と言う言葉は使うなと文句がありました。


日本政府は、二度と使いませんと約束しました。

公約に違反する。
公約すら「知らない」

問題は甚大です。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
そんな公約があるんですね。
知りませんでした。

お礼日時:2008/02/12 02:12

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