こんばんは。去年、友達に山に連れて行ってもらい、登山にはまってしまった20代の男です。
また、友達に誘ってもらえたらと思いますが、彼は遠いのであまり行く機会はつくれそうにないです。
そこで単独登山を最近考えています。
単独登山の経験者は何かアドバイスをもらえないでしょうか?
(例えば、必要なものや危険の回避、日ごろの体力づくりなど。)
山といっても、雪山や岩山を登るのではなく、標高700くらいまでの近隣の山の縦走(まずは2山)を考えています。
あと、山登りの会もあるみたいですが、ネットで調べたところ、年配の方ばかりで同世代(20代)の人のはないみたいでした。
山仲間の探し方を教えてもらえませんか。
No.2ベストアンサー
- 回答日時:
山岳会といってもピンキリですし、やはり高年齢化が進んでいるので若い人は同年代の友人を見つけることも難しいでしょうし、それに質問者さんがこれからどういう登山を指向するようになるかもまだこれからですので、しばらくは単独でこつこつ登られることになるのではないでしょうか。
ちなみに私もNo.1の方と似た山歴なのですが、中学生から単独で山に登り始め、高校大学と山岳部に所属していました。現在は再び気ままな単独がメインです。
正直なところ、無雪期の一般ルート(登山道があるところ)しか歩かないのであれば、例え北アルプスの縦走でも山岳会などの組織に所属する意義はあまりありません。あくまで「仲間作り」としての組織という意義が主になるので、同年代の人がいなかったり届け出やルールが面倒だったりする会には所属する意義は極めて薄いでしょう。
ですが、バリエーションルート(岩登りや沢登り)や雪山などの登山をしたいと思うようになれば、これは山岳会に入ることを考えた方が良いです。
こういう場合の山岳会の意義とは、技術をきちんと体系的に修得できることと、事故の際の救出活動です。技術伝達にしろ救援体制にしろ、きちんと整備されている会はあまり多くありませんから、組織に所属するに当たっては、その会がきちんとした会であるかどうかを自分で判断しなければなりません。
そういう判断は、少しは登山経験も積んでいろいろな本も読んで勉強して初めて身に付いてくるものです。
ですから、組織に所属することは今のところは考えずに、単独で登れる山に登りながら少しずつ勉強していき、「単独で登れる山」に飽き足らなくなったら、組織に所属することを考えられるのがベストでは、と思います。
単独で山を始めるにあたってのアドバイスは、とにかく勉強することでしょうか。山に関する技術書はもちろんですが、エッセイや事故報告書なども含めて、山に関する本は片っ端から読んでみることをお薦めします。
これらはもちろん本を読んだだけで身に付いていくものではなく、実際に経験して初めて身になることも多いのですが、ベースとしての「知識」がなければ、経験しても身に付きませんし、そもそも「実際に経験=事故」というパターンにも陥りがちですし。
とりあえず技術書としては、読図と天候に関する本は何冊か読んで身に付けてください。どちらも最も大事なことです。
天気図をつけることができるようになれ、とまでは言いませんが(もちろんそれがベストですが)、少なくとも新聞やニュースの天気図を見た時に、その解説以外の情報が読み取れるくらいには早い内になるべきでしょう。
読図は最重要項目です。地図を読めない人が山に登るのは、目をつぶって都会を歩くのと同じです。
車が通れるくらいの遊歩道を歩く時も、頻繁に地図を出して周囲の地形と照合する癖をつければ、早い内にかなりの地図読みになれると思います。
まあ、一気に何もかもというわけにはいきませんから、山を楽しみながら歩きつつ、少しずつ、ですね。
回答ありがとうございます。
>山に関する技術書はもちろんですが、エッセイや事故報告書なども含めて、山に関する本は片っ端から読んでみることをお薦めします。
結構いろいろ勉強しないといけませんね。
>読図と天候に関する本は何冊か読んで身に付けてください。
読図は大事ですね。天気図作成はワンゲル部の人から聞きました。
やるべきことはいろいろありそうですが、山を楽しんでいこうと思います。
No.7
- 回答日時:
30代男性です。
私も地元の低山中心に、ほとんどいつも単独で登っていました。過去形なのは、3年前から膝痛のため登山できなくなってしまったからです。かつては、通常一泊二日の行程を1日で歩いたり、バスの時間に遅れそうだと走って山を下りたりしていましたが、それが間違いでした。
若いうちは、たしかに多少の無理はききます。でも、でも、絶対無理をしてはいけません。
とは言え、一体どこからが無理なのか、という判断が難しいのです。私も当時は全然無理しているつもりはありませんでした。まあ自信過剰だったということですが、個人差もありますし、一概に「これ以上は無理」と線引きすることはできません。
一応、経験上言わせてもらうなら、どこかに痛みを感じたら「赤信号」です。痛むところにできるだけ負担をかけないようにして、早めに下山してください。普段は使わなくても、かばんに伸縮可能な杖を入れて常に持って行ったほうが良いでしょう。山で膝や足首に痛みが出たとき、杖があるのとないのとでは、天国と地獄ほどの差があります。
また、山の標高よりも登山ルートの上り下りを合算した累積標高差や傾斜の緩急のほうが、はるかに重要です。標高200mくらいの里山でも、いくつもの山を結ぶ長い縦走では累積標高差が1000m級の山を海抜0m地点から上り下りするのと同じくらいになることもありますし、急坂の膝にかかる負担は、同じ距離の緩い坂の何倍にもなります。とくに急坂の下りは、上りよりずっと負担が大きく、けがのもとになります(もちろん、そういう坂を駆け下りるのは自殺行為)。
ルートの累積標高差や傾斜の緩急を調べるには、フリーソフトの「カシミール3D」が、非常に便利です。インターネットで試験公開中の国土地理院の地形図を利用して、日本全国のどこの山でも、自由にルートを設定し、その詳細な情報を即座にグラフ化できます。しかも完全無料。詳細は下記URLをご覧ください。
低山の道迷いの危険については、すでに多くの方が指摘なさっている通りです。道標が整備されていなかったり、藪に覆われて廃道化していたりするので、読図が必要な場合がしばしばありますが、もっとも肝心なことは、迷ったと思ったら絶対にそれ以上先へは進まず引き返すことです。自分の現在位置が地図上で確認できるところまで引き返して、まだあきらめないならそこから再び挑戦してください。「迷ったら引き返す」を、労をいとわず何度も繰り返しながら、少しずつ前進する慎重さが求められます。また、何が何でも頂上までたどり着こう、などと思わずに、適当なところであきらめて帰るのも大事です。
私は必ずしも単独登山が危険だとは思いません。雪山やロッククライミング、沢登りなど特殊技能を要する登山をするのでない限り、グループに属する必要はないと思いますし、危険や不安を感じたとき即座に判断して行動に移せるので、逆に団体行動より安全面ですぐれている部分もあると思います。
山の楽しみ方は人それぞれでしょうが、単独登山の自由気ままさには、何物にも代えがたい魅力があると、私は思います。偶然見つけた地図にない小道をちょっと歩いてみたり、その日そのときの気分で目的地やルートを自由に決めることができます。道に迷いながら行くときも一人なら気楽ですし(団体行動の場合、リーダーは迷うと信用にかかわるので気楽に迷えない。このため道に迷ったという判断が遅れ、遭難の原因になることもある)、迷いながらも目的地にたどり着いたときの達成感は格別です。
無理をせず安全な登山を心がけながら、適度に冒険して存分に山を楽しんでください。
参考URL:http://www.kashmir3d.com/
No.6
- 回答日時:
最近里山歩きにはまりつつある中高年です。
この年代が最近事故を起します。>標高700くらいまでの近隣の山の縦走(まずは2山)を考えています。
どの程度の山なのかイメージできませんが、できれば所要時間の情報も欲しかったです。(初心者で5,6時間の山歩きは意外にきついですよ。のぼる山のピストンとくだる山のピストンで道に慣れてから縦走くらいの慎重さも必要かとも思います。ピストンだとのぼった道を下りますので、まず大丈夫でしょう。)
最初は、エスケープルートの必要がなく、(少なくともエスケープルートが必要な山は避けるべき、エスケープルートそのものが未踏破では!)、天気図や地図の必要のない(遊歩道など山道、踏み跡のしっかりした)山でいろいろ失敗した方(山登りに慣れた方)が良いと思います。装備や降り方など。
本屋にもいろいろな情報があります。HPにもその山そのものの情報(所要時間、登山口など)があります。下調べ、計画は大切です。(計画も山歩きと同じように楽しいです。)
山の会は定年過ぎの歩みの遅い人たちが多いです。山の情報は山で、山頂で休憩している若者から得られるかも。しかし、低山の20歳台は希少価値があります。
No.5
- 回答日時:
一般論として単独よりも山岳会の方が安全ですし、標高は高いところよりも低いところの方がリスクは少ないです。
が、どれも状況によって異なってきます。私は山岳部で基礎を学び、それ以後は単独で30年あまり3000メートル級に入っています。地図は確かに、見るよりも読めるようになっている方が好ましいですが、一般ルートを無積雪期に登られるなら普通の常識の範囲であれば可能と思います。もちろん、普段からの体力づくりとか、その山でのエスケープルートの確認とか、最悪、その山での電波状態、携帯は通じるのか、アマ無線はどうなのかくらいは考慮すべきと思いますし、気温に応じた服装も大切ですから、登山のショップとか経験者の意見とかきを参考にまずは自然に対して臆病なくらいの慎重さで一歩を踏み出されてはどうでしょう。回答ありがとうございます。
エスケープルートの確認まで。
低山でもあなどってはいけないみたいですね。
いろいろ学ぶことがまだ多いですが、山を楽しんでいこうと思います。
No.4
- 回答日時:
Jagar39です。
低山はあまりバリエーションが豊富なので、「一般論」で分類すること自体に無理があると思うのですが・・・
それでも、「低山より3000m級の方が安全」というのは、ある意味非常に危険な考え方です。
そもそも高山と低山が持っているリスクはまったく別物です。
「低山の方が危ない」という論理は、「道迷いが発生しやすい」というただ一点でしょう。それこそ山によって事情がまるきり違うので「一概には言えない」ことですよね。
それと忘れてはならない(でも忘れられがち)なのは、「道迷い」そのものが発生するリスクは低山の方が大きいとしても、それが発生した時に重大事故に発展する危険性は低山より高山の方が比較にならないほど大きい、ということです。
また、高山では道迷いだけでなく、天候の読み誤りや体調不良や体力の読み誤りといった様々な「ミス」が、重大事故に結びつくリスクはやはり低山より圧倒的に高いです。
山の危険性というのはせめてそのくらいまでを考えないと、単に「未知が整備されていて人も多いから安全」という認識で登るのは非常に危険なことだと思いますよ。
3000m級はやはり世界が違いますし、「まだ登山を始めて1年目だから」と遠慮する必要はないと思います。初心者に向いたコースはいくらでもありますから、それらを楽しめば良いと思うのですが、低山は低山で楽しみも別物ですし、十分楽しんで登れれば良いと思います。
読図力は確かに「低山で培われる」ものでしょうね。年に1回の北アルプスでいきなり地図読めといわれても読めるモノではないですから。
逆に言えば、「登山道が整備されていて人も多い」ということは、地図が読めなくても登れてしまうということなのですが、それだけに道迷いする時は捜索隊も探す見当がつけられないほどのとんでもない迷い方をすることが多いです。東京から大阪に行こうとした人が仙台で事故を起こす、みたいな話が多すぎます。
低山にしろ高山にしろ、とにかく読図は勉強してくださいね。
それとやはり天気図は書けとまでは言いませんが(もちろん書けた方が良いけど)、せめて読めるようにはなるよう、勉強しましょう。
これも低山だとたいしてシビアではありませんが(やっぱり午後から大崩した~と笑って帰ってこれるので)、高山ではかなりシビアになります。判断ミスが重大事故に結びつきやすいのは天候に関しても同じと言うことです。
私はこの2つさえ勉強すれば、他は何をどういう順番でマスターしていっても良いと思っています。体力なんてなければないなりの登り方だってありますし、少なくともあれば良いというものでもないです。
でも、一番大切なのはやっぱり「楽しんで登る」ことでしょうね。
読図や天候の勉強も含めて、です。楽しんで勉強できるのがベストですね。
回答ありがとうございます。
>でも、一番大切なのはやっぱり「楽しんで登る」ことでしょうね。読図や天候の勉強も含めて、です。楽しんで勉強できるのがベストですね。
読図とか天気図、そういったものは好きなほうです。
楽しんで山を登りたいと思います。
No.3
- 回答日時:
一般論ですが、地元の近隣の山と白馬、穂高などの3千m級の
山を比べると実は近隣の山のほうが危ないのです。
なぜか、入山者が少ない、遭難者に対するサポート体制がない、
登山道が整備されていない、里山などでは地元道や獣道もあり迷いやすい。
低山だからなめてかかる。などが主な原因です。
先日、山登りじゃないのに六甲山中で遭難した事件なんかがいい例です。
単独登山をするなら、ある程度脚力がついた時点で、
北アルプスあたりのメジャーで人の多い山域にいったほうがいいと思います。
アドバイスというほどのものではないですが、
登山の事故は筋肉の使い方が普段と違う筋肉を使う下りで
起こるケースが圧倒的に多いです。登りで疲労してきたというのもあるでしょう。
全体の三割を登り、六割を下りにあてるくらいのつもりで
(1割は必ず余力を残す)登りはゆっくり登ります。
で、下りはさらにゆっくり下ります。一人でトラブルなく山に行くには
それで十分にいけるだけの体力と時間の余裕を計画時点でもつことです。
最初の装備としては登山靴は登山用品店に行って店員のアドバイスを
聞きながら、自分の足にあったものを購入する。ここからはじめましょう。
あとの細かいことは本を読んでも自分なりにアレンジしてもなんとでもなります。
自分は山岳会や山岳部には入っていないので山仲間の探し方は判らないなぁ。。すみませんね。
回答ありがとうございます。
低山でも迷うことありそうですね。アルプス級は今のところ予定ないです。
体力のペース配分と体力づくりは題字なんですね。参考になりました。
登山店や本で山について勉強していきたいと思います。
No.1
- 回答日時:
質問の件ですが、手っ取り早く登山の知識や技術を覚えたいのなら地元の山岳会に入会する事をお勧めします。
山岳会と言っても低山の日帰りが主だったり、岩登りや沢登りがメインの会、はたまた海外の山に遠征登山などを行う会など様々な形態の山岳会があるので貴方にとってどういう山岳会が良いかは一概にはいえません。それに毎月一~二回の定例集会に出なければならなっかったり山に行くにも山行計画書を会に提出し、山行後にレポートを提出しなければならないなど結構面倒です。そのような事でも一切構わないのであれば入会してみてはどうでしょうか?
私は中学生の頃から一人で山に登り、高校では山岳部に所属していました。その様な経験があるので社会人になってからは山岳会には所属した事はありません。一時は山岳会に入会しようと考えた時期がありましたが、堅苦しい会の規則などが嫌いなので今でも独りで山に登っています。二十代前半は登山用品店の店員をしていた事もあり、一般の登山者より知識も技術もありますが、私の様に単独で登るのはあまりお勧めではありませんが……。
それから山に登る為に普段からスクワットを一日100回程した方が良いでしょう。
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