プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

テレビ番組で紹介されていたのですが、

子供が生まれたら彼らのために自分の体をエサにする蜘蛛がいるらしいです。それってなんて名前の蜘蛛なんですか?
また、母親がエサをとって子供たちに分け与ればそれで済む話だと思うんですが、何故そうしないのですか?

あと「蜘蛛は肉食だから単体で生きる」と図鑑に載っていたのですが、複数の子蜘蛛はその後、共食いをしたりしないのですか?それとも「母親の体はみんな平等にわけよう。食い終わったらそれぞれ別の道を歩もうぜ」みたいな紳士協定でもあるのでしょうか?

それに蜘蛛の巣にたまにチビグモとデカグモが共存していますよね。あれは一体どういうことなんでしょう?

蜘蛛に詳しい方教えてください。

A 回答 (1件)

◆おそらく日本の「カバキコマチグモ」でしょう


ススキの葉を2,3回折り曲げて巣にする蜘蛛です
チマキのようなこの巣で生まれたばかりの子グモはまだ
物をたべる能力がありません
孵ったばかりの子グモは体全体が薄い皮で覆われていて
口の自由は利きませんが
(巣の中で)1回目の脱皮が終わると
子グモたちは母グモを食べにかかります
食べるといってもバリバリかじるのではなく
体液を吸うのです
8月中旬から9月上旬頃、このような巣を開いてみれば
この場面に遭遇できると思います
念のため、記事をひとつ
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AB%E3%83%90% …
◆蜘蛛は単体ごとに縄張りがあるので
それぞれ巣別れししていきます

>チビグモとデカグモ
◆これは小さいのがオスで、大きいのがメスです

◆余談ごとを少し書きます
(1)子供に食べられる虫に「はさみ虫」がいます
天敵がいない冬に子を産みますが
冬ですから、えさがないので母虫が食べられてやるのです
(2)蜘蛛は空を飛びます
春の初めや晩秋の頃、草の茎や木の幹に子グモが登って
腹の先を高く持ち上げて糸を空中に延し、
わずかな上昇気流があれば、そのまま、風の吹く方向に
飛ばされていきます
行き先は、風任せです
子供の頃、船に乗っていて、海の上でこれを見ました
(我が家は父の代まで代々船乗りでしたので
春休みや夏休みは船上生活していました)
近くに島はなかったので、おそらく海に落ちたと思います
(3)オーストラリアには投網のように
糸を編んで獲物をつかまえる器用な蜘蛛がいます
それでは...
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この回答へのお礼

カバキコマチグモ。興味深いですね。

>これは小さいのがオスで、大きいのがメスです
親子ではなくオスメスなんですね。なるほど。納得です。

>蜘蛛は単体ごとに縄張りがある
独りで生きているけど、兄弟達は敵じゃない。まさに共存ですね。

>糸を編んで獲物をつかまえる器用な蜘蛛
これ知ってます。手塚治虫の漫画にでてきました。メダマグモでしたっけ?

興味深い回答ありがとうございました。

お礼日時:2008/02/11 12:44

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