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Ip=15mA。
これを超える、例えば「Ip=50mA」や「Ip=300mA」といった規格のものは、なぜ開発されないのでしょうか?
できない(技術的に無理[限界]な)のでしょうか? それとも他に理由があるのでしょうか?

A 回答 (4件)

 50mAや300mAといった電流では、あまり用途がないと思われます。

エレクトロニクス回路で信号処理に使う電流はmAクラスかもっと少なく、10mAとか20mAになると信号処理にはちょっと電流としては多いし、パワー用途には少ないという感じで、とりあえずは表示用LEDに流すのに向いているくらいです。
 50mAとか300mAが必要なら、ZD(ツェナーダイオード)と小(または中)パワーTR(トランジスター)を使えば簡単に定電流回路が組めます(たぶん放熱処理が必要になると思いますが)。
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この回答へのお礼

isoworldさんには、いつもアドバイスを戴きありがとうございます。
現在の「CRD規格」がなぜ現状維持されているのか、その理由を少し理解できた気がします。

お礼日時:2008/02/12 23:51

定電流ダイオードは定電流として働くためには5V程度の電圧が必要です。


20mA流すと100mW消費して熱が発生します。
もっと大きい電流を流そうとすると放熱が必要になってトランジスタと同等の大きさや放熱板を必要とします。

その点を考えるとトランジスタを使えば、もっと低い電流から動作する定電流回路を組むことができますから電力損失を小さくすることができます。
私の場合、良く使っているのは2つ直列ダイオードの電圧と、トランジスタのベース電圧+電流検出抵抗で比較して安定化する回路ですが2V程度の電圧から動作する、ある程度の安定化電流回路となります。
LEDでは30%以内の電流変化があってもほとんど問題が無いので充分だと考えています。
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この回答へのお礼

ご回答戴きありがとうございます。
実践に即した(ご経験に基づいた)ご意見、大変勉強になります。
[但し]当方には用語が難解です(汗

お礼日時:2008/02/12 23:56

定電流ダイオードの用途しては高輝度LED点灯など


大量に利用する物向けです 小スペース

電流が大きくなると
TRの方が安価なので・・・・ただのそれだけです
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この回答へのお礼

ご回答戴きありがとうございます。
なるほど「コスト」がネックになっているのですね。理由を知り、とても勉強になりました。

お礼日時:2008/02/12 23:46

通電電流*ダイオードでの電圧降下分の電力がダイオード内で消費され熱になります。


大電流の定電流ダイオードを作ると、その熱の処理(放熱)が問題になるため、大電流のものは作りにくいかと思います。
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この回答へのお礼

ご回答戴きありがとうございます。
なるほど「放熱処理」がネックになっているのですね。理由を知り、とても勉強になりました。

お礼日時:2008/02/12 23:45

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