アプリ版:「スタンプのみでお礼する」機能のリリースについて

どこかの後進国や隔離された少数民族保護地域のような場所であれば非科学的な情報が広く信じられていても不思議はありません。

しかし日本で農薬や殺虫剤が迫害を受けるのは何故でしょうか?
「同じ品種で、農薬を使用すると作物の味などに影響があるという試験報告はありません。反対に、病気や害虫により作物の生育は悪くなります。」(農薬Q&A-詳細解説2-4より)
「研究者たちは食品添加物や農薬のない世の中になったとしてもがんはなくならず、私たちが昔から食べている普通の食べ物そして喫煙が最も重要な要因であると考えています。(黒木登志夫「暮らしの手帖」1990年4・5号)」
「農薬を使わないと、農産物は病気や害虫、雑草によって収穫量が減少したり、品質が低下したりすることがあります。減収率(平均)は野菜や水稲で3割、果物で10割」にいがた 食の安全インフォメーション

非科学的な事柄を信仰しても誰も得しないと思うのですが、こういう科学的なまっとうな話が日本国内で通じない理由を教えてください。

A 回答 (7件)

あなたの言いたい事や論拠は良くわかります。


しかし、この食に関する安全を求める風潮自体は、経済的に豊かになった国民の嗜好性として、ある程度しょうがない方向でしょう。
本質的に危険だと感じているのは残留農薬でしょうが
清潔・安全・健康が第一だと持てはやされている中で
集団的な思考の暴走で農薬自体が悪であるといった底の浅い考えが広まってきたのでしょう。
底が浅い考えですので、思考的にも深く考えずに、全体的に、受動的に楽なほうに流れていきますので「農薬」=悪 と風潮としてなってしまっているわけです。
しかしこれは食に関することだけではなく、ほぼ何に対しても言えることですので、質問者さんも私もこれからの様々な事に対して、物事の本質を見れる力を維持していければ良いな、と思いました。
    • good
    • 0

>教条主義はいけません。



「沈黙の春」の精神が不滅であることは間違いないです。
が、その一言一句を金科玉条とする教条主義はレイチェル・カーソンの望むところじゃないでしょう。
これは、常識の問題です。

>農薬の怖さも知っておくべき。

例えば、あのホリドールでどれだけの関係者が非業の死を遂げたか判りません。
組合長も死に、翌年には、担当課長であった父の妹の旦那も多臓器不全で死にました。
実に多くの農協関係者がホリドールの犠牲になったもんです。
まあ、机上の論議ではなく、現実の農薬の怖さも知っておくべきです。

>農薬否定論を振りかざす必要もないのは当然のこと。

自然に働きかけ自然を加工する労働と文化なしには人類の存続はありえません。
ですから、「完全無農薬農業}という非文化的で非現実的な主張は暴論であるのは明らか。

まあ、何事にも前提ってもんがあります。
種々の前提を踏まえて、なお、回答は同じです。

「無農薬、減農薬=安全」は、当たり前の主張でしょう。
これを、非科学的と切ってすてる論こそ非科学的。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

なるほど。
宗教なんですね。

お礼日時:2008/02/13 15:29

 こんにちは。


農薬を使っても安全であるという化学的根拠を示してください。こんな
論拠も示す事が出来ないような質問自体が、非科学的というのです。
 農薬が食品に残留する事は科学的に証明され尽くしている事実であり、
農薬が生物の身体に悪影響を及ぼす事も科学的に証明され尽くしてきた
事実で有ります。また過度の農薬使用により生態系がズタズタになり、
多くの生物が身の回りの自然から消えていったのも、これまた証明された
事実であります。

 ~「同じ品種で、農薬を使用すると作物の味などに影響があるという試験報告はありません。反対に、病気や害虫により作物の生育は悪くなります。」(農薬Q&A-詳細解説2-4より)
「研究者たちは食品添加物や農薬のない世の中になったとしてもがんはなくならず、私たちが昔から食べている普通の食べ物そして喫煙が最も重要な要因であると考えています。(黒木登志夫「暮らしの手帖」1990年4・5号)」
「農薬を使わないと、農産物は病気や害虫、雑草によって収穫量が減少したり、品質が低下したりすることがあります。減収率(平均)は野菜や水稲で3割、果物で10割」にいがた 食の安全インフォメーション~

 あなたが引用した内容は農薬を使っても味は変らないという事と、農薬を
使った方が収量が増えるという事だけであり、農薬は安全ですよという
肝心の説明は何処にも無いのです。
 「無農薬、減農薬=安全」を科学的に否定する根拠を何故示さないのでしょ
うか? 科学的に証明された文献などをお見せ頂けたら幸いです。
 それから農薬を使用しても野菜とかの味が変らなかった事を証明出来る
実験結果もお知らせ下さい。
    • good
    • 0

なるほど…


私は質問者さんの言う事はもっともだと思います。また同時に農薬を怖がる方の意見も理解できます。

実際に農薬被害が出ているのはたしかです。それを教訓に70年代80年代以降、体系的に農薬を使う技術と研究が進んできたわけですが。
現在では害虫・微生物には有効な、人体に対しての健康被害を最小におさえ、植物に対して有用な選択的な使用が、法律で厳しい制限がある上で体系技術として出来ています。

ただどうしても過去の農薬被害の記録と現在の状況との混同によって農薬=悪いとイメージ付けられているようです。また有名・著名人の意見などもあるでしょう。

思うに一般の人の論理が非常に文系的なのも原因ではないかと思います。文系的ですと、断片的な情報・意見を元に非常に機械的に、快・不快での論理で結論が出され、それが科学的と結論付けられてしまうようです。
これが理系的な考え方であれば、なぜそれがそうなのか、本当にそうなのか、自分なりの推論・科学的データを探して判断します。
つまり日本は文系が多いのも理由の一つかと思います。
なぜと言う理由を遡っていった時に、実は「農薬がついている=気分的に悪い」と言うのが本当の理由で、後からだってあの有名な人も言っていたし科学的だろう、と言うような事です。
また有名・著名人の意見なども、作家や学者といっても生物学者などが多く、実は化学の専門家ではないという事も理由かと思います。

勘違いしてほしくないのは、私も農薬が何でも安全と言うつもりはありません。やたらと量を使っていたり、必要も無いものを使っていては危険度も増すと思います。あくまで、科学的・体系的な使用法の中でこそ初めて、盲目的に危険と言うのはおかしい事だと言う事が出来ます。

ぜひ一般の方にも、下記になるほどという事があるので参照してほしいのですが、
「やさしいバイオテクノロジー」↓
http://yoshibero.at.webry.info/200706/article_3. …
生化学、分子生物学が専門の非常にまじめな学者さんが書いておられます。
このブログ自体が授業でやっている事のメモやトピックスのようで、ブログの内容が本にもなっています。
ここに書いてあるように天然物質も実は合成された有機化合物であり、人体に対しても有害な物があるのは当然なのですが、自然=安全と言う方には、その事自体が新鮮で「え?そうなの」と言う方も多いのではないかと思います。

また近年では無農薬のブームのおかげで、寄生虫の感染も増えてきているのも事実です。原因は自然派を自称するお母さん達が、無農薬野菜を買ってきて生食をさせているせいですね。

私自身は、農薬は必要なものを使うべき時は使い、ただし使用法をまもり、必要以上に使わないと言うのが一番ベストではないかと思っています。
    • good
    • 0

 「無農薬、減農薬=安全」には確かに正確でない部分もありますが、一概に非科学的と切ってすてることは無茶だと思います。

農薬を使う(無秩序な使用)ことによる害は確かに存在しますし、使わないことによる害も存在するというのが実際のところです。じっくり考えれば、どちらも完全な正解ではないということに行き着くはずです。
 
>レイチェル・カーソンの「沈黙の春」の警告は今でも生きています。
 個人的には大変勉強させていただきましたし、今でも高く評価しています。ただし諸外国では評価の見直しがすでに行われているようです。曰く、環境破壊に対する警鐘を鳴らしたということは高く評価できるが、当時の科学的知見には現在通用しなくなっているものも多く、その影響には良否の両面が存在するというものです。悪影響の実例では「DDTの禁止によるマラリア大流行の復活」というのが有名ですね。日本では、そうした評価の見直しはあまり行われていないようですが。
 日本では、一旦評価の定まったものは金科玉条とし、再評価を無意識に避けるような気風があるように思います。何かを無条件に信じ込んでしまうという問題の根底には、自分の頭で考えずに何かのキーワードを信じ込んでしまいがちな日本人の特性と、近年著しい化学リテラシーの低下があるのではないでしょうか。
    • good
    • 0

農薬被害の歴史を調べることを強くお勧めします。


安全だと思われていた農薬で過去に被害が出ています。
2つ3つ調べたことだけでなぜ非科学的な事柄と言っているのか理解できません。危険だという事実があるから農薬を嫌うんです。

それよりも細木や江原がゴールデンタイムに出てなんか言ってるのを信じたり、朝は朝で血液型選手権なんてやってるほうがよほど非科学的でばからしいです。
    • good
    • 0

「無農薬、減農薬=安全」は、当たり前の主張でしょう。


これを、非科学的と切ってすてる論こそ非科学的。

http://www.shinchosha.co.jp/shinkan/nami/shoseki …

レイチェル・カーソンの「沈黙の春」の警告は今でも生きていますよ。

そりゃー、世の中には、穿った見かた、穿った論点を主張して悦に入っている論者もいます。
しかし、その全部が、論旨のすりかえに終始しているもんです。
まあ、「先に自分の主張ありき」は、とても科学的な議論じゃないです。

Q、こういう科学的なまっとうな話が日本国内で通じない理由を教えてください。
A、非科学的でまっとうでないから通用していないだけです。
    • good
    • 0

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!