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何故寒くなったり緊張したりするとトイレが近くなるのでしょうか?
血管の収縮や自律神経関係で多少専門的な事が入ってもいいので教えてください。

A 回答 (3件)

寒さや緊張で体表の皮膚の毛細血管が細くなって、体表近くの血流を減らしますので、その結果、毛細血管から皮膚に染み出し、皮膚の表面や汗腺(寒さや緊張で出口が閉じる)からの水分の蒸散が減少する結果、体表から失われる水分(この水分が気化して気化熱が皮膚から奪われ皮膚温度が下がる。

これを毛細血管を自律神経が作用して細くして体温と水分が失われるのを防ぐ。)が減少して、その蒸散しなかった分の水分が、尿として膀胱に余計に溜るため、トイレが近くなるかと思います。

寒ければ、温かい食事やお茶、あっためたミルク、コーヒーなどから知らず知らず結構飲んでいます。汗や皮膚からの蒸発が少ない寒い季節は、自律神経が毛細血管を細くコントロールするため、血液から皮膚を通して水分が出て行かない分、尿の量が増加します。尿は、血管やリンパ液経由で体内で作られた毒素や細胞の壊れた老廃物を溶かして集められ腎臓で無害化され、溜るものですから、膀胱に絶えず溜り、その尿を尿として排出することで血液中や体内を流れるリンパ液が浄化されます。そして、尿として失われた水分だけ、血液中やリンパ液中に水分を補給してやらないと、血液がどろどろになって血栓ができたり、リンパ液がどろどろになってむくみの原因になります。
成人で1日2リットルの水分を補給しないといけないとされています。またそうすることで体内の老廃物を回収し尿として体外に出すわけです。それによって体を健康に保てるわけですね。
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この回答へのお礼

なるほど、非常に分かりやすい解答でした。
ありがとうございました。

お礼日時:2008/02/20 15:59

これは自律神経反射の一つです。



体は何かストレスを浴びると、一旦は交感神経が緊張(血管収縮)しますが、必ずその後で副交感神経反射(血管拡張)が起こって体のバランスをとろうとします。ホメオスターシスと呼ばれるものです。ただ、その反応の程度は人それぞれです。自律神経のレベルが人によって違うからですが。

このストレスが冷たい寒冷刺激ですと、くしゃみをしたり、ブルブル震えたり、トイレの回数が増えたりします。全て副交感神経の働きによるもので、血管を拡張して血流を増やす反応です。そうやって冷えというストレスを排除して体温が下がるのを防いでいます。

精神的なストレスもまったく同じ仕組みです。ストレスを体外へ排除するために尿意を催すこともあります。このストレスが強すぎると人のよっては吐き気や便意まで催します。そうやって心身のバランスを保とうとするわけです。

心身一如、心と体は一つ。まことに精妙な体の仕組みに驚かされますね。
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寒くなると汗をかく量が少なくなるので、尿として排出する量が多くなる。


体温を確保するために脂肪燃焼が多くなり、その結果尿の量が多くなる。
緊張したり興奮すると体温調節のために血流が多くなり、尿の量が増える。
緊張のために膀胱が収縮され、量が少なくても尿意を感じる。
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