今のノーベル賞受賞者に疑問を持ちませんか?
文部科学省が、日本人ノーベル受賞者
増やそうと発表したとたん、毎回日本人
がノーベル賞を受賞するようになったような
気がします。
しかも今度のニュートリノの研究は、
まだ未完成。ニュートリノの質量が
あるとすると、これまでの理論を深く
再検討しなければならず、東大の研究
チームですら、確認実験がまだまだ必要
とホームページに発表していた。
いままで数えるばかりのノーベル賞
受賞者しかいない日本に、最近になって
突然優秀な人たちが育ち始めたとでも
ゆうのでしょうか?
何かがおかしい? 政治力が働いて
いるとしか思えないのですが、
皆さまはどうお考えですか?
こんなことでノーベル賞とれるなら、
超弦理論の基礎を作った
南部陽一郎博士のほうが先だと思うのですが。
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今日大学の物理学の授業で、ニュートリノの話が出てきたとき、小柴さんがニュートリノの観測でノーベル賞を取ったことに教授が言及していましたが、発見じゃなくて観測で、もともと違うものを調べるためのものだったという話をし、「まああれはこじつけだけどね。このままだと日本の科学の火がきえちゃいそうだったからね」といっていました。
南部陽一郎博士は最近ノーベル賞の候補に挙がったと聞いたのですが、あれはどうなったんですか。別の教授がアメリカの物理関係では神のような人だといっていました。
昔は、北里柴三郎氏など、画期的な研究が先進国人に票かされませんでした。
そういうのはあるけれど、人口からみれば、日本の半分ないヨーロッパの国で連続受賞者を出しているところもあるんだから、たまに連続受賞があってもおかしくないと思う。
選考するほうも「流行り」に弱い、というのがあるだろうし・・・。
立派な研究に優劣をつけるのも難しいこと。
「平和賞」なんかは、疑問多いですね。
「非核三原則」で受賞した佐藤元首相。日本に核兵器が持ち込まれていたことは、米軍の高官がみとめていることなんだけど。
なお、疑問を持ちませんか?というのは、削除対象ギリギリの意見募集みたいに思えますが。
#24です。「お礼」の内容に、一部誤解があるようなので、一言。
>相対性理論、ニュートンをノックアウトと
当時の新聞に出たくらいで、世間には知られた
理論でしたが、検証不十分だった。
質問者さんは、物理学を学習されていると思われますので
物理学史の書籍・文献etcをちょっと読めば、「検証不十分だった。」というお考えが、不充分な内容である事がご理解いただけると思います。
相対性理論は、現在の中学生にも理解可能な理論です。
いくら画期的な理論でも当時の物理学者が、充分検証できないほどではありません。
ちょっと、放置してあるので私なりの見方を書きます。
>アンリ・ポアンカレと
いう学者の例が一番極端なんですが、物理や数学の
の本をいろいろ読んでいると、彼の式や理論が
あちこちに出てくる。いろいろ新しい分野を開拓し、
当時もそして現在もその業績は非常に重要なんです。
ポアンカレの業績を全て消し去ったら、現代物理学は
成立しません。
彼にノーベル賞を与えるよう最低10人からの推薦が
あったはずだと言う人もいるくらいで、ノーベル賞選考委員会に 見落されるような無名の学者ではなかったのに、ノーベル賞受賞 には到らなかった。
とのことですが、ポアンカレは単に運がなかっただけだと思います。何でも運・不運はつきものです。
この回答へのお礼
アインシュタインの相対性理論もノーベル賞を
受賞していないわけですが、光電効果では
受賞している。
相対性理論、ニュートンをノックアウトと
当時の新聞に出たくらいで、世間には知られた
理論でしたが、検証不十分だったわけです。
ポアンカレも無視されていたわけはなく、
むしろ話題になっていたから候補になった
わけでが、やはり検証という判断が下ったわけで、
あとから出てきた理論を説明するのにポアンカレの
考えが役立っていることからも、当時は検証不能の
ことが多かったことが分かる思います。
むしろ,ノーベル賞を選考する側に変化があったのかもしれません.
残念ながら日本人の研究者はノーベル賞級の研究をしても言葉の壁などもあって,海外の研究者からは孤立しがちです.もし日本人でなかったら確実にノーベル賞を受賞していただろう,といわれる研究者は何人もいます.
ひょっとしたら,そんな日本人研究者をもっと公平に評価してあげようという意思が働き始めたのかもしれません.
ちなみに今年のノーベル物理学賞も日本人が有力候補だと思います.
この回答へのお礼
お礼遅れました。
ご回答有難う御座います。
>残念ながら日本人の研究者はノーベル賞級の研究をしても言葉の壁などもあって,
ノーベル賞授賞者を推薦する人は、ノーベル財団
からの依頼で、世界中にいるんです。
戦前の日本人推薦人については公開されて
います。
言葉の壁などありません。日本で有名な
人が授賞しないので、そう言われているだけです。
ノーベル賞は多数決だから、推薦人の少ない
日本人は、授賞できないと言われたこともあったの
ですが、10人以上の推薦を受けたフランスの
アンリ・ポアンカレという学者が授賞対象になって
いないことから、この多数派説も崩れました。
また国際情勢の悪化から、外国に十分アピール
する機会がなかった湯川博士の中間子理論が
日本初のノーベル賞となっていることからも、
言葉の壁や、外国との十分な交流など、
授賞を左右しないことが分かります。
>もし日本人でなかったら確実にノーベル賞を受賞していただろう,といわれる研究者は何人もいます.
本当にそんなすごい人、あるいは研究なら、
真っ先に日本人推薦人が財団に推薦している
でしょう。
推薦人がたった一人でも推薦すれば、
審査委員会は審査します。授賞していないのは
授賞に値しないからです。
>ちなみに今年のノーベル物理学賞も日本人が有力候補だと思います.
カミオカンデのような集団授賞でないことを
望みます。
ノーベル賞は、たしか~賞でも分野別で受賞がローテーションしているということらしいです。超弦理論はすこしニュートリノの研究とはニュアンスが違うような気がします。超弦理論は宇宙の形を表していたと思うのですが、今回のノーベル賞はただ、まだあまりわかっていない超弦理論よりも現実性のあるニュートリノを選んだのではないのでしょうか。
この回答へのお礼
>今回のノーベル賞はただ、まだあまりわかっていない超弦理論よりも現実性のあるニュートリノを選んだのではないのでしょうか。
ご回答有難うございます。
超弦理論は確かに未完成の理論。実験的証明がありません。
しかし、この実験的証明もない理論が注目を集めている理由、
そしてここで引き合いに出した理由は、ニュートリノという
粒子の存在そのものが現在疑われているのです。
この疑問は1960年代にそれまでの実験の結果から生まれたもので、
その疑問に対する1つの回答が1970年に発表された超弦理論です。
>超弦理論は宇宙の形を表していたと思うのですが、
1960年代までの加速器による衝突実験の蓄積から、
物質の究極の形が粒子だとすると、どうもおかしいということが
言われ始めたのです。わき上がったもろもろの疑問をまとめる
形で1968年に論文を発表したベネチア-ノという学者は、
我々の観測しているのは何かの共振状態(何かの振動)だと
言ったのです。いったい何が振動しているのか?という疑問
に答えたのが1970年に南部陽一郎博士が出した(現在第1
世代と呼ばれている)超弦理論なのです。
超弦とは、11次元という超空間上で振動し回転する
10のマイナス33乗センチメートルといった非常に小さな
ひものことで、これが物質の究極の姿だというものです。
以下の質問、回答の欄を見ていただければ分かると
思いますが、理論的な面以外にも日本のノーベル賞
受賞にはいくつかの問題点があると思います。
#20さまに触発されてまたまた失礼致します.
日本が積極的に委員会を招いて視察を望む場合に日本人的思考で「来て頂く」から
「招待費を出す」と言うベタな行動は世界的に誤解を招くものなのかも知れませんが,
「賄賂」と言ってしまうことには極論を感じます.
またノーベル賞は相対論を越えなければ受賞できないものでもないし,
単に一理論に過ぎない相対論を基準に判断することもおかしいと思います.
相対論が受賞しなかったのは,単に純粋理論であって実験的検証が行われていなかった,
検証が行われたときは他の研究者が受賞対象になった,と言うだけのことだからです.
ところでポアンカレの例が出たところで,以下,apple-manさまと通じる意見かも知れません,
殊に物理学賞は,やたら工学めいたものや純粋数学に対しては,ちょっと縁遠い印象を受けております.
私は工学の分野の人間ですので,勿論ポアンカレの業績を用いる場合もありますので偉業を称えます,
しかし何処かに,物理学は高尚で,その応用でありかつ省略形である工学に対して,
「職人芸」とか「べたくささ」を感じて(確かにそうですが),そういう位置付けに
されてしまっているのかな?・・・と言う印象を受けてなりません.
ノーベルが,
「人類が非常に大きな利用価値を得る,物理学の最近の発見に対して与えられる」
と言っているから仕方ないのかなとも思いますが.
江崎博士の例もありますから,思い過ごしであるかも知れません...
でも小柴さんの件とは別問題であると思います.
あと,
>民需云々は問題外だと思います。
についてですが,理論屋の中には「理論との相違を得たなら徹底的に検証せよ」とおっしゃる方も
いないとも限りません.その徹底振りが,「研究をするなら社会に還元しなければ無駄」と言う,
基礎研究批判に通じるものがあるのでは?と申しました.
(基礎研究がすぐさま社会還元する例も少ないものですから常に批判は受けます.)
理系 学部の4年生です。
卒研の関連でちょっと調べてたら偶然ここを見つけました。
コメントさせて下さい。
日本人が再びノーベル賞というニュースが流れたとき
うちの大学の先生たちも、最初は手放しで喜んでいた様子
でしたが、具体的内容が伝わるにつれて少し雰囲気が変わって
きています。ニュートリノの研究について、私自身は専門的な
判断ができるほどの知識はないので、先生たちが少し深刻そうに
話している内容がよく理解できなかったのですが、apple-man
さんの書き込みを読むうちになんとなく問題点が分かってきた
ような気がしました。とても参考になりました。
うちの先生方の表現はまちまちなんですが、概略まとめると、
「ニュートリノの研究はすばらしいが、ノーベル賞の歴史、
意義、その高度な学術的完成度を要求する内容を考えたとき、
今度の日本の受賞が適切かどうか分からない。」という
感じです。多分apple-manさんの考えてらっしゃる事に近い
と思います。
ノーベル賞スキャンダルという表現も出てきているようでした
ので、何か問題視されているのだろうかと思い、うちの研究室の
院生と話していたら外国からいろいろと非難を浴びていることを
教えてくれました。いろいろなホームページを紹介してもらった
のですが、殆ど英語で読むのが辛かったので、ぱっと目についた
日本語のページだけ紹介させてもらいます。
http://www.asahi.com/science/news/K2001120500093 …
バラニー事務局長という人は、その後も日本から賄賂と見なさ
れるようなものは受け取っていないと言っているそうですが、
化学賞や物理学賞で団体受賞は問題外というのが事実上の方針
だったのが突然の方針転換ですから。
断片的に聞きかじった情報だけで何なんですけど、
うちの教養の歴史の先生は「国立大学民営化の話が進む
中、東大の無駄使いも問題視され始めているこの時期にねー」
とか、物理学科の先生は「相対性理論だってノーベル賞とって
ないのになー、今回のこの日本の受賞内容がそれを超えてる
なんて自信を持って断言できないですね。」とか言ってたのが
印象的でした。
apple-manさんが、小柴さんの受賞を裏口入学って思うのは、ニュートリノ理論の不完全さに対してのことなんでしょうか?
私は、#18の回答にあったように、ニュートリノ理論のことと、ニュートリノ天文学を別物みたいに考えていました。
ニュートリノ天文学の新たな扉を開いたってことを評価されての受賞だと思っていたので、apple-manさんが何でそんなに非難するのか不思議だったんですよ。
確かにニュートリノ理論方向から見るとニュートリノを観測しただけでは受賞に不足かもしれませんけど、物理学の方面じゃなくて天文学の方面からでは、素晴らしい発見ではないのでしょうか?
ポアンカレのことですけど、受賞できなかった理由は、「某かの扉を開いた」だけのことで不足だったからというのでしょうか?
でもそれはapple-manさんの推測なだけでしょ??
他に理由があったかもしれませんし~~、小柴さんの受賞とは無関係で考えないとおかしいのではないでしょうか。
ところでapple-manさんは、どうしてニュートリノ理論に穴があることをそれほどまでに執拗に指摘するのでしょうか?
そんなに嫌いな理論なの?(笑)
現時点で欠点がない理論だから絶対の理論じゃないでしょ?ってことを私は言いたかっただけなんだけどなぁ。
だって、絶対ってことを言い切れるっていうだけで、私は科学者の資質なしって思ってしまいますもん。
(ちなみに霊現象をプラズマで説明できるから嘘っぱちだと断言する某教授は、プラズマ教の狂信者で科学者ではなし(爆))
根本的に誤解があるようです。
>予測不能な未来の話ではなく、現在の検証が不充分では?と
>考えています。筑波のほうからニュートリノをカミオカンデ
>のほうに放射して実験続けてるくらいですから、実験してる
>ほうも、今までの結果で充分とは考えていないはず。
とか
>カミオカンデの実験はデイビス博士らの実験を
>支持する有力な追試実験。でもそれは前のほうで
>書きました利根川博士の言葉を借りると、1つの
>ヒットに過ぎない。しかも新たな疑問も生じて
>判定待ちヒット。
とありますが、No.14のu13さんも書かれていますように、小柴先生の受賞理由はニュートリノ質量の発見ではありません。「ニュートリノ天文学」という新しい分野を開拓したことによります。「筑波のほうからニュートリノをカミオカンデのほうに放射して」といういわゆるK2Kは、99%確実なニュートリノ質量に決着をつけるものですね。(間違っていましたらu13さん、訂正お願いします。)
また、Davis博士のニュートリノディテクターとカミオカンデは原理が全く違います。カミオカンデは単なる追試ではありません。ニュートリノが「いつ」、「どこから」きたかといった情報はカミオカンデで初めて明らかにできるようになったわけで、「天文学」に使えるディテクターとしてはカミオカンデが初めてです。
南部陽一郎博士、近藤淳博士、外村彰博士など、ノーベル賞にならないのが本当に不思議な人は山ほどいますが、どれがヒットでどれがホームランなどとは専門家ですら意見が分かれますし、物理学自身のもつ価値観が多様化している今日、「他にふさわしい人がいる」という理由で小柴先生の受賞の価値が下がることは無いと私は考えます。(身内びいきではありません。私は物性が専門で、物性屋でも賞にふさわしい人が沢山いると思っています。)
前にもお書きになった方がいるように、ノーベル賞自体にある程度のロビー活動が必要なことは事実のようです。しかし、化学賞の田中さんのような例もあるのですから、やはり学問として世間にインパクトを与えた研究に贈られているフェアで権威ある賞というのが私の印象です。
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