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こないだ友達と田舎にドライブにいきました。
その周辺に家が10件近くあったのですが。
表札が全部同じ苗字だということに気が付いたんです。

これってどういうことなんですか?
一族でその地に定住してるということでしょうか?

A 回答 (6件)

こんにちは。



明治になって沢山の人々が新しく苗字を名乗られなくてはならなくなったことはご存知だと思いますが、庶民でも屋号や隠し苗字があった人達はまだ良かったものの、中には本当に「ゼロから」苗字を付けた人々も結構あったのです。
そのような方々はご自身でということもないではありませんでしたが、お寺のお坊さんや地主さんなどの知恵を借りる方も多かったようです。
しかし庶民の中にあっては「学がある」ほうであると言ってもその方々もいっぺんに沢山の苗字を付けるのは当然ながら至難のわざで、今から考えると「そんな方法で家の名前を決めてしまって良かったのか」と思えるような方法も沢山とられました。
そういう騒動の中にあって殆ど村全体が一つの苗字を名乗るようなことになってしまったところもあったそうです。
流石に不便だと改姓した方々もあったそうですが、田舎なんか行きますとそんなところがまだあったりもしますね。
勿論一族が次第に分家してそのようになっているところもある訳ですが、このようなことで集落に沢山同じ苗字があるようなこともある訳です。
田舎は人の移動が少ないですし、移ると言っても家の次男三男とか女性が嫁いでいくだけで「家」そのものはずっとそこにあるなんてことはざらにあります。
何しろ代々の土地が山つきであったりもする訳ですから、そう簡単に「家」としてどこかに移るようなことは出来ないものなのです。
確かに都会で暮らしているとそのような感覚は薄れがちですが、まだまだ日本にもそういうところが沢山ありますよ。
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この回答へのお礼

そんな歴史があったんですね。わかりやすくてすごく納得できました。

少し話が逸れますが「帰る場所」があるっていいですよね。
都会に住んでる場合、引っ越したらそこは他人の家になってしまうわけで、どこが自分の「家」なのかわからなくなります。特に集合住宅地などに住んでいる場合。

回答ありがとうございました。

お礼日時:2008/02/15 22:16

同じ苗字でも、家紋が違えば、違う家系と考えられます。



苗字家紋の関係を知りたければ、墓に行きなさい。
集落には、墓地があるはず。それに行き、苗字と家紋の関係を見る。
また、その地区の神社の氏子名にも注目すること。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました。

お礼日時:2008/02/16 13:48

http://homepage2.nifty.com/mamis/weekly/200212.h …

上記サイトに1例があります。
「秋谷・芦名・佐島は 新倉サンが非常に多い一帯です。」
とあります。
元々は一族の流れだと思いますが、それだけではありません。
特に田舎にはこういう例が多く見られます。
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この回答へのお礼

都会は色んな人が引越ししてきている。
田舎は人の出入りが多くない、というのがキーみたいですね。

回答ありがとうございました。

お礼日時:2008/02/15 14:13

うちの近所のことでしょうか? (笑)



わが町は…周辺の市町村も同様ですが
苗字を聞くとXX町の大字XXの人か? と見当が付きます
子世代だとその集落に住んでいるとは限りませんが
親の出身はそこです…ということが殆どです。

高橋さんだったら大字A
小林さんだったら大字B… とかです。

定住っていうか… 本家 分家 って聞いたことないですか?
大概は 本家があって、周りは親戚ですが~
今となってはお爺さんの代くらいに遡っても
どういう関係だったかわからない親戚が多いんですけど…
ウチの近所ではお爺さん同士(生きていたら100歳くらいの人)が
イトコ同士だったらしい…のが一番近い親戚かな??

ちなみに…屋号はありません…
お爺さんの代のお名前(あだ名?)で呼びます
高橋太郎さんなら たろさんチ 
高橋二郎さんなら じろさんチ
高橋三郎さんなら さんちゃんチ…
息子の代の話をするなら息子の名前を呼ぶ必要があるし、
奥さんの話なら奥さんやお嫁さんの名前を出します。
たろさんチのお嫁さんのカズコさん(誰だかわかったらカズコさんで通す)
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この回答へのお礼

本家とか分家という単語自体は聞いたことがあります。
ただ、都会の核家族に生まれてものでほとんど意識はしていないです。なんていうか、、、都会って人が住みすぎですよね、ってなんか話がそれてますけど。

回答ありがとうございました。

お礼日時:2008/02/15 14:12

現在の日本の苗字というのは、氏(族をあらわす名)、姓(お上との関係を表す名)、家名(狭義の苗字、屋号)あたりがごっちゃになったものなんです。

明治以前は複数持つことも多かったのですが、明治政府がひとつにしろ、ということになり、その時に氏や姓にあたる名称を苗字にした人も多かったのです。
このうち、氏(族)というのは血縁だけではなく地縁も含まれます。
こんな背景で、ある地域がほとんど同じ苗字というところは珍しくありません。こういうところは、たいてい苗字とは別に屋号を持っていて、それで呼んでいるので住民は混乱しないのですが、宅配とかする人は混乱しますね。
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この回答へのお礼

>苗字というのは、氏、姓、家名あたりがごっちゃになったもの
>氏は血縁だけではなく地縁も含まれます。

勉強になります。
民俗学(?)ってちょっと面白いですね。ちょっと副業的に勉強してみます。
回答ありがとうございました。

お礼日時:2008/02/15 14:09

そのうち何軒かは親族かもしれませんが・・・


全国的に見ると珍しい苗字でも
地方によってはべらぼーに多い苗字というものも存在しますよ。
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この回答へのお礼

地方ごとに同じ苗字ですか。
興味深いような怖いような…

回答ありがとうございました。

お礼日時:2008/02/15 14:06

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