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血液型によって生物学的な優劣は無いそうですが、だとしたらO型が最も優れた血液型ではないでしょうか?なぜなら血液型は糖鎖の数によって決まり、O型は最も少ない糖鎖で作ることができるからです。O型は最も少ない材料つまり食料で作ることができます。つまりO型は作るのに最もコストがかからないのです。それでいて性能は同じなのですからO型が最も優れていることになります。

A 回答 (10件)

>なぜなら血液型は糖鎖の数によって決まり



血液型の違いはこれだけじゃなかったはず。
確かにA型、B型はそれぞれA抗原、B抗原を持ち、O型は両方ともありません。
しかし抗体の形成で考えると、O型はA、B両方の抗体が形成されます。
つまり、抗体の形成のみで考えるとO型が一番コストがかかります。


>O型は最も少ない材料つまり食料で作ることができます。

どれくらい少ない材料でできるのか気になったので軽く計算してみた。
※こういうの久しぶりなので違ってたらツッコミお願いします。
まず、O型と反対のAB型(A、B抗原を持っている)がどれだけ余分な材料でできてるか。
ABはOの糖鎖に比べてN-アセチルガラクトサミン(A抗原)、ガラクトース(B抗原)を持つらしい。
それぞれの分子量は221.208 g/molと180.08 g/mol。
つまり、AB型の人の1つの糖鎖はO型の人よりだいたい400 g/molコストがかかってることになる。

次に糖鎖の数だけど、1つの細胞におよそ10万個(10~5個)あるらしく、
さらに人間の細胞は60兆個(6×10^13個)あるそうなので、
人間1人あたり、6×10^18個の糖鎖があることになる。

というわけで、余分な材料コストは、
400g / (6.023×10^23個) × (6×10^18個) ≒ 0.004g
※繰り返しますが、違ってたら訂正お願いします。

ちなみに、人間の細胞は3ヶ月で入れ替わると言われるので、
この「余分な材料コスト」は3ヶ月ごとに摂取していく必要がある。

う~ん、優劣を決定するほどの差になるだろうか。
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この回答へのお礼

>次に糖鎖の数だけど、1つの細胞におよそ10万個(10~5個)あるらしく、

計算ありがとうございます。材料費は大したことないかもしれませんが、
一つの細胞に10万個もの糖鎖を余計にくっつけなければならないなんて、気の遠くなるような作業です。しかもそんなことしたって、糖鎖は顕微鏡でも見えないでしょうから、デコレーションの役にも立ちません。全くO型以外の人たちは馬鹿な事をする人たちだなと、つくづく思います。

お礼日時:2008/02/16 22:04

赤血球への糖鎖の付加を見ると確かにO型は無いですね。


ただ、#8さんや#9さんの回答を良く見てください。
O型の人は抗A抗体、抗B抗体という二種類の「たんぱく質」を持っています。(A、B型の血液を自分じゃないと判断するために)
たかが数個の糖鎖の数よりも分子量6万ぐらいのたんぱく質を二種類も備えておくほうが大変に思いますが。

これは余談ですが、
優れているかいないかは考え方によります。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。

お礼日時:2008/03/08 11:16

生物の細胞には1個当たり約100億個の生化学物質の分子(種類は2万種類以上)があり、これら各分子が平均毎秒1万回の頻度で化学反応を繰り返しています。


たったひとつの、しかも毎秒どころか120日おきのサイクルで行われる赤血球作成のごく1工程の有無でのカロリーの差に何の意味があるのでしょう?

また、統計的に血液型によって病気
東洋にA型が多いのは、コレラによる人間の淘汰の結果で、アメリカ大陸にO型が多いのは、梅毒による淘汰の結果であるという説もあります。ペスト菌はO型の持つ血液型抗原H抗原を持つことからO型の人はペストに、A型の人は天然痘に罹りやすいという話も聞きます。
最近のNature誌では、こういった説は統計的にも信頼性は低いと言われてはいますが。

また、N0.8のneko noko様が、
「抗体の形成で考えると、O型はA、B両方の抗体が形成されます。
つまり、抗体の形成のみで考えるとO型が一番コストがかかります。」
仰っているように、O型では抗体の作成が余計に必要になることになります。
さらに言えば、赤血球のH・A・B各抗原は、糖鎖をすでに発現している酵素で継続的に付けるだけなのに対し、抗体は遺伝子から発現してひとつひとつ作ることになります。

もし、仮に、質問者様の仮説が、真実であると仮定したとして、飽食の時代である昨今、太りやすい方が優れていると言いえるでしょうか?
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この回答へのお礼

ありがとうございました。O型は太りやすいということですが、O型だからといって大型というわけではなく、例えば私はO型ですが170センチ50キロですからむしろ痩せています。

O型はスポーツ選手に多いと聞いています。恐らく赤血球が軽い分動きが早く血の巡りが良いからでしょう。

お礼日時:2008/02/19 06:54

生物の遺伝的な変異に優劣があるとすると、優れた形質が集団内に広まって、その遺伝的な形質の集団の中での割合がどんどん増えてゆくはずです。



たとえば、嘴の長さに種内変異のある鳥がいたとして、嘴の長いほうが餌がうまくとれて有利だとすると、嘴の短い個体と長い個体とでは、長い方の個体が沢山の子孫を残すので、集団全体で嘴が長いほうに変わってゆくはずです。

血液型について、人口に対する構成比がひとつの方向に変化している場合、増加している血液型が優れていると言えるでしょうが、そういった事実は観察されていません。どの血液型でも、個体が生存したり子孫を残したりするさいに有利不利ということはないことが、このことから示されているわけです。そのことがまさに、「血液型によって生物学的な優劣はない」という言葉が言おうとしている意味だと思います。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。

お礼日時:2008/02/19 12:35

O型遺伝子は、A型遺伝子の塩基の一部が欠損したものでそのためにA抗原が作成されないものです。


なので遺伝子的にはA型の欠陥品という見方もできますが。

http://www.wdic.org/w/SCI/ABO%E5%BC%8F%E8%A1%80% …

まあ、そんなことで生物学的な優劣が決まるものではないですがね。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。

お礼日時:2008/02/19 12:32

仰っているような効果はまったく微々たるもので事実上意味がないものだとは思いますが、仮に意味があるとすれば、燃費のよい体ということになりますね。

太るより痩せるのにお金がかかるこの御時世に、燃費のいい体が優れていると思う人はあまりいないでしょう。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。少なくともO型の細胞は余計な糖が付いていないだけ痩せているようです。

お礼日時:2008/02/19 12:34

それをいったら「Oボンベイ最高」になるはずなんだけどなぁ....

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この回答へのお礼

ありがとうございました。

お礼日時:2008/02/19 12:36

O型が生物学的に優れているわけではないのでO型が最も優れている、という論法になりますが、明らかに論理的におかしいですね。




考え方が逆です。結果的にO型が生物的に優れているわけではないという事は、血球の糖鎖の数は生物学的な優位にはつながらない、と考えるべきでしょう。
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機能が同じなら単純な方が優れている


違った視点で見るとそういえるかもしれませんね
それに輸血のときの用途が広い
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この回答へのお礼

ありがとうございました。

お礼日時:2008/02/19 12:37

単に進化の過程で糖鎖情報が欠落しただけなのではないですか?


それに糖鎖が短いと云っても、当初長いものが途中で切れて最終的に短くなった可能性も否定できませんよ。
それだったら無駄なものを作って切るだけ無駄。^o^
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この回答へのお礼

ありがとうございました。

お礼日時:2008/02/19 12:37

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