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「ドイツは『あれはナチスがやったことであり、我々は関係ない。 』という理屈で戦争を謝罪していない」
という話を(ネトウヨ系サイトで)よく見ますが、これって根拠はあるのでしょうか?
ソースを教えてください。
あと、
「日本の戦争犯罪者は赦免の署名が4000万件あつまり国会で共産党を含む全会一致で決議された」
っていう話もよくみますが、
これってどれのことなのでしょうか?

A 回答 (4件)

>「ドイツは『あれはナチスがやったことであり、我々は関係ない。

』という理屈
これはおそらくワイツゼッカー大統領の演説を批判している内容だと思われます。「一民族全体に罪がある、もしくは無実である、というようなことはありません。罪といい、無実といい、集団的ではなく個人的なものであります。」
おそらく西尾幹二氏が最初に言い出した主張だと思いますが、確かにここだけならそうなのですが、その後にはしかし責任は全ドイツ人が負うと続きます。ナチスがやったことなので罪はないがそれでも責任は取るです。ということですので、根拠は西尾幹二がそう言ってたでしょうか。
http://www.amazon.co.jp/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%81 …

ただし、日独の謝罪や賠償云々については単純比較するものではなく、またドイツ見習え論にも胡散臭さは多々あります。こちらの話ならナチの対ユダヤ犯罪に対する謝罪は特に行っていますが、それ以外の通常の戦争犯罪については手付かずのまま放置(あるいは拒否)しているとか、あるいは現在協議中ということですので、戦争を謝罪していないというのはその通りになります。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%88%A6%E4%BA%89% …
http://www.seisaku-center.net/modules/wordpress/ …

戦犯在所者の釈放等に関する決議
http://www.cc.matsuyama-u.ac.jp/~tamura/senpannk …
これらのうち幾つかでは共産党は反対しているようです。幾つかは当時議席が無かったりします。共産党も賛成しているとする主張する人が多いようですが、ソースを当たっていくと元では共産党・労働党を除く全会一致というような表現になっていきます。共産党ではなく社会党ならこれは賛同していたようです。
嘆願書についてはその前後の国会の中で取り上げられたようなので、そちらを探れば出てくるかと思います。
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>ドイツは『あれはナチスがやったことであり、我々は関係ない。



というのはユダヤ人迫害に関する話でしょう。
ドイツでは基本的にナチス時代の犯罪は「全て個人の犯罪である」との立場をとっています。
例えば1952年にアデナウアー首相は連邦議会で
「ドイツ国民は、ユダヤ人にたいする犯罪を大多数が嫌悪し、その犯罪にも関与していませんでした。しかしドイツ国民の名において、言葉に言い表せないほどの犯罪が行われました」
という政府声明を出しています。
いわば「ドイツ国民の名を騙って犯罪が行われた」のであって「ドイツ国民自身は犯罪に関わっていない」という立場です。
同じようにヴァイツゼッカー元大統領は1995年にドイツ週刊誌FOCUSにて
「集団としての罪を主張する事は、人道的、倫理的、そして宗教的に嘘なのです。無実についてと同じように、罪はいつも個人的なものです」
とコメントしています。

>戦争を謝罪していない

ドイツは戦争については特に反省しているわけでもありません。
ニュルンベルグのグラーザー博士
「このカテゴリーA(平和に対する罪)は、国際社会の合意をえるにはひじょうに難しい問題なんです。1945年以降、ヴェトナム問題でのアメリカを含む多くの主要国が戦争を行いました。ですから、アメリカと深い関係を持っているドイツの政治家は、あの条項について知ってはいても、それほど気にとめようとしなかったんです。戦後あまりにもたくさんの新しい戦争が起こされ、ナチス・ドイツについての問題は忘れられたわけです」
(「戦争責任とは何か」中公新書より)
と言うように、要するに「戦争はどこにでもあったこと」と言う認識だと言えます。
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> 「日本の戦争犯罪者は赦免の署名が4000万件あつまり国会で共産党を含む全会一致で決議された」



具体的には昭和 27 年 6 月 9 日に参議院本会議で決議された「戦犯在所者の釈放等に関する決議」がこれに当たります。国会会議録で確認することが出来ます。


ドイツの方は、日本のように「確実なソース」は存在しませんが、謝罪は行っていませんし、ドイツが侵攻したフランス・ポーランドなどへの国家賠償は行われたことはありません(ないもののソースは存在しません)。
ワイツゼッカー演説が「謝罪」とされていますがこれは誤りであり、ドイツ軍は「国の命令に従っただけ」の存在とされています。
一方でユダヤ人虐殺については、ナチスの思想の犠牲者になったとしてイスラエルに謝罪と賠償を行っています(これについては 1956 年のユダヤ人犠牲者補償法など)。
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脳みその代わりにたらこの詰まっている、安っぽい連中が、口から出まかせに、適当なことを言っているだけです。

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