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ポリエチレンテレフタレートの平均分子量を7.2×10^2とすると、1分子中に何個のエステル結合が存在するか??という問題で解答は、重合度が7.2×10^2/192より、『7.2×10^2/192・2=7.5×10^2』と書いてあったけど、正確には『7.2×10^2/192・2-1』という式の方が正しいのではないのですか?教えてください。

A 回答 (2件)

有機化学は高校以来なので、間違っていたらすみません。



>、『7.2×10^2/192・2=7.5×10^2』と書いてあったけど、正確には『7.2×10^2/192・2-1』という式の方が正しいのではないのですか?教えてください。

非常に重要な内容を含む御質問だと思います。

おそらくyukkyiさんの式のほうが正しいのだと思います。ただし答えが750でも750-1=749でもその差は1/750=1.33*10^-3、つまり約0.13%です。現実の問題では無視できる差です。
「そんないいかげんな!」と思われるかも知れませんが、この前提となる「平均分子量」の値自体が誤差を含んでいます(四捨五入分だけでも71500~72499.9999..の範囲)ので、このばらつきを持った数値を元にそれ以上細かい精度の議論をしてもナンセンスです。
しかも、実際の世界では、測定データは計器の誤差、読み取り誤差etcが複雑に絡み合っているため、正確な値を知るのは意外に困難です(大学の研究室に入って実験すれば痛感します)。

ということで、-1を省略した解き方はある意味、理工学の分野における独特の哲学を表すものだと思います。

ご参考になれば幸いです。

ちなみに、平均分子量は7.2*10^4の間違いではないでしょうか?ネットを探し回った結果、どうも7.2*10^2では高分子化合物としては重合度が低くなりすぎ(まだ気体?)のようです。これぐらいの値だと確かに-1が大きく効いてきます。
理工学では指数(->オーダー)が非常に重要(下手するとオーダーが分かればそれでOK!のものも多い)なので..。
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有効数字というのをご存知ですか?



この問題で有効数字は2桁です(7.2×10^2より)。
なので解答は7.5×10^2が正しく750では厳密に言うと正しくありません。
vikkyiさんの考えるとおり749としても有効数字は2桁なので四捨五入する必要があり結局7.5×10^2となるはずです。

化学において有効数字というのは重要ですのでお気をつけ下さい。
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