「群盲象をなでる」ということわざと同じ意味のことわざを教えてください。
「群盲象をなでる」ということわざがあります。
多くの盲人が象を撫でて、それぞれ自分の手に触れた部分だけで巨大な象を評するように、凡人が大事業や大人物を批評しても、単にその一部分にとどまって全体を見渡すことができないことです。
同じような意味のことわざを探しています。
日本のものでも、外国のものでも、どちらでもOKです!
「木を見て森を見ず」なら、ドイツ語に、このような言い回しがあります。
"den Wald vor lauter Baeumen nicht sehen" 意訳すると「目の前の木々ばかりに
こだわって森が見えない」といったところでしょうか。
もっとも近いのは[木を見て森を見ず]でしょう。英語からの意訳といわれます。
(You can not see the forest for the tree.)
群盲という言葉は差別用語の危険があり、この諺も使いづらい世の中になりましたので、少し意味は違いますが、木を見て・・を使われたらいいと思います。諺は時とともに応用(用例)が変るものです。昔は盲人を大切にして、生計が成り立つように一種の特権が認められていました。(目明きが同じ職に就けないなど)従って、盲人の中にはそれを悪用して庶民を困らせるものもいたといいます。群盲・・の諺には、庶民が日ごろのうっぷんを晴らす気持ちが込められていたようです。
凡人は大人物の心は分からないと解釈するのは拡大解釈ではないでしょうか。その意味なら[燕雀安んぞ鴻鵠の志を知らんや](えんじゃくいずくんぞこうこくの・・)がぴったりです。ツバメやスズメに大鳥の心など分かるもんかといった意味です。
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