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定年前男性です。早朝心臓あたりに不快感を覚えることがあり、狭心症を疑い診察を受けました。ホルター心電図など各種検査の結果として?な原因の不快感か ということで様子見となりました。(一か月先に再診察していただきます)
 検査のうち、造影剤による心臓血管のCT写真を見せていただきますと、左・右とも元のほうの部分で石灰化により真っ白に写っていました。先生は内腔が確保されておるし、末端に至るまできれいだから動脈硬化は起きておるのだが たちまち心配することは無用といわれました。
 ただあのように真っ白に写るほどの密なモノですから、血管に悪さをしないでしょうか?またこのモノはコレステロールによる血管内の盛り上がりとは別物なのでしょうか?先生に聞きそびれましたのでお教えください。

A 回答 (2件)

ご懸念のように、ある程度は悪さをしているものと思います。


血管は本来、ある程度の柔らかさ、伸びやすさをもっています。ゴムホースを想像していただければと思います。石灰化した動脈は鉄パイプみたいな状態です。硬くて伸びやすさがありません。血管抵抗が高くなり、壊れやすくもあります。血圧変化に対応しにくくなります。血管の内腔が狭くなりやすくなります。
「コレステロールによる血管内の盛り上がり」は粥腫(じゅくしゅ)やアテロームと呼ばれるもので、これとは似て非なるものです。こちらの場合は、溜まったコレステロールの部分である粥腫がやわらかいために、破綻しやすいです。破綻してそこに血栓をつくってしまうと血管を閉塞することになり、心筋梗塞になります。血管の壁がコラーゲン線維によって厚くなったり、粥腫によって厚くなったりした結果、時間が経つとそこに石灰化が起こってきます。石灰化は動脈硬化の完成形ともいえるのかもしれません。
質問者さんの場合、動脈硬化が進んでいるようですが、心臓CTのかぎりでは、粥腫などによって緊急的に対応すべきくらい動脈が狭くなっているわけでもないようです。定期的に見ていく必要性はあるようなので、きちんと定期受診してください。


石炭化と石灰化、粥状動脈硬化とその成れの果ての石灰化。難しいですね。
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看護師をしております。


石炭化は、コレステロールによる盛り上がりとは別物です。
石炭化は、血管そのものがもろく・硬くなっている状態です。diffusion99さんが思っている、コレステロールによる血管内の盛り上がりとは、おそらく動脈硬化症というものだと思います。
動脈硬化症は、リポ蛋白(コレステロール)が血管内に蓄積し内腔を狭くします。
石炭化は、カルシウムが血管内にくっつき、血管自体をもろく・硬くさせています。カルシウム(密度が濃いもの)のため、造影CTで白く映ったというわけです。
100%問題ないとはいいきれないですが、ご心配ならば、その不安を取り消すためにも、次回診察時もう一度ご質問内容を主治医に聞いたほうがいいかと思います。
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