プロが教えるわが家の防犯対策術!

今年還暦を迎える義母が、富士山でご来光を見たいと意気込んでいます。
しかし日頃からスポーツをやっている訳でもなく、登山も初心者。
1から登山用品を買いそろえ富士山に挑戦しようとしています。
もちろん家族も一緒についていく予定で皆義母に協力的なのですが
私としては義母も付いて行く家族もスポーツに縁のない家族なので体力的に今のままでは無理だと思っています。
(せめて近くの山など登り、ある程度の体力をつけてから挑戦せてほしい)
ただ私も登山経験がないので、強く意見する事もできず経験者の方の意見を伺いたいと質問させていただきました。
挑戦するのであればやはりリタイアはしたくなので、どの程度の体力が必要か教えて下さい。

A 回答 (3件)

こんにちは!


富士山の魅力にハマリ,もう10回以上登っている者です。
「富士登山競走」というレース(富士吉田市役所前~山頂)で完走したことも数度あります。
その経験から回答します。
(1)60歳になって,富士山挑戦という若わかしい気持ちを持てることは素晴らしいことなので,実現させてあげてほしいと思います。
(2)個人差はありますが,60歳という年齢は,筋力を鍛えれば,相応の筋力が付きますので,トレーニング効果は期待できます。
(3)周到な準備が必要で,「富士登山競走」のときは少なくとも半年前から,山練習をしていました。
(4)富士山登山に必要な能力は次のとおりです。
A 登りの筋肉。特に,ひらめ筋と大腿四とう筋(下肢と上肢の裏側の 筋肉)
B 疲労物質である乳酸の発生を抑えられる筋肉
C 高地順応能力
D 登山技術と登山知識(応急の救急処置の仕方を含む)
E 山を愛する心
(5)上記(4)A~Eの対応策は次のとおりです。
A 近くの山を登るという実践トレーニング。
 デパートの階段で,地下1階から最上階まで,階段1段飛ばしで,2時間以上できるまで練習すること。(階段1段飛ばしは,限りなく登山に近い世界です。スピードはゆっくりでかまいません。下りでも,登山後の下りに必要な筋肉が鍛えられます。最初から2時間は無理です。まず,15分から始めましょう。
B 朝,速歩き30分とか,持久的な練習をすると,体全体の毛細血管が発達するので,疲労物質である乳酸の発生が抑えられる体質になります。人は,これを持久力があるといいます。近くの山を登るのもこの練習になります。
C 酸素の薄い世界なので,2000M級の山を5~6月に登って,高地に順応しておくことが必要です。高山病は基本的には遺伝しますので,ダメな人はダメですが,たいがいの人は大丈夫です。できれば,富士山五合目~6合目を歩いて見ると,よい練習になるでしょう。
D 富士山は午後からスコールのような雨や雷がなったり,人の体ごと吹き飛ばす強風(大風=おおかぜ,と言われています)が吹いたりします。カッパ,救急用具も必要ですし,山登りの技術も必要です。天候に恵まれれば,技術なしでのぼれることもありますが,万全を期すことが必要です。
E 新田次郎の富士山がらみの小説や,日本百名山のビデオなどなど,やる気を大切にして,山を愛する気持ちは大切にしましょう。

 結論として,今から準備すれば,山頂まで登れます!
 体力としては,練習で5時間山道を歩く力があれば,本番ではなんとか山頂まで行けます。おすすめは1泊です。山小屋には風呂はなく,食事もレトルトのカレーだけなので,数泊すると,かえって疲れます。

 蛇足ですが,もし,富士山頂に立てば,次はどこの山か,ということになるでしょう!まだ,60歳です。素晴らしい人生が開けるでしょう。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
具体的なトレーニングも本当に感謝いたします。
このトレーニングをみて誘われた側の私がワクワクしています(笑)。
が・・・今から練習すれば遅くない!と義母に伝えた所
「もうちょっと暖かくなってからやる」とのこと・・・。
近くにいれば一緒に外に引っ張りだして練習するのですが、かなり遠方に住んでいるためそこまでは出来ず・・・
でも気持ちは変わらないようなので義母に任せたいと思います。
登山日数も、今の現状と数ヶ月後を考えるとちょっと厳しいかもしれませんが
出来るだけ1泊コースで行ける様計画を立てようと思います。
ありがとうございました。

お礼日時:2008/02/20 11:59

私自身は富士山登山の経験はありませんが、


海外・国内含めてトレッキング、登山経験はあります。

知人の富士山経験者は登山初心者ばかりで
若さに任せて登ってしまうパターンが多いようです。
基礎体力と運さえあれば登れてしまうところといえます。

富士山の場合は、登山道自体は整備されているので、
長時間歩くだけの体力、脚力と、高度障害の起こる高さに
なるため、そのための対応となります。

高山反応自体は弱い人で2000mを越えたところから出始めます。
3000mを越えるとほとんどの人にでます。

ひどいものになると一般的に高山病と呼ばれ、死に至る場合もあります。
酸素吸入で一時的には凌げますが、高度を下げることが一番の解決方法となります。

高山反応を抑えるためには、できるだけゆっくり高度を上げていくことが
大切ですが、富士山自体傾斜が急なのでそうも行かないようです。

一日5時間程度の傾斜のある斜面を二日続けて歩くことができる。
だいたいその辺が目安となりそうです。
富士山登山自体をトレーニングとする考え方も決して間違いではありません。
高所への順応も伴うからです。

案外、体力はいまどきの若い者のほうが弱いケースもあります。
まずは近くの山からという考え方のほうが望ましいことはいうまでもありません。

最後に登山のトラブルは大抵下山時に起こります。
下山時の筋肉というのは、普段鍛えられることがありません。
いわゆる膝が笑うという状況から発生します。
『空気イス』など膝まわりの筋肉を鍛えておくと少しはましなようです。
下りは特にゆっくり歩くことが必要です。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A4%85%E5%AD%90
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます!
高山病、富士山に登りたいと話を聞いた時、心配した事の一つです。
私達夫婦はスポーツ経験もあり20代と言う事もあり
今からでもスタミナと足腰の筋力をつければ何とかなるかなぁ~とは思っているのですが
義母と義姉に関しては、運動という運動に全く関わってきていない上
「テレビで登っている人をみると案外気軽に出来そう」とかなり登山を甘く見ているような気がして・・・。
やるからには達成感を味わってもらいたいので、体力作りと近場の山で登山練習をしてもらう様伝えてみます。
ありがとうございました。

お礼日時:2008/02/20 11:43

私は、はじめての登山で富士山に挑戦しました。


日頃運動もしていませんでした。
山小屋一泊のツアーに参加して、8合目でリタイア(8月でも寒かったため)
二回目挑戦、この場合も山小屋一泊のツアーに参加、8合目でリタイア(やはり寒さで)ホッカイロを沢山持参したのですが駄目でした。
三回目に挑戦し、山小屋二泊のツアーで昼歩くため、寒さもなく頂上まで登れました。
山小屋二泊タイプのゆっくりツアーをお勧めします。
近場の山で練習必要です。
登山靴と防寒具及びザック、ストック、水分が必要です。
ゆっくりですが、一日6時間は歩けるようにします。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます!
やはり夏場でも3000M級ともなると寒いんですね。
幸い祖母の住んでいる所は山がたくさんあるので早速今からでも
少しずつ練習したほうがよいと伝えてみます。
ありがとうございました。

お礼日時:2008/02/20 11:32

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