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せっかくの自作スピーカがヘッドホンに勝てません。どうしたらいいでしょう。

フォステクス F200A (クロス 600hz 6db/oct)
F120A (クロス 4000hz SQは6db/octTWはブロードな12db/oct)
FT33RP をそれぞれ指定バスレフ箱に入れて3Wayスピーカにしています。
ネットワークコンデンサは上は双信、下はムンドルフ、ポリプロ、コイルは空芯
ユニット前後位置は2mmづつ前後させ決めています。

STAXヘッドホン SR007とSR404をレファレンスにチューニングをしました。最低域や007の量感までは無理ですが、SR404程度のバランスまではつめることができました。

しかし、音という面で比べると、全域、特に中高音が大負けです。STAXの透明さ・やわらかさ・きれ・つや・空気感が全く出ません。がさがさやせていて、しかもくすんでいる。イヤホンのER4sにだって負けています。

どのようなパーツやユニットを使えば、STAXやERに匹敵するとまではいわずとも、近い音がでるでしょう。どなたかお教えください。

(低歪・忠実度・繊細さという点では、ラウドスピーカはコンデンサヘッドホンには原理的に勝目がないのは充分知っています。でもそれを割り引いても大負がひどのです。これでは聴く気になれません。)

☆同じ質問をyahoo知恵袋でもしています。

A 回答 (6件)

>> 以上のことを総合し、大成功と評価しています。

皆様ありがとうございました。 //

とあったので、もう解決したのだと思ったのですが...

(少なくとも私よりは良く勉強されていると思いますので、私の脳みそを逆さにして振ってもこれ以上ご参考になる知恵は出てこないと思いますが、気になる点がいくらかありますので、本題からは脱線しますが記しておきます。)

>> 測定しろとの話もありますが、古来測定だけはいいSPは出来ず //

もちろん、そうです。ただ、問題は、客観的なデータなり理論なりに基づかない話は科学的な議論(物理科学だけでなく、社会科学でも)の対象になり得ないということです。

少なくとも、TFF(ツイーター/フルレンジ/フルレンジ)という構成は一般的とは言えないでしょう。ふつう3Wayというと、TMW(ツイーター/ミッド/ウーファー)です。いいかえれば、TFFがTMWより総合的に見てメリットがあるという主張は、既存の概念に対する批判・挑戦です。であればこそ、客観的な結果を示して「だからTFFの方が優れているんだ」といわなければ、批判したことになりません。「俺はこっちの方がいいと思う」というだけならば、「ああ、そう。まあ趣味の世界だからね。あなたがいいと思うなら、それでいいんじゃないの」となって話が終わってしまいます。

gkrsnamaさんが、科学的に検討し、批判し、議論できるだけの素地をもっていながら、結論に至る過程が科学的でない(仮説が仮説のままで終わっている)という部分に、疑問を感じるのです。

(蛇足かつ余計なおせっかいですが、ご自身でウェブサイトを開かれてはいかがですか? ここは、性質上、従来の通説的見解による回答を得ることを目的としており議論の場ではありませんから、それを外れた事柄に対して同調を得たり、望みに沿った回答を得たりすることは困難だと思います。)

>> 位相特性に優れた6dbネットワーク //

そこまでこだわるなら、そもそもバスレフ箱を使うこと自体、いかがなものかと思います。文字通り位相が回転する方式ですし、群遅延や過渡特性の面でも密閉型に劣るというのが通説的でしょう。

また、いっそうのことマルチアンプ化して、チャンネルディバイダで切ってしまうことも考えられます。パソコンを使えば、帯域ごとに位相をシフトして再生することも可能と思われます。
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この回答へのお礼

こちらのサイトの使い方が良くわからないので、結論をつければいいのですね。ありがとう。お礼はどうやってつければいいのでしょうねえ。やり方を調べてみます。

今はヘッドホンばかり使っています。しかもWiN系のプログラミング言語の習得で頭がいっぱい。いろんな技法が登場しているのも知っていますが、残念ながら道具も知識も学ぶ余力がありません。

でもちょっと仕事が暇になったんで、昔やった自作を覗いてみました。すると安価なポリプロコンデンサが出ているではありませんか。(33マイクロで3000円!従来ならポリプロを使うとSQ用コンデンサで十万円以上なんて感じでしたから。泣く泣くブラックゲート(5000円!)を試したけどやっぱり×)それでで懸案のSQのローカットに挑戦したのです。

結果は報告の通り大成功

あなたのアドバイス(バスレフを閉じろ)というのはすばらしい効果を生みました(中域の変調歪が激減なんでしょう)。いままでSQ出し放し
の時より音が相当良くなった。出し放しのときにもやや感じていた、ローを切ったら一層感じた、「中高域ががさがさやせて堅い」というのがキレイさっぱりなくなりました。よくフルレンジを切るのは禁物って言われるんですけどね。

音場感と位相(長岡教祖のうけ売りですけど)
500万超の超高級機はしらず、手が出る範囲(を越えても)のSPならSTAXに張り合うSPはありません。あえてSPを使うんですから、STAXではでない音を出さなければってことです。

6dbではネットワーク由来の位相ずれはりません。これを使えば、ワンポイント系の録音からなら「コンサートホールがでます」。

あとバスレフなんですが、位相回転は360度(密閉は180度)、しかしこのあたりは音場感にあまり関係ないとおもっています。低音が遅れて不自然という意見もありますが。どっちにしてもユニット由来の位相回転もありますし。

長岡さんのいうことは怪しげで、全体が暗示と錯覚なのかもしれませんけど。(オーディオって宗教と同じ?心の満足?)

お礼日時:2008/02/29 05:16

>ローを切ったら中高域がきれいになるかと思ってたのですが全然ならなかったので、質問させていただきました。



まずはF120Aだけでネットワークを通さずに聴いてみてどうでしょうか?
この音色(中域)が気に入らないということであれば、ネットワークで切ってみても改善はしないのではないかと思います。
フルレンジをスコーカーに使うことは一応可能ですが、中域専用に設計されたスコーカーと同じにはなりません。
FOSTEXではスコーカーユニットは市販していません。海外製品をネットで購入することは可能かも知れませんが。

メーカー製3ウェイを購入するのが、早道ではないかと思います。
メーカーでは設計に合うものを特注でユニットメーカーに作らせることもできます。
高価な測定器も防音室・無響室もあります。当然ノウハウもあります。
メーカー品を試聴して買うのが、最も近道ではないでしょうか?
自作はいじる楽しさはありますが、メーカーレベルに到達するのは困難です。

この回答への補足

先の方ともども報告です。
以下の点を修正しました。

F120に手持ちLを2つ直列で接続していたのを一つにした(L直列は最悪、良くわかった)
F120バスレフを閉鎖(Cにより低音制動がなくなったので重要)

評価:
まだSTAXと差はあります。しかし、修正前は録音年代で半世紀分の差だったものが、特上ホールの最上席と最後列席の差という程度までつめられました。やわらかく繊細で自然で余韻の再現がよく、きちんと解像しつつも一つに解け合った感じがあります。輝くばかりの音になりました。特に奥行・高さがよく出ています。

接続 すべて正相 並列のRは帯域外のDF対策
F200+R15(並列) L1.8 (バスレフ)
F120+R8(並列)  L0.3 C69 + センタドーム前に径3.5吸音材を置き補助ハイカット
FT33  L1  C3.3 板で隠して音量を調整

測定しろとの話もありますが、古来測定だけはいいSPは出来ず、それよりは忠実度が高い優れた製品を参照したほうがいいという議論も聴きます(メーカSPが必ずいいとはいえないでしょう。当否の判断は不能)。参照目的のために良く挙げられるのがゴトー全ホーンとSTAXです。

さて、コンデンサヘッドホンは、ラウドSPが避けることのできない性能低下要因(振動板質量、共振、分割振動、位相回転、内部損失!、室内音響などなどなど)を原理的にほぼ0に出来ます。結果、物理特性は驚異的な値を示します。STAXによれば振動板は見かけ完全な剛体として運動しているとのこと。(完全な剛体ってSP屋ならぐっときませんか?あのたった1μのぺなぺなの膜が!)なかでとくにSR007は究極を目指して開発され、数々の神話に飾られ、世界一の発音体とまで言うものすらいます。だから音色の好みは別として、どのメーカーにとっても質的にSTAXに匹敵する音を出すのは困難だと思います。

しかしSTAXがラウドSPに原理的にかなわない分野もあります。音場感。(といっても404はともあれ007は相当いい。目の前にオケが並びますしホールの空気感もでます。)

ぼくがフルレンジを使うのは位相特性に優れた6dbネットワークを作れるからです。位相が乱れなければ音場感も出る。それに小口径フルレンジなら、専門SQと比べ過渡特性以外はさほど負けないでしょうし。(しかも本当の立ち上がりはTWが出すし)。下手に12db以上のネットワークで本格派のユニットを組んでもSTAXに到底届くはずはないですし、逆に音場感がなくなってしまうことでしょう(こういうのはメーカー製高級品によくあります)。

以上のことを総合し、大成功と評価しています。皆様ありがとうございました。

補足日時:2008/02/26 23:35
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>> 背景説明 //


「事情」は分かりましたが、相変わらず「理由」が分かりません。「もともとF200A+FT33RPだったのですが、STAXに比較して中高域がきわめて不満でした。よって間にF120Aを足しました。」ということは、「F120Aを加えればSTAXと勝負できるくらいに良くなる」と思ったということです。その「良くなると思った理由」が何か、ということを、No.3の私の回答(おそらくNo.2の回答者も)でお聞きしています。また、「ミッドのF120Aも指定バスレフ箱ですか?」という点についても、何ら説明がありません。

要するに、いいたいことは先の回答の通りだということです。

もっと口の悪い言い方をすれば、「フルレンジ/フルレンジ/ツイーターって時点で望み薄だと思うよ。素直にユニット買い替えて、測定用のマイクを買って、1から作り直した方が良いんじゃないの? 今の構成でもSTAXと勝負できると思ってるなら、その理由は何?」ということです。

もう1つ付け加えるとすれば、メーカー製品のスピーカーであなたが許せる音のするもの(STAXなりER-4sに比肩するもの)があるはずなので、自作スピーカーはそれと比べた方が良いでしょう。手元にない、あるいは知らないなら、探した方が良いです。それが、どのくらいのコストと技術をかけて作られているか知ることが、それより良いスピーカーを自作する近道です。

この回答への補足

上の方と共通の報告をしております。意見を参照させていただき、バスレフを閉じました。(SQとして使うなら低音制動がなくなるので、外部から影響を受けないように閉じるのは必須ですね。ユニットのf0の方はどうしようもありませんけど。それは並列R8オームで対応しています。=フルレンジに直列のLCネットワークは禁物といわれますが、並列抵抗をいれて帯域外DF対策をすれば、害はなくなるように思います)

補足日時:2008/02/28 08:19
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>> それぞれ指定バスレフ箱に入れて //



まさか、とは思いますが、ミッドのF120Aも指定バスレフ箱ですか? そうであれば、無意味であるばかりか、ウーファーの音圧でポート共振が起こってF120Aが揺さぶられるので、当然、歪みます。

また、そもそも、F200Aはフルレンジです。なぜウーファー/ミッドレンジ/ツイーターという常識的な3Wayではなく、フルレンジ/フルレンジ/ツイーターという無理やりな3Wayなのでしょうか?

>> ユニット前後位置は2mmづつ前後させ決めています。 //

これは、測定した上での結果ですか? もししていないなら、するべきです。というか、客観的なデータなしにマルチウェイを組んでも、「鳴ればいい」という域を出ることはないでしょう。定評あるメーカーの製品に比肩するものを作りたいなら、なおのことです。

同じことは、No.1の解答に対する補足についてもいえます。

>> 全体に吸音性の部屋だと思います。 //

これは、客観的にそうであるのか、「音を吸いそうなもの・拡散しそうなものがおいてあるから、そうなんだろう」という程度の話なのか、どちらですか? 後者であれば、これも測定した方が良いでしょう。思っているほどきれいな減衰特性ではないことが普通です。

この回答への補足

背景説明
F120Aはいままでローを出し放しにしていたのですが、F200Aとかぶってローが盛り上がりますし(ラウドネスでいいくらいかも?)昆変調歪み振幅歪みなどの問題があるので、高性能で安価なppコンデンサが出たこともあり切って見ました。以前、電解でスコーカをきった時はぼけボケになったのですけれど、ppコンデンサならそんなことはありません。
(ネットワークでかいておかなければならない点は、クロスオーバ外のDF悪化を気にして、TW以外は抵抗8Ωをパラにしている点です。そのため4Ωのスピーカとして設計しています。)

ローを切ったら中高域がきれいになるかと思ってたのですが全然ならなかったので、質問させていただきました。

>> それぞれ指定バスレフ箱に入れて //
もともとF200A+FT33RPだったのですが、STAXに比較して中高域がきわめて不満でした。よって間にF120Aを足しました。各ユニット箱は別で、それぞれがフルレンジでも使えますし、前後と向きを調整できます。

ユニットの前後位置調整は、モノラルレコードを再生し、左右で値を変えておいて、クロスあたりの音圧が高い方が正解として決めています。

部屋を測定したわけではありません。

スーパウーハ方式は小口径フルレンジの中低域が頼りないので、考えていませんでした。

聴くのはクラシックとJAZZで中低域はフラットもしくは膨らみ目がいいと思います。(ポップスやロックは中低域が下がってる方がいいみたいですね。)

補足日時:2008/02/23 13:35
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20cmフルレンジ+12cmフルレンジ+ツィーターという組み合わせに、無理がある気がします。


F200AとF120Aがかぶっているのでは?(一応ネットワークで切ってはいますが。)
フルレンジ+ツィーターというのが普通の使い方だと思います。

F200A+FT33RPまたはF120A+FT33RPの2ウェイで使ってはどうでしょうか?(クロスオーバーは4kHz)
これなら今お手持ちの部材で実験できます。

3ウェイで行くのなら、F120A+FT33RPにサブウーファーを加えるのが良いのでは。
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部屋の影響はどうでしょうか?


壁・天井・床などの材質、形状
家具の材質、配置等の影響で音の帯域にピークやディップが出来ます

この回答への補足

両壁面は本棚で反射吸音がばらまかれています。前は石膏ボード、後ろは吸音性の家具、床はカーペット、天井は石膏ボード。全体に吸音性の部屋だと思います。

補足日時:2008/02/23 09:30
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