プロが教えるわが家の防犯対策術!

シナリオ(お話作り)の勉強をしたくて、短編小説の傑作選のようなものを探しています。
特に読んでみたいのは、
・ジャンルは問いませんが、一話あたりのページ数が平均50ページ以下だとベストです。
・言い方がアバウトなのですが、エンターテイメント性のあるもの(話に引き込まれる・ハラハラドキドキ・ラストが明るめなものなど)

この条件に合いそうな短編集をご存知の方いましたら、教えて下さい。よろしくお願いします^^

A 回答 (4件)

 こんにちは。

良かったら参考にして下さい。
 短編小説の王道なので既読かもしれませんが、O・ヘンリーの短篇集はいかがでしょうか?「最後の一葉」は有名ですが、それ以外にもラストのどんでん返しにビックリしたりする短編がいっぱいです。画家とパン屋の話が結構印象に残っています。1話辺りの話も結構短かったと思います。全集を探したのですが絶版だったので、図書館に置いてあると思いますので、お探し下さい。↓は岩波文庫の傑作選で20話が収録されています。
http://www.iwanami.co.jp/cgi-bin/qsearch
 浅田次郎さんはインタビューや対談で短編に力を入れているというような事をおっしゃっていたので、浅田さんの短篇集はいかがでしょうか?
●霧笛荘夜話
 霧笛荘というアパートを案内する老婆がかつてここで暮らしていた十人達の物語を語る形式で物語が進みます。1話1話は独立していますので連作ですが短篇集としても読めます。切なかったりドキドキしたりと浅田ワールドに引き込まれます。4月に文庫が出るようです。
http://books.yahoo.co.jp/book_detail/r0323812
●沙高楼綺譚
沙高楼という上流クラブのような所に集まる人達が語る物語を集めた連作短篇集です。「霧笛荘夜話」と同じで話は独立していますので、短篇集としても読めます。ちょっと怖くてドキドキして、しかも「本当に合った話」を「嘘偽りなく語る」事が目的なので、ピンと張り詰めた空気までが漂ってきそうな感じです。
http://books.yahoo.co.jp/book_detail/31609483
http://books.yahoo.co.jp/book_detail/31495857

●重松清さん「小学五年生」
 泣ける話もありますが、ほのぼのとする話もあり、明るい気分になる話もあります。全て小学5年生が主人公で、重松さんらしいリアルで温かな子どもへの目線で書かれている短篇集だと思います。1話1話も短いです。
http://books.yahoo.co.jp/book_detail/31860728
●金城一紀「映画篇」
 全て映画に関する短篇集です。中心にフランス映画(話の中で必ず酷評されています)が出てきますが、それ以外は1話1話は違ったストーリーです。最後の皆で協力して映画を上映する話は笑って、温かな気持ちになります。
http://books.yahoo.co.jp/book_detail/31924644
●奥田英朗「イン・ザ・プール」
 既読かもしれませんが、変態&ハイテンションの伊良部医師シリーズの第1巻です。1話1話違った症状を訴える患者が出てきて、それを馬鹿馬鹿しく&テンション高く治していきます。シリーズ2作目は直木賞を受賞しました。
http://books.yahoo.co.jp/book_detail/31667444

 ご参考までにm(__)m。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。「空中ブランコ」は、書店で半分ぐらい読みました!あれは2作目だったんですね^^;
他のものについてはまだ読んだことがないので、ぜひ読んでみようと思います。

お礼日時:2008/03/04 13:57

 シナリオ(脚本)については全くの素人ですので、見当違いでなければよいのですが、複数の作家によるアンソロジーでお薦めの文庫を数冊・・・。



○『レベッカ・ポールソンのお告げ~13の恐怖とエロスの物語~』(文春文庫):スティーヴン・キングをはじめとした13人のアメリカの実力派作家たちのアンソロジーです(坂東眞砂子に似たタイトルの短編集があって、それもお薦めですが)、20~40ページ程度の短編集ですがどれも読み応えありました。
http://www.amazon.co.jp/%E3%83%AC%E3%83%99%E3%83 …

○『英米超短編ミステリー50選』(光文社文庫)
 こちらは全編10ページ程度の超短編集ですが物語としても充分堪能できる作品が数多くありました、何かのヒントがいっぱい埋もれていそうな気がするのですが・・・。
http://www.amazon.co.jp/%E8%8B%B1%E7%B1%B3%E8%B6 …

○ 90年代初に文藝春秋が古今東西の傑作短編集を全8巻編さんしているのですが、その中で個人的にお薦めなのが、『アンソロジー人間の情景1~運命の法則』、『同6~奇妙なはなし』(文春文庫)。この文庫、絶版になっているようですが、ネットの古書店を検索してみると結構ヒットしました。文庫でこの内容は絶対お得、ぜひ全巻揃えてみてはいかが・・・。
http://kdai-toshokan.web.infoseek.co.jp/ningenno …
http://bookshelf.co.jp/product_info.php/products …

 複数作家のアンソロジーではないのですが、意外とお薦めなのが『小泉八雲集』(上田和夫訳、新潮文庫)、個人的にはポーやカポティー、夢野久作といった作家たちの作品集にもひけをとらないと思っているのですけれど・・・。
http://www.amazon.co.jp/%E5%B0%8F%E6%B3%89%E5%85 …
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この回答へのお礼

ありがとうございます。お詳しいですね!どれも知りませんでした。いろいろ参考になります^^

お礼日時:2008/03/04 14:00

個人的には短編小説なら『横山秀夫』さんが好きですね。


ハラハラ感は無いですがサスペンス系なのですが人間ドラマが盛り込まれています。
他は、『重松清』さんでしょうか。短編ものが多く出版されいます。個人的に人間ドラマが好きなので、これもその部類に入ってしまいますが。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。僕も人間ドラマは好きですよ!
重松清さんは、他の方もオススメしてくれているようなので、ぜひ読んでみようと思います。

お礼日時:2008/03/04 13:54

星新一の本なら、何でも良いかと思います。

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この回答へのお礼

ありがとうございます。昔少しだけ読みましたが、改めて見直してみようと思います。

お礼日時:2008/03/04 13:50

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