プロが教えるわが家の防犯対策術!

このカテゴリ-で良いのかわからないのですが、「この花咲くや姫」という
神話?がありますが、どういった話なのでしょうか?
ご教授ください。お願いします

A 回答 (2件)

木花咲耶姫は大山祇神(おおやまづみのかみ・国つ神の1人)の娘で,そのあまりの美しさに瓊々杵命(ににぎのみこと・天照大神の孫で高天原から地上を治めに天下ってきた)が海岸で一目ぼれをします.


「ににぎ」が求婚すると「さくや」は父に申し込んでくれと言います.
申し込むと父の「おおやまづみ」は大喜びで,姉の岩長姫(いわながひめ)も一緒に嫁がせました.
ところが「ににぎ」は「いわなが」がブサイクなので気に食わない,父のもとに送り返してしまいました.
すると「おおやまづみ」が言うには,「いわなが」を嫁がせたのは「ににぎ」の命が岩のように安泰で長くあるようにとの願いだったのだが,「さくや」だけを娶ったのでは「ににぎ」の命は花が散るように短いだろうということです.

これは神の子孫であるはず天皇が普通の人と同じ寿命しかないことの説明となっています.

さてその後「さくや」は身ごもるのですが,あまりに早い妊娠に,本当に俺の子かと「ににぎ」が疑います.
その疑いを晴らすために「さくや」は出口のない産屋に火を放ち,見事出産を果たします.
そのときに生まれたのが「海幸彦・山幸彦」ともう1人です.
(日本の神話では3人登場しても,1人は影が薄くその後ほとんど登場しないことが多いです.例:天照大神・スサノオ・月読)

「さくや」はその後もとの姿(ワニかなにか)に戻って帰ってしまいました.
現在は富士山の神様で,富士山本宮浅間大社に祭られています.

詳しくは「古事記」「日本書紀」あたりを読むといいですよ.
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この回答へのお礼

ご回答有り難うございました。
海幸彦、山幸彦のお母さんだったとは。
そういうつながりだったのですね。
大変良く分かりました。
ありがとうございました

お礼日時:2002/10/28 14:44
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この回答へのお礼

ご回答有り難うございました。
教えていただいたHP大変参考になりました

お礼日時:2002/10/28 14:40

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