プロが教えるわが家の防犯対策術!

こんにちは
どこのカテゴリーにも属さないようなので、「その他」で質問します。
しばらく万年筆から遠ざかっていましたが、最近また気に入った一品を購入し末永く使いたいという気持ちになっています。(年のせいかな… 当方40代後半です…)
万年筆に使用するインクですが、単なる黒やブルーブラックのようないわゆる「定番」色ではなく、それなりに個性の強い色を使いたいと思うのですが、万年筆メーカーと異なる会社のインクを使用することは問題ありませんか?
某ショップで聞いたところでは、積極的には進めないがまあ問題ないでしょう、但し、パーカーのみは他社のインクの使用・または他社万年筆にパーカーのインクを使用するのはやめるべき、とアドバイスされました。
まだ決定したわけではないですが、個人的にはペリカンの万年筆に下記のインク等良いかな? と思っているのですが、問題無いでしょうか?
http://www.fp-hakase.com/product/color.html
どなたか良きアドバイスをいただけましたら幸いです。

A 回答 (2件)

30年来万年筆を使っています。

thuyさんも是非はまってください(^^;

これまで万年筆もインクも色々組み合わせて試しましたが、確かに万年筆とインクの相性はありました。例えばある万年筆に「モンブランの黒を入れたら、暖房の効いた部屋でしばらく(2~3分)キャップを外していたらインクが出にくくなった」のようなことです。確かに「モンブランはフローの悪い難しいインク」という話をよく聞きますので「やっぱりか」くらいですぐに別のインクにしましたが。

でもこのようなことは稀でしたので、普通はあまり気にしなくてもよいと思います。ただ「セーラー極黒」のような顔料系のインクは極細ペン先(インク流量が少ない)だとフローが悪くなりやすいかもしれません。

ペリカンもそうですがプライベートリザーブやヌードラーズ、ヤンセンなど多色のインクがありますし、国産でも元々セーラーは色数が多めですが、最近は「あさぎ色」「桔梗色」など意欲的に新色を出しています。パイロットも出したようです。年齢からして金銭的には余裕がおありと思いますので、色々と試されてはいかがでしょうか。
ただしインクを別のメーカーに替えるときは、十二分に掃除してからにしないとインク詰まりを起こすことがあるそうですのでご注意ください。

またインクに関してこんなサイトもありますので参考になると思います。
http://members.jcom.home.ne.jp/y-mo/fullhalter/i …

以下は趣味の世界に入りますので、適当に読み飛ばしてください
個人的にはインクは「夏場汗ばんだ手でこすってもにじまない」ことを条件としています。パイロット、セーラー、プラチナの国産3社とモンブランは問題ありませんが、パーカー、ウォーターマン、ペリカンなどは(書いた翌日でも)にじむことがあります。(ブルーブラックです)

プライベートリザーブは多色の上、インクのミキシングが可能ですから、自分だけの色が作れます。ただし個人的には「乾きが遅い」ように感じましたので好んでは使っていません。
またセーラーは公には推奨はしていませんが、複数の色を混ぜても問題がないといわれています。3/18~23に東京の三越本店で「世界の万年筆祭り」が開催されますが、セーラーは例年インクの調合を行っていますので、自分だけのインクを調合してもらえます(切れたらどうする?)

国産3社のインクボトルは非常に使いにくいです。特にセーラーは最悪。ボトルの底面積が広いためインクが残り少なくなると吸い上げにくくなります。ボトルが秀逸なのはモンブラン。靴の形をしていて、インクが少なくなったら「かかと」の部分にインクを集めれば吸い上げやすいですね。私は「速乾性でにじまない」セーターのインクを何色か混ぜて、モンブランのボトルに入れて使っています。
ボトルの形はヤンセンも捨てがたいですが…

もう病膏肓ですね(^^;
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
janvierさんもzap35さんからも長文の回答をいただき、ご回答者様たちの万年筆への熱い思いを感じました。

これも個人の好みの領域ですが、Pelikan SAHARAに一目惚れしてしまいました。サイトの写真で見る限り極端な色(!?)としか感じなかったのが某ショップで現物を見てから途端に欲しくなってしまいました。
値札を見て… う~~ ろくまんえん… …金銭的に余裕がないもんで(笑)、カミサンに内緒でいかにうまくやるか、悩んでいます。 

教えていただいたサイト見ました。
インクの色は相当奥が深そうですね。本当にはまるかもしれません。
しかしこれだけ「熱く」回答くださる方がいるのに独立したカテになっていないのは残念ですね。
とにかくご回答いただきありがとうございました。

お礼日時:2008/03/02 22:23

 わたくしも万年筆が大好きなので、いろいろなブランドの万年筆が今も引きだしの中にざっと十数本ぐらい入っています。

手帳やメモなどに使う日常携帯用、手紙書き用、原稿執筆用、イラスト用にスケッチ用、あるいは万年筆好き人間と知られてプレゼントされたものなどといつの間にか増えてしまったものです。

 良きアドバイス・・・・といえるかどうか、メーカーの異なるインクを使用することは問題ありませんか?と聞かれたら問題ありませんと明確にお答えするだけの根拠もなく勇気もありませんが、経験のうえからは問題はなかったとお答えできます。

 最近ではごく真面目に・・・というか、結局は指が汚れたりしないように・・・というか、それぞれのブランド毎に専用のカートリッジを常時用意しておいて小まめに使っていますが、ひところは全部の万年筆それぞれに添付のスポイド式のカートリッジを装着して、やはりファンシーな色のインクを使ったり、逆に、面倒だからとパイロットのブルーブラックだけを吸い上げさせて使ったりと、いろいろなことをしてきました。

 結論から言いますと、あまりにも長期間使わなかったためにインクが乾いて流れ具合が悪くなったということはよくありましたが、インクの特性が万年筆に合わなくて調子が悪くなったといったことは一度もありませんでした。 

 もうすこし具体的に言いますと、化学反応を応用して作られたごく標準的なブルーブラックだけは、万年筆によってはちょっと放置していると多少は固まりやすく詰まりやすいと言えますが、普通程度に使っている限りではパーカーやシェーファーも含めてすべてブルーブラックでもなにも起こりませんでした。
 ましてその他の色のインクのほとんどは染料系の製品ですので、化学的に詰まりやすいといった理由も考えにくく、実際に詰まったこともありませんでした。

 それよりも、万年筆のペン先の太さ(文字の太さ)によってインクの乾き具合や詰まりやすさが大きく違っているように思います。細字用の万年筆はやはりどうしても詰まりやすいようですが、モンブラン、ペリカン、ウォーターマンなどといったブランドのものは比較的太字のものが多いようですから、その分詰まりにくいとは思います。

 また、詰まるということもあまり怖がらなくても大丈夫です。詰まったら、ペン先の部分を回して外し、カートリッジやスポイドを抜き取ってから、そのままユニットごと中性洗剤を薄めたぬるま湯にしばらく浸しておきます。頃合を見計らってカートリッジの挿入口側から水道の水を当てて洗剤を洗い流し、あとは同じところを唇ではさんで強く吹いてやれば水分も抜けて簡単に直ります。

 
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この回答へのお礼

早速ご回答ありがとうございます。
私も昔カートリッジ式の比較的安価なモンブランを使っていたことがありましたが、使用頻度がだんだん少なくなり、最後は年賀状の宛名書きに年1回使うだけとなってしまいました。当然、1年放っておいたらインクも乾いてしまい、カートリッジのはめ替えをよくやりました。(ご指摘の通りブルーブラックを好んでよく使っていました。)

異なるメーカーのインクを使うこと(多分)問題が無かろうということも長年の経験に基づいてのことと思いますので、回答を見て安心しました。
今私が使いたいなと思っているのは、茶から黒に近い色、セピア色、または多少赤みがかった黒(チョコレート系かなぁ?)です。これはたぶん純正品では探すのが難しいと思います。
気に入った色を見つけて、これを太字のペンで書きたいな… と。
これから「楽しく」悩んで行きたいと思います。
ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2008/03/02 22:08

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