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GDPで民間在庫品増減という項目がありますが、これはなぜ増加率を計算しないのでしょうか?逆に、寄与度が計算されているのはなぜでしょうか?
経済学初心者ですが、どうぞ、よろしくお願いします!!

A 回答 (1件)

質問はいわゆる在庫投資のことですがこの算出はt期の在庫水準とt-1期の在庫水準の差として求めます。

在庫水準が減っていれば在庫投資はマイナスになり何らかの事情で大幅な在庫の積み増しが行われると在庫水準の差は大きなものとなり在庫投資の額は大きくなります。これらの結果在庫投資の増加率はマイナスになったり大きな値(例えば120%の増加)となったりします。他の項目(例えば消費)はt年の伸びが2%、t+1年の伸びが2.3%といったように実額よりも増加率で見るのが便利なのですが在庫については-30%の次が55%といった具合に伸び率で見ることで理解しやすくなるということが見込まれません。そこで伸び率は通常使われないということです。なお寄与度というのは在庫投資の変動でGDPの伸び率がどの程度動いたかというものなので極端な数字を取ることはなく(せいぜい0.x%といったマグニチュード)在庫の変動がGDPの動きを攪乱している程度を見ることができるのでこちらは使われるということです
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この回答へのお礼

ありがとうございます!!確かに、在庫の概念の伸びは必要ありませんね。とても詳しい説明、どうもありがとうございました。

お礼日時:2008/03/09 10:58

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