プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

私は現在36才で、高校、大学とラグビーをしていました。私は3番だったので、スクラムへのこだわりが強く、試合の勝ち負けよりも、スクラムの勝ち負けにこだわったときもありました。当時はスクラムトライもあったし、スクラムが強ければ、ずっとスクラムで攻めようとしたり、逆に相手ボールではプッシュしてボールを奪ったりという時代でした。
現在の高校ラグビーではスクラムは1m(でしたか?)しか押せないですよね。そうすると、たとえ押されてもそこからキープしなおせば問題ないし、そもそも押し合いするということがあまりないですよね。そうなるとスクラムというのは、昔ほど大事なことではないんでしょうか。またプロップの選手でも私のようにスクラムにこだわりを持つこともないのでしょうか。
指導者の方あるいは現役の高校生の方、教えてもらえませんか。

A 回答 (2件)

僕は先日の花園を最後に引退した高校生です。

今の高校ラグビーでは、安全のために1.5mまでしか押せません。1.5m以上プッシュすると、スクラムアゲインか、もしくは審判の判断で、ペナルティーをどちらか(わざと押されてるようなときは押されたほう、何度注意しても1.5m以上押してるときは押したほう)に与えられます。
さて、スクラムの意味ですが、たとえ少ししか押せなくてもたとえば、NO.8がスクラムサイドを仕掛けるとき、仕掛ける方向だけを押してやれば、(高校では45度までスクラムを回転させることができます。大学以上は90度)相手のフランカーの出足が悪くなり、少しでも多くゲインする事ができます。BKラインにボールを展開するときも同様です。
また、精神的な意味もあります。スクラムはFW同士の小細工の聞かないガチンコ勝負なので、ここで力の差を見せつける事は大きな意味があります。こいつら強い、と思わせてやるのです。またFWってのは、基本的にBKよりも体がでかくて強い奴らの集まりです。だから、そのFWが負けてるって事は、BKにも大きなプレッシャーとなります。
だから今でも、というか昔以上にPRはスクラムにこだわりを持ってますよ。
押されると、プライドが自分を許さないし、バックスがよいチームだったりすると、FWが押してれば勝てた、なんてコメントされることもありますから。
あと話はそれますが、古くからの高校ラグビーファンの意見ですけど、「昔はFWの強いチームしか勝てなかったが、今はFWがだめでもBKがよければ勝つこともあるから、どういう展開になるのかわからず、より面白くなった。」といってました。1.5mしか押せない事にもそれなりの意味があるのです。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました。たしかにおっしゃるとおりでしょう。今でもプロップはスクラムにこだわってると聞いて、安心しました。これからもラグビーがんばってください。

お礼日時:2001/02/10 00:32

僕は現在大学でラグビーをしています。

高校の頃、僕たちのチームはフォワードの体も小さく、スクラムでよくボールを奪われてしまう弱小チームでした。僕が高校2年のときにルールが改正され、スクラムは1.5メートルまでしか押せないようになりました。今まではスクラムでボールを奪われていたのですが、ルール改正によりなんとか1.5メートル耐えようと考えるようになり、僕たちはスクラムにこだわりを持つことができるようになりました。バックスがそこそこ強かった僕たちは、スクラムでボールが確保できるようになり、念願の花園にも出場することができました(もちろん全国の壁は厚かったですが)。
terachanさんたちのようにスクラムが強いチームにはつらいルール改正だったかもしれませんが、体が小さいチームにとっては心強く、スクラムにこだわりを持てるルール改正だと感じています。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました。なるほどルール改正によってスクラムにこだわりがもてるようになったとは、新しい発見でした。

お礼日時:2001/02/14 19:56

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